アラフィフ独身/元イラストレーター25年歴の心理カウンセラー/もりわきまりこです。
【自己紹介 ①】不登校になるまで
【自己紹介 ②】働く引きこもりイラストレーター
【自己紹介 ③】自分を棚に上げたままでカウンセラーになりました(最終話)
お相手に、強めにものを言われると
何も言えなくなってしまう自分が嫌というご相談。
思うこと、言いたいことはあるけれど
怖さが先に出て喉の入口が塞がる感覚があるのだそう
言い返したいのかな?と伺うと
等身大の自分を出せないことの方に、情けなさを感じるのほうが強いのだそう。
うん。
いやだったね
いい気持ちじゃないものね
だけど、責めないであげてね、自分のこと。
希望はすぐ横にあるよ
一緒に連れて帰ろう!
萎縮してしまう自分を受け入れたくない
みじめな気持ちがついてくるから。
自分の中から排除したくなるのには理由があります。
主張の強い他人に抗えない自分を責めてしまうのは、自分は無力だと感じるきっかけになった体験が尾を引いているから。
・相手の意見を聞かず、一方的に持論をまくし立てる先生
・自分のやり方と違うからという理由で、あなたのやり方に茶々ばかりいれるお母さん
・宿題を手伝ってもらうと「なんで出来ないんだ?!」が口癖の気の短いお父さん
…
同じことに取り組んでも、他人と自分はペース配分が違うという
ごく当たり前のことが受け入れられないで大人になった人との関わりが影響しています。
圧力という感覚を伴いながら、あなたの中で根付いてしまったんですね。
判断基準が途上中の子供時分ならなおさら、大人の態度を真に受けて、吸い込んでしまうのは仕方ないことです。
かと言って、あなたの真意は同じ土俵に立って相手をやり込めたいわけでもない。
辛くなってしまうのは、意見の不一致より怖さが先に立ち、自分の言葉で相手に伝えられなかった自分が、あなたの中にいること。
恐れを持ったまま、本音を晒すなんてみっともない、バカにされるのがオチだという思い込みも無意識のブレーキになっています。
そう、フラストレーションは、自分が作っていたんです。
ここでご提案。
ねえ、カッコ悪い自分、カッコ悪いままでいいじゃん。
思い切ってさらしてみませんか?
あなた自身が1ミリでも後悔少なめに生きられるために。
自分が自分を守ってあげるために。
声が震えてもいい
涙がにじんでもいい
「嫌なことは嫌だ」
「自分はこう思う」を伝える。
自分自身のために。
言えれば癒える、という言葉があります。
恩師の言葉です。
一番伝えたい相手に伝えたいことを手渡してしまえば、あとは相手の管轄内のこと
相手がどう受け取るかはあなたに責任はありません。
大切なのはベストを尽くすこと。
やってみると、なんだか晴れやかになること請け合いです。
コンビニ募金した時と似た感覚かもね。
理屈はわかるしやってもみたいが、怖さが目の前の道を塞いでいる、勇気が出ませんという方は
カウンセリングを併用しながら、さらに小さなことから取り組んでいくルートだってあります。
ひとの悩みの数だけ、抜け出るルートの数もあるからご安心を。
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