診療所ではできるだけ下剤に頼らない便秘治療をしています。
基本的に痔の人は「腸の便秘」は無くて、出口の便秘だけという人が多いので、便秘治療と言えば坐薬を使うことがほとんどなのですが、「腸に対する働きかけ」もしたいと希望される人が多いです。
出やすい便と出にくい便があって、出やすい便だとオシリの調子がいいけれど、出にくい便だといきんでしまうので痔が悪化すると
だから「どんな便を出すか」もとても大切で、「便の質」にもこだわりたい。
便が硬いからと酸化マグネシウムを飲むと、確かに便はやわらかくなるけれど、やわらかくなりすぎたり、効き過ぎなのか何度もトイレに行かなければならないので調節が難しいと言われる患者さんも多いです。
また「ねちょっとしたキレの悪い便」になるため、かえって肛門に残りやすく出残り便秘が悪化してしまう
そんな患者さんの声にお応えすべく作ったのが発酵素するりでした。
文字通り「発酵をさせる素」が入っているのですが、これを摂取すると腸の中に棲み着いている腸内細菌が発酵して増殖し腸内環境が改善します。
現代人は昔の人に比べると腸内細菌の数が少なく、菌の多様性も減っているので、フローラの肥やしとなる発酵素は現代人にとっては欠かせないもの。
5年前、入院患者さんでお試しで摂取してもらったところ、ほぼ全員が便通改善し、「肛門に負担のかからない出しやすい便になる」と高評価だったので導入決定したという経緯もあり、ネーミングも患者さんに考えてもらったのでした
便がするりと出るから「するり」という名前に決定。
他にも「便がつるりんと出る」から「つるりん」と呼んでいた患者さんもおられましたが、多数決で「するり」に決定しました
だから「発酵素するり」なんです。
摂取方法も何でもあり。
そのまま食べたり飲んだりしてもいいですし、豆乳のヨーグルトに混ぜて1日寝かせて発酵させてから食べてもOK
わらび餅にきな粉代わりにかけたり、納豆に振りかけたり、お菓子作りの時に砂糖の代わりに使ったり、玄米を炊くときに大さじ1杯ほど入れたりと用途は様々。
こちらに患者さんの使い方を書いています。
参考にして下さい↓
自家製豆乳グルトの作り方はコチラ↓
どれくらいの量で効くのかは患者さんによって様々。
小さじ1杯でも便がゆるくなる人もいますし、大さじ5杯食べても全然平気という人まで。
私は朝と夜にティスプーン山盛り1杯食べています。
そのまま食べてお水かお茶でごくごく。
豆乳のヨーグルトを買ってきたときは混ぜて食べています。
私はするりを飲み忘れると便が硬くなります。
だから旅行にも持って行っています。
でないと悲惨なことになるので
毎日便は出ているけれど、便が硬いとか便が出にくいという下剤までは必要ないという患者さんに使うことが多い発酵素するり。
下剤を出す前に「食べる治療」として提供しています。
どうせ飲むなら下剤よりも腸や体に良いものを
これからもまだまだ便通に良いものがあったら採り入れていきたいと思います。
発酵素するりは一般の方もオンラインショップから購入できます。
お試しミニパック↓
ミディアムパック↓
大パック↓
患者さんは患者さん価格となりますので窓口で買ってくださいね。
診療所のセラピードッグ「ラブ」
右端がラブです
お散歩中に寝そうになってる
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便通・腸を整えて美肌を目指す 元皮膚科・現役肛門科の女医が教えるキレイ術
2020年12月25日に出版し、おかげさまで9刷目となり累計発行部数が3万部を超えるベストセラーになりました
オシリを洗っている全ての人に届けたい。
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