サルサバーで「必ず」かかる曲が、Marc Anthony(マーク・アンソニー)です。
「必ずといっていいほど」、と書くべきか迷ったけど、僕が知る限り極限られた例外的なイベントを除いて、流行っているサルサバーであるならば、もう、「必ず」と言ってしまっていいのではないだろうか!?
「サルサ?何それ?」 の方には馴染みがないかもしれませんが、Marc Anthony(マーク・アンソニー)はラテン界では【サルサ音楽の帝王】と呼ばれるほど、サルサ歌手として非常に有名です。
そんなマーク・アンソニーの曲の中でも、僕が特に気に入っているお気に入りが、”Vailo La Pena”です。
Marc Anthony - Valio La Pena (Salsa Version)
この曲がかかると、サルサバーがめっちゃ盛り上がります!
DJなら必ず押さえておきたいレパートリーの一曲ですよね。
ただし難点は、初心者には踊るの難しい。。。
だけど、だからこそ(?)曲に合わせて踊れるサルサ中級者以上には、踊っていてたまらなく楽しい一曲です!
そんなマーク・アンソニーの”Vailo La Pena”の、「踊り方」について今回は紹介したいと思います。
これが、「正しい」踊り方!
とかではありません。
「フリーダンスの時って、どうやって踊ればいいの?」という方のために、
僕の独断と偏見によるアドバイスですので、だたの参考の一つにしてもらえたら嬉しいです。
さて、まずなんといっても重要なのは「曲・音楽に合わせて踊る」ことだと思います!
でも、この曲って緩急が激しくて、よく曲を知っていないと、曲に合わせて踊るのが結構難しい一曲だと思います。
そこで、僕ならどうのように踊るか?
という一例を、恥ずかしながらご紹介させて頂きます。
マーク・アンソニーのVailo La Penaを曲に合わせて上手に踊る方法
まず、最初のベースラインで始まる前奏は、クローズポジションで、シットリとリズムを取りながらイントロを楽しんで、15秒目の歌詞が入るところから、ディレケノで踊り始めます。
15秒から42秒までは優しいソフトなリードで、難しい技はかけずに、基本技を中心に最初のAメロを楽しみます。
そして、43秒目の直前の8カウントでエンチューフラからディレケノ準備に持って行って、44秒目の、バンドメンバーの楽器&リズム隊の音が入ってくるそのタイミングで、強めのディレケノを入れて、ノリノリに踊り始めます♪
1分23秒~1分28秒は、静かなインターバルの箇所に合わせて、クローズポジションでソフトなステップで小休憩を取って、再び向かってまたノリノリで踊ります♪♪
でも、1分52秒と1分54秒で強めのアクセントを付けた動きを忘れてはなりません。
カンタンにできるものとしては、強めの片手リードディレケノを連続で2回いれるのとか、おすすめです。
難関が2分31秒から2分41秒。
ここは合計の拍数が変わるわけではないのですが、少しベースのリズムが変わるので、この10秒間だけ、それまでのスタイルと違う感じで差別化できる動きができると良い。
難関その2が3分10秒から3分18秒。
この盛り上がっているメロディーの中、連続する「チャチャチャチャン!」のリズムに合わせた手技は上手くリードするのは難しいので、その直前に『バッシーラ コン エンガーニョ』で女性を自由にさせて、そのあとはすぐにディレケノに入らず、3分19秒にディレケノで迎えに行くのが良いでしょう。
同じ名前の技でも場所によって動きが違うので、念のため:
ここで言う『バッシーラ コン エンガーニョ』は、こんな感じの動きです。
このように、男女それぞれの手が離れます。
なので、「チャチャチャチャン!」のリズムは、それぞれ自由に思い思いの動きができます。
さぁ、3分38秒、腕の見せ所です!!
ここは、直前でエンチューフラからクローズポジションに持って行って、
3分39秒の時点で、クローズポジションでホールド!ってのが僕は好きです。
大事なのは、音楽に合わせて、緩急付けたリードができるかがポイントです。
優しく、スーパーソフトなリードから、だんだん、だんだんと盛り上がるようにリードしていきます。
具体的には、クローズポジションで少しずつホールドしているリードの力を強め、動きを少しずつおおきくしていって、「One! Two!」 というマークの掛け声が上がったら、心の中で「Three, Four」と唱えて、
3分57秒から一気にダンス再開です!!
後はクライマックスに向けてガンガンノリノリでラストスパートです。
残りのダンスタイムを存分に楽しみましょう。
最後のキメ!4分42秒の「Have a good evening」のセリフに合わせて、技をきちんと終わらせましょう!
ここで尻切れトンボのように、技がかかっている最中だとカッチョ悪いです。
しかも気を付けなくちゃならないのは、まだ曲は終わってなくて、本当の曲の終わりは、さらに10秒後の4分52秒ですので、あと10秒ほどあります。
最後の10秒はソフトな動きで、最後の余韻を楽しみましょう~(⌒▽⌒)。
~~~お・わ・り~~~
さぁ、いかがでしたでしょうか!?
「そんなの、曲を覚えていないと、そんなの無理でしょ~!?」
という声が初心者の方からは聞えてきそうですが、もう、あまりにも有名な曲で頻繁にサルサバーではかかると思います。
たぶん、サルサ中級者以上の人はみんな、知らず知らずのうちに曲を覚えてしまっている位です。
初心者の方も、練習やサルサバーに通っているうちに、曲は自然と覚えてしまうと思います。
ですので、CDを買って覚える必要はないと思います。
でも、マーク・アンソニーが、気に入った方はどうぞ。
Vailo La Pena以外にも、他にもいい曲が沢山入っています。
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でも、難しいのは、曲を覚えることではありません。
難しいポイントは、踊りながら、曲に合わせて、要所要所のポイントで動きを決められるように、リードを考えるところにあります。
曲を覚えていることが前提で、そのうえで曲に合わせて、リードを変えるという応力が試されます。
しかも、その動きは「振り付け」のように毎回同じ、というわけではなくて、気分によって使う技を使い分ける、というわけだから、男性はちゃんと考えながらリードしていないと、かなり大変です。
でも、これが決まると、めっちゃ快感で楽しんです♪ *:・( ̄∀ ̄)・:*:
初心者には難しい一曲だと思いますが、このMarc Anthony の”Vailo La Pena”を、
「きちんと」踊れるようにする!
ってのを目標の一つにするってのもありだと思いますので、まずは練習に励みましょう~♪♪
真面目に練習していれば、必ず自由に踊れるようになる日が来ますよ!!
<中級者以上の方へのお願い>
俺だったら、ここは、こうやってリードするなぁ!
とか
私は曲のこのタイミングで、こうやってリードされると楽しい!
とか、
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もちろん、初心者さんからのコメント、メッセージも大歓迎です
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