今週の休みも鮎釣りに出かけるべくせっせと準備していると、前の日に地元の先輩Kさんが現れた。
当然釣りの話になり最近ではコチが釣れ出したそうだ。
なんでもキス釣りをしながらそれをエサにコチを狙うらしい。
K先輩、自分でボートを持っているのでそんな釣りができるそうだ。
そして耳元で優しく囁やくのです。
「明日も出るけど、行く?」
2時には起きて準備し、いつもとは逆方向に車を走らせ、着いた先は...。
海!
そう、今回は海なんです。
キスの誘惑に負け浮気してしまいました。
地元の先輩Kさんの船に乗せてもらい、キスを釣りそれをエサにマゴチ狙い。
一応、エサとしてハゼも用意して。
1時間もかからずマリーナに到着、まだ静まりかえってます。
まだ暗いうちに近くの海岸でハゼを捕まえます。
この㊙︎捕獲方、ほんの数分でこれだけ捕ました。
これでも大きなのを残し小さなのは逃がして、実際はこの3倍獲れてます。
4時に餌屋さんが開くのでイソメの買い出し。
出船の準備しながら、ここで初めて両軸リールのドラグの締め方を教えてもらいました。
今回は2kgにセット、これであとは触らないそうだ。
今までドラグをいかに適当に扱っていたか、大物釣りの人達には重要な問題なんですね。
基本中の基本を教わりました^ ^
徐々に明るくなりいよいよ出船です。
3月以来だから3ヶ月ぶり、あの時は寒かったですよ。
手足が冷たく震えてました。
静かな湾内を疾走、海風が気持ちいい。
20分ほどでポイントに到着です。
まずは置き竿にハゼを付けて泳がせ釣り。
あっ、ここでは流し釣りか。
持ち竿はイソメで軽く投げる。
すぐにプルプルと魚信がありキスが。
今日は潮もそんなに動かないそうだ。
心地いい手応えでキスが釣れてくる。
デカいキスがWで掛かったかと思ったら、ギマ君でした。
お約束の立ち姿。
逃がそうと思っていたら美味しいと聞きお持ち帰り決定。
そんな事してると先輩の置き竿にアタリ!
穂先が押さえ込んで鬼アワセ!
まだ始めて1時間、釣れちゃったよと先輩も驚いてた。
自分には今日一のキスが、ちょうど20cm
鮎じゃなくてキスだよ。
こんな感じでチャリコと一緒に釣れてきます。
ほんのりピンクがかったキス。
今までこんなにキスを釣ったのは初めてです。
小さくても綺麗な魚体、大きくなって戻っておいで。
場所によってキスの釣れる場所、ハゼの釣れる場所、チャリコの群れている場所と分かれてました。
ハゼもいろんな種類のハゼが釣れます。
キスだけを狙うならキスの場所で釣ればいいが今日はあくまでコチ狙い。
広く探るそうだ。
2km続く岸壁を人が歩く半分の速さで流すのでこのエレキが大活躍。
潮が流れないので流し釣りの必需品だそうです。
アンカー打つ時もGPSで場所を捕捉してそこに止まってくれます。
実際にアンカーはおろさないそうだ。
何時間も動かし続けているのでバッテリーはもつのかと思ったら、屋根にソーラパネルが3枚乗ってました。
今のボートってハイテクの塊ですね^^;
青空が広がり暑くなってきた。
相変わらず何かアタるので飽きません。
小さなのはすべてリリース、ハゼも。
先輩はキスは要らないそうで、なぜ?と聞いたら3日前に来たばかりだそうです。
たくさんだと捌くの大変だからと。
先輩の竿にかわいいホウボウが。
泳いでる姿がキレイです。
ちっちゃいのでこの子もリリース。
そしてまた先輩の置き竿にアタリが!
穂先が押さえ込まれた瞬間に鬼アワセ。
デカい!60cm超えの本命でした、
タモ入れ手伝ったが朝のとは重さも違う。
ラスボス登場で船内でも暴れて怖かったです。
これ見てテンション上がったが相変わらず自分の竿は音信不通。
そろそろ終わりにしようかと話していると、また先輩の竿に違和感が。
今度は自分に竿を渡してくれてコチの引きを堪能させてもらいました。
穂先は食い込まずオモリも着底していないのに途中で止まる、こんなアタリもあるのかと。
先ほどのコチより小ぶりだがまあまあのサイズでした。
昼近くになり最後のひと流しをしていると自分の竿に明らかなアタリ、トントンと小刻みに揺れる。
最後の食いこみを待つがそれがやってこない。
最後のチャンスを逃しました>_<
12時になり納竿です。
生簀にはデカいのが横たわってます。
8時間近く釣っていたのですね。
あっという間に時間が過ぎました。
凪とはいえ常に揺られるので体は疲れます、酔い留め飲んで眠かったけど正解でした。
これでタコが釣れ出したらここから4時間延長だって、体力いりますね。
暑いので走り出すとちょうどいい、これで日が照っていたらと思うとキツいです。
本日の釣果 キス 13〜20cm
ギマ 1匹 先輩からもらったコチ
実は家に帰り、風呂から出ると睡魔に襲われ目覚めたのは21時でした。
そこから大事な作業を開始します。
まずはキスの無限地獄。
だんだん早く捌けるようになるもんですね。
続いてギマ君
気まぐれクックさんの動画を見ながら慣れない手つきで慎重に。
そしてラスボス。
ウロコは硬いし、トゲトゲが泣かせます。
これもクックさんの動画を参考に、丁寧で分かりやすいですよ。
ハサミでチョキチョキしながらこちらも慎重に。
日付が変わる頃にやっと終了。
大阪に戻っていた嫁さんや長女もこの頃帰宅。
捌いてる姿を見て欲しかった。
苦労してたから。
翌日、楽しみにしてた実食です♪
キスの天ぷら、フワフワで旨い!
揚げているうちからどんどん無くなる。
塩で食べると今が旬なのがよく分かります。
そしてコチの刺身、モチモチしてこれはたまらん。
つわりで苦しんでる長女がパクパク食べる、ずっと食べていられるそうだ^^;
ギマの刺身はカワハギに似てますね。
刺身は少し置くと更に美味しくなるそうなので半身はまた後日。
コチもギマも卵を持ち、アラと一緒に煮てみました。
コチのカマ最高でした、コチは残すところがありませんね。
鮎も先週の川の状態なら自分の腕では厳しいと思っていた所に先輩からの誘い。
キスの誘惑に負けたら浮気どころか本気になり、このまま溺れてしまいそう。
そんな1日でした。
K先輩、ありがとうございますm(__)m
また誘ってください^ ^
さあいよいよ7月、この雨で川も少しはリセットされたでしょうか。
そろそろ鮎も動き出して欲しいです。
自分が海で浮気している間に師匠はウナギが爆ってたって。
短時間に6本!
なかなか良いサイズですよ。
また土用の丑の日がやってきますからね。
次はウナギ行って鮎かな?