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癒しの会計士の財務レッスン

ややこしそうな会計・財務に関するトピックをピックアップしてわかりやすく解説するブログ!
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本日の夕刊で旧サンビシの前社長が粉飾決算で逮捕されたとあった


最近はやり(?)の連結はずしで


現サンビシは旧サンビシから醤油事業を譲り受けた別会社 らしいが、旧サンビシが整理ポストに入って破綻に至った理由を作り出したのがサンビシ商事という会社の子会社


旧サンビシとサンビシ会社は財務的関連のない別会社ということで、問題となった旧サンビシ会社の有報 (2ページ目の頭)には堂々と子会社はないと書かれている

でも旧サンビシの社長とサンビシ商事の社長はまるっきり同一人物の及部久嗣さんだったというのだから、明らかに開示すべき情報です


旧サンビシを監査していたのはビーエー監査法人

さてさてどうなるのでしょう



ちなみに連結の範囲に含めるのはもはや株式会社だけでなく、有限会社や投資事業組合も連結に含めなければならない場合もあります


連結が面倒だといってられないですね

(勉強は面倒でしたが(笑))






あけましておめでとうございます

正月は実家で日経新聞から遠ざかったいました


今日久しぶりに見ると、金融庁が日興コーディアル証券に5億円の課徴金 を課す命令を出したとか


まずはウソの財務諸表を公表した会社自身の責任が問われる形になりましたが、次は日興を監査していたみすず監査法人です


財務諸表に添付される監査報告書に財務諸表はOKだよとサインする一番責任ある人を関与社員とか業務執行社員とかいったりします

経済ジャーナリストの町田徹 さんが2006年2月に月刊現代2月号に記載された記事によれば、町田さんは既にこの時点で日興の不正会計に気づいておられたようです↓



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「粉飾の疑いが濃い」

重要な鍵を握る事実が、ベル24買収時のプレスリリースにある。NPIHは、「特別目的会社」(SPC)として創設されていたのである。やや専門的で恐縮だが、SPCは厳格な要件を満たせば、例外的に、非連結化を認められることがあるのが最大の特色だ。というのは、SPCは本来、不動産の小口化・流動化などに道を開くための会社スキームだからである。
 これらを総合すると、評価益という「いいとこどり」をするために、SPCという枠組みを悪用したのではないかとの疑惑が浮かび上がってくる。そんな実態を反映しない決算は、素人が考えても許されることではない。疑惑を解明しようと、筆者は有村氏と、中央青山監査法人の奥山章雄理事長(前日本公認会計士協会会長)に、それぞれ質問状を送った。奥山氏は、この7月から日興担当の「関与社員」に就いている。関与社員とは、監査証明に署名する最高責任者である。両者にはNPIHの決算書類の開示も求めた。
 戻って来た回答は、内容の乏しいものだった。まず有村氏は、「監査法人など外部の意見も踏まえて適切に処理しています」としたうえで、「(ご質問の件は、)日本会計士協会の監査委員会報告第60号に従い、連結対象にしておりません」と木で鼻をくくったような回答をファックスしてきた。
 この回答はなんら説明になっていない。というのは、60号は、原則として連結することを義務付けている規定である。例外として、資産流動化法に規定された不動産の小口化・流動化を容易にするためのSPCなどに限って、非連結対象化を認めている。ベル24は元来、上場していた株式会社であり、SPCでなければ小口化・流動化ができないような投資対象ではない。SPC本来の趣旨とは、随分違う。言い換えれば、有村氏は、なぜ、NPIHを非連結化しなければならないか納得のいく説明ができていない。
 次に、奥山氏だが、こちらは「監査法人としての秘密遵守規定に該当致しますので、お答え出来ません」という答えだった。さらに両者はそろって、決算書の開示を拒否した。
 筆者が意見を求めた二人の専門家は「明らかに会計の基準に違反している。『粉飾の疑い』は濃い」とコメントしている



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となると、監査法人の責任が追求されることになれば、会計士協会は協会の前会長である奥山さんを罰することになります


そして日興を再監査してるのはあらた監査法人らしいですが、あらた監査法人もみすず監査法人と同様に元々日興の不正会計が行われた時の監査母体である中央青山監査法人



なんか身内が身内を罰したりするのはあまり気分のいいものではありませんが、公正な監査のためには馴れ合いなどは一切許されないといういい例なのでしょうか


奥山さんといえば、私が会計士試験受験中の会計士協会の会長で、日経新聞でよく名前を見ていただけに、なんかちょっと寂しいです


 



今朝の日経新聞で、企業会計基準委員会が2009年3月よりリース資産の資産計上を義務付ける会計基準案を決めたとの記事が一面にありました。

まだ案の段階ですが、基準が正式に決定すれば、財務諸表に色んな影響が出てきます。


企業が事業に使用する資産を購入せずに借りた場合、その資産の事をリース資産と呼びます。

リース資産の会計処理には賃貸借処理と売買処理があります。

リース資産は企業のものでなく(所有権がない)、月々のリース料を払っていくので、普通はこのリース料をそのまま費用として処理します。

これが賃貸借処理です。   


しかし借りたといっても、リース資産は企業内にあって儲けに役立ってるわけで、買った場合とあまり違いのが実情です。

つまり資産を分割払いで買ったみたいなものと。

そこで1998年から全面適用されたリース会計基準によって、一定の要件を満たすリース資産を通常の資産を買った場合と同じように機械とか備品という勘定で資産計上し、使用に応じて減価償却費という費用を計上し、分割払いの代金を負債計上して、それに係る利息を支払利息とする売買処理を原則としたのです。

(海外では皆売買処理)

しかし、売買処理が原則といっても、ほとんどの企業はそれまでとおり払ったリース料を費用として処理するだけの賃貸借処理を採用し、売買処理を採用していた場合と同様の内容(取得原価相当額とか減価償却累計額相当額とか)を注記として開示してました。


折角リース会計基準を定めたにも係わらず、財務諸表上は変わってない。

そこで2002年8月よりリース基準を見直そう、つまり売買処理を強制適用にしようという活動が始まりました。


売買処理を強制されとしても、費用とされる総額は売買処理(減価償却費と支払利息)と賃貸借処理(リース料)とでそう変わりはありません。

問題はBS面です。

賃貸借処理の場合、リースはBSの数値には影響しなかったのが、売買処理を行うことで、リース資産とリース負債が計上されることになります。

これは様々な財務数値に影響を与える事になります。

リース資産が増える事で総資産が膨らみ、ROA(総資産利益率)は減少します。

総資産が膨らむ事と、リース負債が計上される事によって資本構成も変動し、自己資本比率も減少します。

その他、当座比率や流動比率も軒並み減少することになります。

これらの財務数値の変動は、みんな得てして好ましくないものばかりです。


そんな中でも、現在リース資産に売買処理を採用している企業の日産自動車・ブリジストン・ドンキホーテなどは影響を受けないことになります。







任天堂、大成功のようですね

(確かに普段ゲームをしない私でもやってみたくなるようなCMでした)


今日日経新聞に出ていた記事ですが、発売後すぐに1~3割増で14,000台(販売台数の一割)のWiiがヤフーオークションに出品されたそうです


品薄=ビジネスチャンス


確かにその通りなのですが、これを色んな立場の人の気持ちを推測してみました



【任天堂】

なんだよ

定価25,000円なのに、後1割か3割増でも販売できたのかよ

でもプレミアがつくって結構気持ちいいよね


【電気屋さん】

えええ

みんなWiiがしたいんだと信じて売ったのに、一割は転売目的だったのか...

何台か残しておけば、割引販売ならぬ、割増販売ができたかもしれない...


【経済学者】

需要量が供給量に対し、過剰だったのだから、価格が釣りあがるのは当然の結果だ


【経営学者】

任天堂はWiiを定価より1~3割増で販売できる機会を失った機会原価を無視してはならない


【財務分析者】

Wii自体の収益性を考える場合、任天堂の粗利益率だけでなく、オークションでの販売価格も考慮しなければならないかもしれない...


【定価で買った人】

おおお

1割から3割も高くても買いたい人がいたのか..

Wiiに飽きたら、オーションに出せば、元金以上回収できるみたいだ

いい投資をしたものだ


【買えなかった人】

えーん

買えなかったよぅ

3割増出してもオークションで買うべきか、みんなが飽きて、そのうち割引販売されるのを待つべきか

でもみんなが飽きた頃にWiiにはまってるなんて情けないよな...





以上、あくまで憶測です(笑)


他に何か思いつくようであれば、コメントしてください(*^^;;


 



昨日は協会千代田会の会社法セミナーにでかけました。

講師はあの大田達也先生です。

太田先生の話は非常にわかりやすく、2時間ずっと集中して話に聞き入ってしまいました。


以下私なりに理解した概略ポイントです。



・利益処分と決算の確定は別のものとなり、剰余金の変動は期末で確定する。

・経常損益の部、特別損益の部などといった区分は廃止される。

・損益計算書の末尾は当期純利益止まりであり、以前かかれていた未処分利益までの内容は株主資本等変動計算書に記載される。

・会社の分類が以前は規模によっていたものが、会計監査人を設置しているかと譲渡を制限しているかによって分類されている。

・注記表には会計方針の変更(以前は付属明細書に記載)や後発事象が記載されるなど、内容が充実したものとなる。



以下個別ポイントです。


【申告書関連】

・別表4から役員賞与の欄がカットされ(費用処理されるようになったため)、配当の欄に記載される配当はその効力が発生した時期、すなわち支払基準による。

・別表5(1)においては最低資本金規制の撤廃に伴い資本金と資本積立金額が資本金等の額に一本化され、利益処分案の廃止に対応して当期利益処分等による増減の欄も削除された。

 (ちなみに減資の下限規制もなくなったため、会社設立以降は資本金を0とすることも可!)


【BS関連】

・BSの純資産の部の表示に関して、自己株式処分差益等のその他資本剰余金の内訳表示は不要となり、従来の任意積立金は具体的名称をもって表示しなければならず、また当期未処分利益は繰越利益剰余金として表示される。

・従来資産負債の部に計上されていた繰延ヘッジ損益は、税効果会計適用後の金額がプラス・マイナスの記号を付して純資産の部に記載されることになる。

・従来負債の部に計上されていた新株予約権は、負債の部には純然たる負債のみを計上するという会社法の趣旨に基づき純資産の部に記載されることになる。


【SS関連】

・株主資本等変動計算書には利益処分案の廃止に伴い、適用初年度には2期分の増減が記載されることになる。

(ex. H19/3の株主資本等変動計算書には H18/6に行われた利益処分の内容と H19/3の期末決算の内容が記載される。)

・適用初年度の繰延ヘッジ損益の前期末残高は0とされ、前期繰越額は当期変動額に記載される。


【注記関連】

・担保資産の注記に関しては、担保に供されている事のみならず、その内容及び金額・担保に係る債務の金額の記載が要求され、保証債務等についても内容・金額の注記が求められる。

・開示が要求される債権債務関係は子会社・支配株主単位ではなく、関係会社(親会社・子会社・関連会社・その他の関連会社)単位。

・関連当事者との取引に関する注記は個別注記表の項目であり、一般の取引条件と同様のものを決定していることが明白である取引は、省略することが可。

(財規にこのような規定はない)

・一株あたり情報には一株あたり純資産も含まれるようになった。

・後発事象のうち、会計事象は注記表に記載され会計監査の対象となり、非会計事象は事業報告に記載され監査役の監査対象となる。

・株主資本等変動計算書の注記事項として記載が要求される新株予約権の目的となる株式の数は権利行使期間が到来しているもののみ。

・株主資本等変動計算書の注記事項として記載が要求される剰余金の配当に関する事項には期中に行った配当に関する事項と、剰余金の配当を受ける者を定めるための基準日が当期に属する配当のうち配当の効力発生日が翌期となるものである。

(期中配当支払額に関しては、株主資本等変動計算書の変動額に記載されているため、配当の原資の注記は要求されない。)

・従来の追加情報は「その他の注記」として記載される。

(退職給付に関する注記、固定資産の減損に係る注記、ストックオプションに関する注記、企業結合・事業分離に関する注記など

【附属明細書関連】

・附属明細書は事業報告のもの(利益相反取引が記載される)と、計算書類のもの(固定資産・引当金・販管費の明細等が記載される)とに法律上別個のものとして規定されることになった。

(従来記載が要求されていた長期前払費用の明細は不要)


本日会計士試験の発表がありました


見事に両方落ちてました...



租税法はまだしも、一度受かったから大丈夫だろうとほとんど手をつけなかった監査論も....



そういえば短答式も一度受かっても次の年落ちるとはよくあること



はぁ...


もう勉強するの、嫌だなぁ...



今年の合格者は租税論とか受かってるんだよね...



『会計士補』ってとてつもなく不利な資格なように思えてきたのは私だけかしら...(笑)



今週金曜銀座で補習所の友達の女の子3人と男の子1人と飲みました

会場は


http://www.kaburaya-group.co.jp/ginza.htm


幹事してくれた女の子が銀座辺りでお勧めのお店を聞いてきたので、串揚げ・ひつまぶし好きの私はこのお店を一押ししました(笑)


mixiの口コミ情報通り、一品一品がすごくおいしかったです

しかも、3,500円のコースを食べたのですが、もうお腹パンパンで苦しい程、ボリュームたっぷり!

店内のひつまぶしに関する案内の貼紙には



”ひまつぶしじゃありませんよ”


とお茶目なメッセージが...(*^^;;



さて、みんな同期の会計士補ですが、やはりみんないろいろ苦労してるようで、将来の事とかを何回も一緒に飲んだ彼らと話をすると、自然と人間が丸くなっていくようでした(笑)


ちなみに当然のように1人だけお勘定をいっぱい払ってくれた、女4人の中の1人の男の子は今エアロビクスにはまっているそうです


エアロビクスとかヨガが楽しくてしょうがないみたいです


彼は12月から某大手監査法人に転職しますが



”ちゃんと週3回くらいエアロビに通えるかなぁ”



と、無邪気な心配しました



私が



”エアロビなんかよりそろそろ彼女できたの?”



と聞くと、まだだそうです



頑張ってエアロビで女の子、ゲットしてね(笑)














Cook the books



不正な目的で帳簿を操作する 



会計士のお仕事はうっかりミスの発見と不正の防止



仕事を頑張ってくれという意味でか会計士協会が会計監査の過去失敗事例集を作成したらしい

(まだ届いてません)



過去の失敗から学ぶのは大切な事ですね



これで会計監査への不信が晴れればいいのですが・・・・(*^^;;