家族同様に大切な人が癌になり、その人の希望で始めた点滴療法。
昨年夏に点滴療法を始めるために点滴療法研究会が開催しているセミナーを受講し、導入方法、点滴のメニューを勉強しました。
人のために始めた点滴療法ですが、今となっては自分たちの健康に欠かせないものになっています。
本当に始めて良かった
命拾いした・・・
と心の底から思いました。
癌治療のための高濃度ビタミンC点滴なのですが、癌治療以外にもあらゆる用途に使えることも分かり、様々な疾患に対して用いられています。
まずは自分たちから・・・ということで昨年秋から始めて、今年に入ってから本格的に導入。
ちょうど新型コロナウイルスの感染拡大が始まった頃。
それもあって治療を兼ねた予防のために高濃度ビタミンC点滴を週に2回、自分と家族が受けています。
患者さんには大々的に告知をしていなかったのですが、診察の時にお話しすると、自分も受けたいと希望される患者さんがおられ、定期的に受けに通われる方が増えてきました。
色が白くなる
美肌になる
ということで美容的な目的で点滴を受ける女性も多いそうですが、うちの診療所の場合は美容目的ではなく、感染予防と疲労改善を期待して受けておられる方が多いです。
毎週受けに来られている患者さんがおられるのですが、久々に診察に入ってもらったら顔色が全然違うことに驚きました
とてもハードな仕事をしておられ、睡眠不足と仕事のストレスから、いつもとても疲れた顔をしておられたんですが、顔色が良くなって、しかもちょっと色白になっておられたんです
ビヨンセがこの点滴を受けて色白になったことは有名で、「ビヨンセ点滴」とか「白玉点滴」と言われたりもしていますが、確かに肌の色が明るく白くなった気がします。(私も患者さんも)
とにかく疲れが取れるんですよね。
喉がちょっと痛いなぁ
風邪ひきかけてる・・・
と感じた時に点滴をすると症状が消失しました。
これで何度、風邪をひかずにすんだことか・・・。
体がしんどい時に点滴を受けると、その変化が良く分かります。
でも・・・
点滴をして元気になったからと無理をして働いちゃダメ
点滴はカンフル剤ではないので、しんどい時は休むことが大切。
そこで無理をすると、どこかで体が悲鳴をあげます。
点滴は、決してしんどい体にムチ打って働くためにするものではありませんからね
点滴時間は30分ほどですが、ぐっすり眠っている人が多いです。
点滴をすると眠くなってよく眠れるんですよ。
自分や家族、そして患者さんの変化を目の辺りにして点滴療法の素晴らしさを実感しています。
元々は人のために導入した点滴療法。
きっかけとなった大切な人は、点滴をするようになってから体調が良くなり、血液データの異常がすべて無くなって、癌を克服されました。
このような体験をするともうやめられないですね。
ビタミンCはストレス下ではどんどん消費され不足していきますから常に補いたいもの。
口から飲んだビタミンCの全部が吸収されるわけではないので、直接血管に入れることは意味がある。
一般的なビタミン点滴ではなく高容量で入れるので効果があるのでしょう。
これからも自分たちや患者さんを通して、たくさんの感動を与えてくれそうです。
1日1花
今日の花は
診療所のセラピードッグ「ラブ」
動物に対する点滴療法もあります
ラブにもやってみたいなぁ
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患者さんのリクエストで復活させた
化粧品と発酵素するりの記事は
コチラ