今回は『太陽の法』第5章6節より、「「ラ・ムーの時代」についてご紹介させて頂きます。ムー文明の最盛期を迎えたラ・ムーの時代とは、どんな時代だったのでしょうか。一緒に探究していきましょう!

1. ラ・ムーとは

   皆さん、ムー大陸という言葉を聞いたことがありますか?これは、今から約一万七千年前の古代文明で、太陽信仰と科学が栄えていた時代でした。このムー大陸が最も栄えていたのが、「ラ・ムーの時代」と言われる時期です。
   この時代には、ラ・ムーという人物が生まれました。彼は「ムーの光大王」という意味を持ち、実は何代か前の釈迦の過去世であったのです。その彼の力で、ムー大陸は巨大な帝国として繁栄を極めました。

2. ラ・ムーの教え
   ラ・ムーの教えは、現代にも通じるものが多いのです。その中心には三つの大切なポイントがありました。

   1. 神を太陽のごとく悟る:神は太陽のように私たちに光を与えてくださっていることを、心の底から感じ取ることです。
   2. 太陽のごとき愛と慈悲で生きる:愛と慈悲の真髄は、他人の心を明るく照らすことです。
   3. 常に向上を目指す:学びや技術だけでなく、霊的な成長も重視することが大切です。


   この教えが、後の釈尊としてラ・ムーが広める仏教の基盤となったのです。

3. ラ・ムーの政治観
 

 ラ・ムーの時代では、宗教と政治は一体となっていました。最も神に近い存在、すなわち大宗教家が国を統治するのは当然のこととされていました。毎夜、ラ・ムーは神殿で天上界の霊たちや、特にアモール(のちのイエス・キリスト)との対話を通じ、国政の方針を定めていました。心を落ち着け、神の言葉に耳を傾けること。これが政治の原点だったのです。

4. ムー大陸の終焉
ムー大陸 聖なる碑文が語る幻の文明/世界の新七不思議|webムー 世界の謎と不思議のニュース&考察コラム
   残念ながら、ラ・ムーの死後、その教えは形骸化し、悪しき霊能力信仰や邪教が広まっていきました。そして、およそ一万五千三百年前、ムー大陸は三段階の沈下を経て海中に没しました。
   しかし、一部のムー人たちは逃れることができました。彼らは北上してベトナム、日本、中国の先祖となったり、南米やアトランティス大陸に新しい土地を求めたのです。