高価なコロナ治療薬ラゲブリオ(モルヌピラビル)。
1日1万8千円以上もする薬でしたね。
しかも2022年8月時点で2800件もの副作用が報告されていて、うち343件が重篤、32人が死亡しているという安全性にも疑問のある薬でした。
経口コロナ薬
— JMAX (@JmaxTopics) August 7, 2022
モルヌピラビル(ラゲブリオ)の危険性:
⚠️2,800件の副作用
(うち343件が重篤、32人が死亡)pic.twitter.com/UOzZu2CIzM
しかもEUで不承認勧告されていました。
なのに日本では有効期限が延長されて同意書なしで販売促進までされました。
そして「ゾコーバ」も緊急承認された高価なコロナ治療薬でした。
不可解な承認だったことはブログでも採りあげました。
この2つの薬、妊婦さんは禁忌なんです。
つまり妊婦さんには投薬してはいけない薬。
胎児に奇形が生じる可能性があるから。
なのに妊婦へ処方されてしまった事例が73件もあるようです。
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妊婦への処方禁じられたコロナ飲み薬 使用後に73件、妊娠判明
2024年12月4日 17時30分 朝日新聞デジタル
妊婦と妊娠している可能性のある女性に対して処方が禁じられている新型コロナウイルスの飲み薬について、厚生労働省は4日、薬を飲んだ後に妊娠が発覚した事例が、10月末までに計73件あったと公表した。
今年度も報告が相次いでおり、厚労省は注意を呼びかけている。
コロナ治療薬のうち、「ゾコーバ」と「ラゲブリオ」は妊婦が使うと胎児に奇形が生じる可能性がある。
処方した時には妊娠がわかっていなかったが、飲んだ後に妊娠が判明した事例が複数報告されてきた。
厚労省が4日の専門家調査会に示した資料によると、こうした事例は、販売開始から今年10月末までに、ゾコーバで54件、ラゲブリオで19件あった。
ゾコーバでは、うち17件は今年度に報告されている。
厚労省はSNSなどで注意喚起してきたが、今年度も報告が相次いでいるため、添付文書を改訂させて、十分な問診で患者が妊娠していないことの確認を徹底させる。
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昔、医学部時代に「女性を見たら妊娠と思え」と教えられましたが、妊孕性のある女性に関しては「まさか」と思っても必ず妊娠の可能性を本人に尋ね、妊娠検査薬で確認することが基本だと思っていました。
また妊娠しているかどうか分からない女性には、妊娠中に使ってはいけない薬剤は避けます。
そんな基本的なことが抜け落ちていたのですね。
コロナ禍は他の病気よりもコロナが優先された異様な世の中でした。
パンデミック、インフォデミックに踊らされず、落ち着いて冷静に医療を行いたいものですね。
患者さんのリクエストで復活させた
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