今日は患者さんからのリクエストで記事を書きます。
私がお試し中の成分についてご紹介。
コエンザイムQ10です。
コエンザイムQ10はミトコンドリアの中に存在する補酵素。
あらゆる細胞や血液中に存在し、生命活動に必要なエネルギーの大部分を作り出しています。
「いたる所に存在する」という意味でユビキノンとも呼ばれており、特に心臓の筋肉や、骨格筋、肝臓や腎臓に遠く存在すると言われています。
1957年、アメリカのクレイン博士らによって発見され、日本では1975年から心筋梗塞や脳卒中、糖尿病などの治療薬として使用されていましたが、2001年に食品として認可され、コエンザイムQ10サプリメントブームが起こったことは記憶に新しいでしょう。
私も飲んでましたねぇ。
コエンザイムQ10がなぜ重要なのか?
それはズバリ生きるためのエネルギー源となるATP(アデノシン三リン酸)を作るのに必要な物質だからです。
生物の復習をしましょう。
ミトコンドリアはエネルギーの産生工場でしたね。
TCA回路からATPが作られるのですが、その過程に必要なのがコエンザイムQ10なんです。
コエンザイムQ10がないとTCA回路が回っていてもエネルギーが作れないというワケ。
だからとっても重要。
コエンザイムQ10が減るとエネルギー不足になってしまう。
つまり疲れやすくなったりスタミナ不足となるわけです。
またコエンザイムQ10そのものに強力な抗酸化作用があり、活性酸素から体を守ってくれます。
抗酸化ビタミンであるビタミンEの働きを助ける性質も持っているためダブルで抗酸化作用を期待できます。
生きていくために必要な物質であるコエンザイムQ10。
残念なことに加齢とともに減少してしまう。
20歳の時点で100%とすると40歳で70%に、80歳で40%に減ってしまいます。
臓器によって違いがあって、肝臓のコエンザイムQ10はさほど減らないけれど、心臓のコエンザイムQ10は右肩下がりに減ってしまう。
補うためにはコエンザイムQ10を豊富に含む食品を摂るのも有効なのですが、推奨量であるコエンザイムQ10 100mg/日摂取するには牛肉を1日3㎏、イワシを1日20匹食べないといけません。
ちょっと現実的ではないですね
だからサプリで摂取する方が手軽です。
実際、2001年に食品として認可される前までは医療現場で心筋梗塞、脳卒中、糖尿病などの治療薬として使われていたコエンザイムQ10。
臨床的にはどういう効果・効能があったのかというと
・1日300mgの接種で手術後・ケガのあとの快復が早くなり入院期間が短縮した
・分泌型IgAが増加するため風邪やインフルエンザの予防になった
・唾液分泌量が増加し歯周病や歯肉炎が改善した
・偏頭痛が改善した
・妊娠中毒症を緩和した
・ヒアルロン酸合成能が活性化、コラーゲン分解を抑制した結果、シワが改善した
という臨床試験結果が報告されています。
分子栄養学の講義を聴いて、副腎疲労の私には必須の成分やん!と思い飲み始めました。
血中濃度が上がるのに1週間くらいかかるので、1週間は高容量で摂取し、血中のコエンザイムQ10濃度が一定になったら1日100mgを維持するという飲み方で現在も継続中。
どれくらいの量が適切なのかは人によって違うので、自分に合う量を見つける必要があります。
効くと本当に元気になるそうなので、量を変えながら試しています。
コエンザイムQ10に関しては「えーっ?!」という衝撃の事実がたくさんあるので、また解説したいと思います。
というわけで私の中でマイブームのコエンザイムQ10についてご紹介しました。
疲れやすい人
治療中の人
スタミナ不足を何とかしたい人
顔のシワが気になっている人
しょっちゅう風邪をひいている人
にオススメの成分です
診療所のセラピードッグ「ラブ」
犬にもコエンザイムQ10は
オススメの成分だそうです
だからラブにも飲ませています
いつまでも若々しく元気で
長生きしてくれるといいな

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