XT250X、温泉旅 | Dropin

Dropin

林道と蕎麦と温泉と。
セローやメイトが大好き。

糸魚川まで高速で来たが

晴れ間が出始め暑くさえある。

海岸線を走りたくなって

下道8号線に降りた。


愛すべき名立ドライブイン、

今回は残念ながら通過。

上越から18号に折れ

妙高山登山口の燕温泉を目指す。

この辺りから雲行きが怪しく

やがて吹き降りとなる。


39号に折れたあたりで雨も上がり

時折りのぞく青空から日差しも注ぐ。

標高が上がっていくから助かる。

でも不安定な空。



到着、登山口の小さな温泉街。



ここは蕎麦が有名とネット情報、

聞いてみたが予約がないとダメだって。



温泉街を登り切ったあたりにある

お土産屋と食堂。

蕎麦のこだわりや美味しさに

期待は出来ないが、

いかにもひなびた店、

それはそれで好きだ。



サービスに地元山菜の漬物を出してくれた。



大盛りを頼んだ自分が悪い。





街並みを抜け、さらに登った先に

無人の野湯、黄金の湯がある。







はあ〜、至福の時。



日曜でも閑散としてる。

妙高山はまだ冠雪したまま。

登山シーズンともなれば日本百名山、

登山者で賑わうことだろう。



晴れたと思ったらいきなり雨が降り出す。

ここから、渋温泉、志賀高原を抜けて

渋峠を越え、草津温泉に。


渋温泉と言えば金具屋、

数年前に泊まった温泉街。

そこからどんどん山を登っていく、

志賀高原。

雨風と共にだんだんと寒くなり、

ガスが濃くなってくる。


渋峠、高度2000mあたりからは

視界は2〜3m、気温は氷点下に

近い、シールドの雨滴はすぐに

シャーベットになってさらに視界を

遮るから、進めたものじゃない。



雪の回廊は2〜3mの壁、

もしここで事故したり故障で

動けなくなったら、遭難レベルだ。

救助が来る前に低体温症間違いなし。


草津よいとこ〜、どこがや、と

嘆きながら、とにかく進むしかない。