日に日に国内の新型コロナウイルス感染者数は増加し、累計2千人を超えてしまいましたね
東京都の小池知事が不要不急の外出を控えるよう呼びかけておられましたが、一部の若い人の間では「インフルと変わらない」「かかっても死なないから大丈夫でしょ」という楽観視する人もいて、普段通り自粛せず行動している人も少数ですがおられたようです。
海外旅行から帰国した大学生が卒業式に出席し友人や同席した大学職員に感染させてしまっただけでなく、故郷に戻り家族に感染させてしまうなど、たった一人の感染者からどんどん広がりを見せています。
移動の制限や外出を控えることがなぜ必要なのか
それはウイルスは人によって運ばれるからです。
そうですよね
ウイルスが自分で動いて車や電車、飛行機に乗って移動したりしませんよね
ウイルスはそれ単体では生存できない生命体です。
生き物に寄生しないと生き延びられない運命だから、人間にくっついて移動し、寄生体を探しているわけです。
人間にくっついただけでは感染出来ません。
人間の体の中に入り込まなければなりませんが、その手段の多くが手です。
どこから侵入できるか
口、鼻、目です。
ウイルスの付いた手で顔を触るとウイルスが侵入するチャンスを与えてしまうことになります。
例えば・・・
お札を数えるときに指を舐める
手で鼻をすする
鼻をほじくる
目をこする
ちょっとした動作で、無意識にやっているしぐさで、ウイルスが侵入してしまうかもしれません。
ウイルスは手を介して人間の体の中に入り込み感染するのです。
だから「こまめな手洗い」が大切と言われているのですね。
一度洗ったら、一度消毒したら終わり大丈夫
じゃなくて、今、付いてないよね
ってことを度々意識して、極力顔を触らない。
顔を触る前には手を洗ったり消毒したりした方が確実です。
でも実際は、そんなこといちいち出来ません
でも意識して1日何回顔を触ったか数えてみて下さい。
意外と多いのですよ
マスクがずれた時に手でマスクを触っていませんか
マスクの表面にはウイルスが付着しているかもしれません。
だから触らないようにしなければなりませんし、触った後は手を洗いましょう。
マスクをしてるから安心
とか
手洗いをしているから大丈夫
というものではなく、
ウイルスの付いた手で顔を触らないこと
これに尽きるのです。
いつウイルスが手に付着するかは分かりませんから、こまめに、何度も手洗いや消毒をして、ウイルスを顔に運ぶ機会を減らすことが大事。
これから緊急事態宣言や都市封鎖などが行われるかもしれません。
自分がウイルスの運び屋にならないように、皆が不便を我慢して、力を合わせて自粛することが本当に大切です。
自分一人くらい、これくらいなら・・・と気持ちをゆるめないことです。
ヨーロッパやアメリカの状況を見ていると本当に恐ろしくなります
日本は大丈夫と思わず、気を引き締めて生活したいと思います。
診療所のセラピードッグ「ラブ」
都市封鎖になると
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