また始まりました。
シェディングによる脱毛→薄毛。
私ではありません。
うちの非常勤スタッフと患者さんです。
9月20日から始まったXBB対応ワクチンの影響です。
ワクチン接種が始まると、その1か月後くらいから脱毛・薄毛の相談が増え始めます。
まず毛が抜けているのを止めなければなりません。
脱毛を止めずに育毛をしても意味がありませんから。
そのために何を使うか?
イベルメクチンです。
服用方法は以前ブログに書いています↓
1〜2週間服用すればピタッと止まりました。
私は毎日服用しましたが1日おきでもいいでしょう。
そして次に発毛→育毛です。
男性は発毛効果のある薬があるのですが、女性はありません。
だから私はサプリメントを使っています。
私が扱っているサプリは2種類。
キングアガリクスのサプリとミレット・リジンが入っているサプリです。
キングアガリクスのサプリについては以前ブログで書いていました↓
あとは育毛ローションも使っています。
これは以前から薄毛の女性患者さんからリクエストがあり取り扱いを決めたもの。
愛用している患者さんも多いです。
私の母がモニター使用したところ、ウィッグがいらないくらい毛が生えてきて取り扱いを決めたという経緯もあり、効果はそれなりにあると思っています。
またワクチン接種後の脱毛・薄毛にも同じ治療をしています。
ワクチン接種後の脱毛は程度がひどいものが多いです。
こちらは難治性。
治療して改善してもまた悪くなるケースも多いです。
ワクチン後遺症として治療しないとうまくいきません。
やはりスパイクタンパクやスパイクタンパクを発現している自分の細胞に対する攻撃が起きているのでしょう。
通常の脱毛症とは違う印象です。
そして最後に。
私は元皮膚科医なので皮膚科でやっていた脱毛治療も併用しています。
脱毛治療と言えばセファランチン。
これ、薬というより生薬のような物質なので安心して長期使用しています。
私は通常の3倍量使っています。
それくらい使わないと脱毛には効果がない。
過去に10年以上、ずっと皮膚科で脱毛治療をされていた患者さんがセファランチンは効かないからやめてしまったとおっしゃっていたのですが、3倍量で処方したところ・・・なんと、効果がありました。
私も毎日服用しています。
セファランチンはタマサキツヅラフジから抽出されたアルカロイド。
タマサキツヅラフジは台湾の標高約700mの産地に自生し、古くから原住民により蛇に噛まれたときの民間薬として珍重されていました。
1934年、東大の近藤平三郎博士らによって抽出分離され、翌年には長谷川秀治博士らによって結核菌の発育を阻止することから結核に有効であるとの報告が発表されています。
そして1942年には結核の治療および予防の医薬品として承認され、その後、続々と下記の疾患に対して承認を得ていきます↓
1948年 まむし咬傷、百日咳、気管支喘息
1955年 胃潰瘍、胃酸過多、胃炎
1957年 円形脱毛症、粃糠性脱毛症
1960年 滲出性中耳炎カタル
1962年 放射線による白血球減少症
歴史のある薬なんですね。
薬というより漢方薬的な生薬と言って良いかもしれません。
古い薬は安全性が確立しているので安心して使えます。
錠剤は1錠が1mg。
通常は1日3〜6mgを食後経口投与しますが、ベーチェット病に90mgまで使用して大丈夫だったというデータもあり、私は脱毛治療に1日9mg処方していますが問題が起こったことはありません。
イベルメクチンに変わる薬として備蓄しています。
薬効・薬理として以下のことが分かっています。
・生体膜安定化作用
・まむし毒による致死の抑制作用:注射薬として使用。赤血球の膜を安定化し溶血を防ぐ
・血液幹細胞増加作用
・抗アレルギー作用:ヒスタミン遊離抑制作用による
・副腎皮質ホルモン産生増強作用
・末梢循環改善作用
人工的に作り出した薬と違って自然界に存在する植物から抽出されたものなので、薬というより生薬に近い存在のセファランチン。
皮膚科医時代に当たり前のように処方していた薬について、今、改めて見直しています。
コロナ治療やワクチン後遺症治療に思わぬところで役にたっているセファランチン。
実は脱毛症の診療所のセラピードッグ「ラブ」にも粉末をフードに混ぜて与えています。
だから今年の秋の脱毛がマシです。
というわけでして、私が診療所で行っている脱毛治療は
・セファランチン
・イベルメクチン
・サプリメント
・育毛ローション
の4つ。
参考になさって下さい。
診療所のセラピードッグ「ラブ」
先生とトンネル遊び
めっちゃ嬉しそう
診療所の患者さんへ
土曜日はビストロヒマワリのお弁当の配達があります。
欲しい方は前日金曜日の16時までにお電話でお申し込み下さいね
06-6941-0919
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