先日出演した「世界一受けたい授業」。
有名なテレビ番組だからでしょうか。
皆さん、結構ご覧になっていたようで、色々な人から出演後、たっくさん連絡がきました
私が出ることを知らずにテレビを観ていた患者さんも多かったようで、大騒ぎされてました
そして最近は受診される患者さんの多くから
「先生がテレビに出て有名になったら、患者さんが殺到して私たちの予約が取れなくなったらどうしよう･･･。先生が忙しくなって体こわされたりしないかも心配
」
という声があがっています。
大丈夫です
テレビに出たからって何も変わってません
患者さんも増えてません〜
これ、ホンマですよ。
今までも有名なテレビ番組に出演してきましたけど、テレビに出たからって患者さんが殺到したことは一度もありません
なんで
それは自由診療だからです。
診察代が高いからです。
初診料が3万円もする肛門科に最初から来る人なんて滅多にいませんから
よほど困らないと来られないです。
まずは近所の肛門科へ行ってみよう･･･となるのが普通でしょう。
そこで治って何も困ったことがないのなら、わざわざうちの診療所を受診される必要はありません。
本を書いたのも
メディアに出演しているのも
情報を伝えたいからです。
診療所に患者さんを呼び込みたいからではありません。
間違った情報が氾濫して、誤った手入れをしている人が多いので、そこを是正したかった。
肛門科の診察室のリアルをお伝えし、現場の生の声を伝えたい。
そう思ってブログも始めたし、取材も断らずに伝えるチャンスと捉え受けてきました。
23年間、肛門科医として生きてきて、これほどまでにオシリの変遷を間近で見てきて危機感を覚えたことはありません。
これは日本人の肛門の危機だと思い筆を執った次第です。
私のような小さき者の影響力は微々たるものだと思っていましたが、多くの方に引っ張り上げて頂き、こうして念願叶って本を出すこともでき、尾藤克之さんのような多大な影響力のある人に本を紹介して頂いたりと、色々な方に支えられて今があると思っています。
本当に感謝です。
私一人の力ではありません。
そんなことは分かっています。
でも、大げさですが、後世に残したい本だと思っています。
そしてまだまだ伝えたいことがたくさんあります。
肛門医療の闇に光を照らし、必要のない手術や注射療法を受けて後悔する患者さんをなくしたいと、勇気を出してブログでも書いてきました。
これからも「みのり先生の診察室」というタイトル通り、肛門科の診察室のリアルをお届けして参りたいと思います。
というわけで･･･
テレビに出たからって患者さんは増えてません。
診療所の患者さんたちは安心してください
それよりも緊急事態宣言が解除されて予約が殺到することの方が心配です
緊急事態宣言中でも医療機関への通院は認められていますので、すいている今のうちに受診を検討して下さいね
診療所のセラピードッグ「ラブ」
最近、時々診察室にいますよ
気付かずに帰っていく人が多いけど
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患者さんのリクエストで復活させた
化粧品と発酵素するりの記事は
コチラ
便通・腸を整えて美肌を目指す 元皮膚科・現役肛門科の女医が教えるキレイ術
2020年12月25日に本を出しました
是非、本屋さんで買ってください
