メディアによる報道で大阪の感染者数が激増していて、とんでもないことになっていると思っておられる方も多いと思います。
実際どうなのか
というと、街も人も普段通りです
ただ、こういう状況になると診療所では予約のキャンセルが相次ぎます
昨年の緊急事態宣言のあともそうでしたし、大阪の感染者数が増えると、受診することをためらう人が増え、キャンセルだらけで、外来はガラガラでした
そして今回の大阪の感染者数1000人超え・・・。
遠方の患者さんから
「大阪の感染状況がひどいので大阪に行くのをやめます」
「家族が大阪に行くなと言うので・・・予約をキャンセルします」
「診療所は感染症対策も徹底されているので安全であることは分かっているのですが、新幹線や飛行機での移動が不安で・・・」
というキャンセルの連絡が相次ぎました。
予約がいっぱいで全部埋まっていた土曜日もガラガラです
一昨日受診された患者さんに
「こんな感染状況で受診するの怖くなかったですか」
とお聞きすると
「いいえ。だってこれだけたくさんPCR検査しまくってたら陽性者数は増えますよ。1日当たりの検査数、東京を大きく上回って1万超えてますよ。」
と。
え
そうなん
知らんかったー
「メディアは陽性者の数しか言わないけど、何人検査してるかを見ないと」
と。
そりゃそうだ
「大阪駅の周辺で無料PCR検査やってましたよ。通行人に呼びかけて、呼び込みしてました。」
と。
PCR検査のなが〜い行列が出来ていたそうです。
大阪府か大阪市か、どちらの方針か分かりませんが、とにかくPCR検査数を増やしているようですね。
検査をたくさんやれば、それだけ陽性者数も増えるでしょうから、当然予想された結果のはず。
実際どうなんだろう・・・と思って調べてみました。
こちらのサイトは感染状況が詳細に分かります
東京都と大阪府で比較してみました。
PCRの検査人数です。
日によって検査数が異なりますが、大阪府の方が圧倒的に多いです。
東京都は1万を超えていませんが、大阪府は多い日だと約1万5千あり、日によっては東京都の5倍近くの検査数だった日もあります。
そして検査陽性者数は
グラフを見ると、大阪府の方が圧倒的に数が多く見えますが、縦軸をよく見て下さい。
東京都は500刻み、大阪府は200刻み、倍以上の差があります。
そして検査数を増やしてから、どんどん陽性者数が増えていっているのが分かります。
東京都よりも人口の少ない大阪府で、東京都よりもはるかに検査数が多いということはマスコミは報じません。
陽性者数も大切ですが、分母である検査数が分からなければ比較のしようがない。
そして患者さんの口から
「意図的に検査数を躍起になって増やしている。そして見かけ上、感染者数を増やして、大変な状況をアピールし、まん防を出したかったのだと思う。そうすれば人々の行動を制限することもできるし、お店はどんどん潰れます。潰れたあとに何が、誰が入るか、何をしたいか・・・それをしっかりと見ていれば背景にどんな勢力があったのか分かりますよ。」
と。
そのあと、色々と診察室で政治ネタで盛り上がったのですが、その内容は・・・ブログでは書けません
お察し下さい。
外来が空いていたので、一人一人の患者さんとゆっくりお話が出来ました。
それにしても一昨日は同じような政治ネタで、何人もの患者さんと盛り上がりました
とてもじゃないけど、公言出来ないような話まで・・・。
テレビや新聞の報道とは裏腹に、皆さん、国家レベルでの危機を感じておられました。
コロナでパンデミック(本当はインフォデミック)が起こっている裏で、混乱に乗じて何かをしようと企てている勢力(組織?国?)があるとしたら・・・
コロナもワクチンも情報を疑う目を持たないと何かに飲み込まれてしまうかもしれません。
さて大阪の街は交通量も人の流れも普段と変わりありません。
私はホッとしました。
皆、自分の頭で考え行動していると。



どこも厳しい状況で頑張っています。
診療所も大変な状況ですが、頑張ってコロナ禍を生き延びたいと思います。
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