雄大な岩手山の裾野
時計回りに花巻を目指す
しかし広い とにかく広い
農免道路とはいえ
もう40キロ以上走っているのに
GSもコンビニも、何もない
あるのはたまの信号だけ
明日の為に市街地でGSを探して給油
そこから山に向かってほどなく
気分が高まる前にあっけなく
唐突に現れた大沢温泉
作りは古く複雑な迷路の建屋で
やっと気分が上がってきた
民宿のようなお部屋から見下ろす
川の風景
今まであまりに美しい自然の造形美
の中を走り抜けてきたからか
手の入った作られた自然美には
反応が薄くなってる
夕食前にまずは混浴露天風呂
曲がって曲がって降りて降りて
無事部屋に戻れるだろうか
川面に面した半露天風呂
脱衣所が同じなのは混浴としては
入りづらいだろう
いっぱつでは辿りつかない
行き止まりもあるから
行ったり戻ったりしながら
確かこの上だったか
どこやねんっ！
こんな時はまず玄関に戻る
よく頑張ってくれてるセロー
それだけの整備はしてきたからだが
東北に連れてきてこそ
これでほんとの相棒になれた気がする
多過ぎず少なすぎず
予約要の夕食のお膳
しかしここは湯治屋ということだけあり
食事は当日メニューで注文しても
構わない
実際、泊客の多くは
当日食堂で注文していた
ならばと、手打ち蕎麦を別に注文
更科に
田舎蕎麦
蕎麦は冷たくよく締まって美味しい
出汁は甘めで好みは分かれるだろう
寝る前に内風呂の薬師の湯に
レトロ感漂う
透明無臭だが
加温加水無しの源泉掛け流し
明日は岩手から秋田へ山越えして
乳頭温泉鶴の湯に行く
それ以外決めてないので
これから部屋で明日の作戦会議