急に寒くなってきて、いよいよ季節は冬に向かっていますが、気になるのは風邪やインフルエンザ、そしてもちろんコロナウィルス。
ウィルスがどこから侵入してくるかというと、鼻やノドなどの粘膜です。
耳鼻科の先生が「風邪は上咽頭から始まる」とおっしゃっていましたが、皮膚ではなく粘膜の部分から侵入してくるわけです。
粘膜にも皮膚と同じようにバリアー機能が備わっています。
ウィルスや細菌など悪いモノが入って来ないよう細胞と細胞が隙間無く接着しているのです。
この細胞間接着装置(タイトジャンクションと言います)がゆるむと、外からウィルスや細菌が侵入できるようになってしまう。
この細胞間接着装置に密接に関係しているのがビタミンC、ビタミンD、亜鉛なんです。
ビタミンC、D、亜鉛は、このタイトジャンクションの働きを強めてくれるのです。
ビタミンCが風邪に効くというのは広く知られていますが、私はビタミンDの方を重視しています。
理由はコチラをお読み下さい。
そして患者さんの血中ビタミンD濃度を測定して、栄養素を内服しても血中濃度がなかなか上がってこない患者さんがいることに気付きました。
その患者さんに不足している栄養素がこちらです↓
ビタミンやミネラルは足りないからと単体で補充するのもいいのですが、互いに影響し合っているため総合的にバランス良く摂取することが大切。
だから私は患者さんからオススメのサプリは何ですか?と尋ねられた時には全ての栄養素がバランス良く配合されたマルチビタミン&ミネラルをオススメしています。
感染症対策の場合、これにプラスしてビタミンC、D、亜鉛を加えます。
特にビタミンCはリポソーム化しないと飲んでも95%が尿に行ってしまうので、補うならリポソーム化したものを選んで下さいね。
せっかく飲んだのに全部オシッコに出てしまったら勿体ないですから
リポソーム型ビタミンCは97%が細胞に届きます。
これからのシーズン、しっかりとビタミンC、D、亜鉛を補って風邪に備えましょう
診療所のセラピードッグ「ラブ」
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