アカシアツーリング セロー225 | Dropin

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林道と蕎麦と温泉と。
セローやメイトが大好き。



風もおさまり快晴とはこのこと

大間崎を名残惜しみながら

奥薬研温泉を目指す



木々のスケールが四国とは

まるで違ってとにかくデカい


前々回くらいに三内丸山遺跡に

行った時 当時の栗の木が

あまりにデカくてたまげた

青森あたりが一番温暖で

日本の生活圏の中心だった時代


埋没林の遺跡もそうだけど数千年前

さらに数十mの巨木だらけで

地面に日は当たらなかったそう

昆虫もとんでもなく大きかった


そんなことを思い出しながら走る





とんでもなく美しい自然が

今はまだ当たり前にある

これを大事にしなければ



陸奥湾フェリーは欠航

大間温泉はポンプ故障

立て続けに当てが外れる


この後きっとビッグサプライズが

待ってるに違いない、、、

と思いたい



湧き出る熱い源泉に触れ

味わえたから良しとする



後にして恐山を目指す



少し走ると急に硫黄(硫化水素)の

匂いが立ち込めだす

現れた硫黄分で黄色い川



の先にこの橋

三途の川であった



硫黄の温泉が流れこむ湖



来ました、恐山

ほんとに来れた、四国から





敬虔な気持ちでお詣りを済ませて



お寺の方に聞いた一番良い温泉は混浴



泉質が濃いので3〜5分を限度にと

いやあ

まさかこの風呂に入れるとは

ずっと調べて妄想してた温泉

あまりに遠いし

現実味が湧かなかった



次の湯へ向かう通路傍はあちこちで

熱泉と硫化水素が吹き出している



左は男性、右が女性

ほとんど入る人はいなくて

貸し切り



ありがたやありがたや



ずっと昔

恐山と言えばイタコ

立ち上る煙の中

あちこちで交霊する姿が

イメージだが

今やイタコは一人か二人しか

存在していないという





昼時、蕎麦があればどこでも満足


いやあ良かった

良かったというのも変だが

また来たいと思う


陸奥湾に沿って

快走路はまなすラインを走る

夏泊ホタテラインに入り

こちらも快走そのもの







フェリーに乗れなかったのは

残念だけどそれを補うだけの

ものはあった


青森市内泊で

今夜は津軽三味線を堪能する予定

いつも行くのはタカ久

人気店だから随分前から予約済み



なんだか普通にいただいているが

刺身や山の幸がとにかく美味しい



七福神のねぶたが飾られて

気分が昂ぶらないわけがない



食事の時間が30分くらい過ぎて

いよいよ津軽三味線の宴の始まり



津軽甚句を歌い踊る店員さん一同



締めはねぶた祭りを再現

ラッセーラ〜ラッセーラ〜


いつもならよさこいソーランの

チームが流れ込み

お客さん全員で踊りまくっていたけど

コロナの影響で

それはなくなってしまったらしい


思ったよりあっさりと終宴した

来年もあって欲しいものだ

タカ久 がんばれ