今日は久しぶりに大学の図書館に入りました。
毎週楽しみにしているドイツの雑誌"Spiegel"。
新しいのが棚に出てなかったのですが、10月10日号にスティーヴ・ジョブズの特集がありました。
「未来を作り出した人物」
表紙にはそう書かれていました。
彼は、確かに偉大な成功を収めました。
同じ号に、ニューヨークのウォール街占拠の記事が載っていました。
「銀行家たちよ、この警告を聴け」
「この新たな反資本主義的レトリックには、アメリカの長年の社会問題が反映している。」
ふと、英語で"topdog"と"underdog"という言葉があるのを思い出しました。
要するに、「勝ち組」と「負け組」という意味です。
あまり上品な表現とは言えませんけど。
競争があり、労働市場がある限り、大なり小なり格差はあります。
問題は、格差の「理由」です。
それが、単純に個人の努力と「運」から来ているのではないかもしれないと感じている人が増えているのではないでしょうか。アメリカ人が今まで教わってきた「フェアな競争」が、実は「嘘」か「虚構」だったのかもと思い始めているのかもしれません。
プロテスタントの倫理はもはや過去のもの?
地上のシステムは、地上で改革しましょう。

