潰瘍性大腸炎(UC)に関する興味深い論文をご紹介。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
UCと診断されてから4年以内の合計384例と665例の対照が研究に含まれた。
食事摂取量と交絡因子に関するデータは、自己申告のアンケートを使用して取得されました。
食事要因に関する情報は、169 項目の半定量的な食事頻度アンケートを使用して収集されました。
性別、年齢、喫煙量、アルコール摂取量、虫垂炎の既往歴、潰瘍性大腸炎の家族歴、教育レベル、BMI について調整が行われました。
結果: 他の野菜、ビタミン C、レチノールの摂取レベルが高いほど、独立して UC のリスク低下と関連していました。
極端な四分位間の調整後のオッズ比は、その他の野菜では 0.51 (95% 信頼区間 [CI]、0.34 ~ 0.76、傾向に対する P ≤ 0.001)、ビタミンでは 0.45 (95% CI、0.30 ~ 0.69、傾向に対する P ≤ 0.001) でした。
C、レチノールの場合は0.64 (95% CI、0.43-0.95、トレンドのP = 0.04)。
緑黄色野菜、果物、ビタミンE、α-カロテン、β-カロテン、またはクリプトキサンチンの摂取とUCリスクとの間に関連は見られなかった(傾向のP = それぞれ0.29、0.56、0.89、0.20、0.69、0.22)。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
この研究は平成27〜29年に全国の医療機関52施設で行われた他施設共同研究。
食事摂取状況から野菜・果物・抗酸化物質(レチノール・ビタミンC・E)などの摂取量別に潰瘍性大腸炎のリスクを比較したもの。
結果、レチノール摂取が最も多いグループは潰瘍性大腸炎発症リスクが36%減、ビタミンC摂取が最も多いグループは、なんと55%も減少していたことが判明。
発症リスクということですが、現在、潰瘍性大腸炎に罹患している人にもビタミンCとレチノールは積極的に接種したい栄養素でしょう。
ビタミンCは摂りすぎても尿や便となって排泄されるので問題なし。
だけど腸管から吸収される量には限界があるから、効率よく摂りたいという人にはリポソーム型ビタミンCをお勧めします。
これだと摂取したもののうち98%が細胞に届く。
ただ値段がちょっとお高いので・・・という人には一気にまとめて2000mg以上摂取して血中スパイクを作るような飲み方をお勧めしています。
私はシワ対策のためにレチノールクリームを顔に塗って、そして飲むレチノールも併用しています
シワが消えたと報告される患者さんが多いです
コチラが飲むレチノール
私は美容のために服用していますが
・粘膜を守る
・目の健康を保つ
・免疫力向上
・肝機能の正常化
・細胞の成長と分化
など、とても重要な役割を果たしています。
これを飲んでいると風邪をひきにくいです。
しょっちゅう風邪をひくという人にお勧めしたい栄養素ですね。
診療所のセラピードッグ「ラブ」
ハウスの前に障害物たくさん
これでハウスinができるのか
見事にハウスinできました

お願い
ブログに関するお問い合わせを、お電話で頂くことが増えてきているのですが、患者さんからの電話が繋がりにくくなって困っております。
患者さん以外の方からの電話でのお問い合わせはご遠慮願います。
大変申し訳ないのですが、ブログの内容に関するお問い合わせやご質問は、診療所のホームページにあるお問い合わせフォームからお願い致します。
尚、お問い合わせメールも多いため、お返事に時間を頂戴することがございます。
メールで返信するより、お電話するほうが早い質問もありますので、必ず電話番号も記載して頂くようお願い致します
診療所のお問い合わせフォームはコチラです↓
診療所の患者さんへ
土曜日はビストロヒマワリのお弁当の配達があります。
欲しい方は前日金曜日の16時までにお電話でお申し込み下さいね
06-6941-0919
メニューはコチラから↓
コロナ後遺症、ワクチン後遺症、イベルメクチンに関するお問い合わせはコチラへお願いします↓
コロナ関連・ワクチン後遺症について
コチラからお問い合わせ頂いても構いません。
お問い合わせの際は「ブログを見た」とお伝え下さい。
患者さんのリクエストで復活させた
化粧品と発酵素するりの記事は
コチラ
便通・腸を整えて美肌を目指す 元皮膚科・現役肛門科の女医が教えるキレイ術
2020年12月25日に出版し、おかげさまで9刷目となり累計発行部数が3万部を超えるベストセラーになりました
オシリを洗っている全ての人に届けたい。
お読み頂けると幸いです。
公式LINEでも情報発信中