毎日寝ても覚めてもコロナ、コロナ、コロナ・・・
もういい加減、イヤになってきますね
外出を控えている人も多く、ずーっと閉じこもっていると不安が増し、正常な思考回路が働かなってしまっている人もおられることでしょう。
診療所にも毎日たくさんのお問い合わせを頂いています。
昨日のブログでも書きましたが、「受診したいけど、受診する時期だけど、コロナが心配で受診出来ない」という患者さんからの相談が毎日あります。
患者さんの不安は主に二つ。
1.電車やバス、飛行機や新幹線など移動中に感染しないか心配
2.患者さんが集まる診療所で感染しないか心配
1については自分の努力と工夫だけではどうしようもない問題なので仕方ないのですが、バスならちょっと窓を開けて換気することが出来ますね
昨日は比較的たくさんの患者さんが来られたのですが、遠方の患者さんが新幹線や飛行機
がガラガラだったとおっしゃってました。
新幹線は普通車だと1車両に10人前後、グリーン車だと1車両に3〜4人しか乗ってなかったそうです。
飛行機もガラガラで、こんな少人数で飛ぶのか?と思ったそうです。
かえって安全かもしれない・・・と皆さん、おっしゃってました。
あと、公共の交通機関での移動が心配な患者さんは自家用車で来られてますね。
東京や横浜、千葉、埼玉から6時間以上かけて来られました。
四国方面は車利用の人が多いです。
高知や愛媛からは時間がかかりますが、徳島や香川からは2時間くらいで来られてますね。
意外と近いんです。
名古屋や三重の患者さんも多いのですが、車で普通に来られてますよ。
今は車が一番安全かもしれませんね。
そういう私も電車やバスには乗らず、どこに行くのも、近いところでも車で行っています。
もしも可能であれば自家用車での来院をご検討下さいね。
そして診療所には駐車場がありません。
すぐそこにスーパーのライフ天神橋店がありますので、そこの駐車場に停めて下さい。
500円以上の買い物をすると90分間無料です。
診療所近辺にはコインパーキングがたくさんありますが、料金が高いです。
ライフの方がお得です。
500円以上の買い物をする方が安くつきますので是非ご利用下さいね。
そして2番目の不安、診療所で感染しないかという点について、感染予防の取り組みを説明したいと思います。
1.受診者全員の体温を窓口で測定
患者さんだけでなく、お付き添いの方も含め体温測定をお願いしています。
37.5度以上の人は受診をお断りしています。
熱のある方はお帰り頂く方針ですが、そもそも肛門科に風邪で発熱している人は来ないので、現在の所、一人も帰って頂いたことはありません。
体調の悪い患者さんは受診をキャンセルされるので、基本的に健康な人しか受診されていません。
2.窓口で手をアルコール消毒
まず来られたら窓口で手をアルコール消毒して頂いています。
これも患者さんだけでなく付き添いの方も同様にお願いしています。
アルコールスプレーが手に入らないため、採血や点滴の時に使うアルコール綿(70%イソプロパノール)を渡し、その場で拭いてもらっています。
手だけでなく残った綿花でスマホやカバンなどを拭いて頂いてもいいですよ。
アルコールでかぶれる人には別の消毒スプレーを用意しています。
3.マスク着用
患者さんだけでなくお付き添いの方も含め、全員にマスク着用をお願いしています。(お持ちでない方は窓口で申し出て下さい)
館内ではマスクを外さないようお願いします
4.窓を開けて換気
待合室、診察室、受付エリアなど全て窓を少し開け、換気扇を常時つけて空気が滞らないように風通しをしています。
感染拡大はライブハウスなど窓のない風通しが悪くて換気が出来ない場所に大勢の人が集まった状況下で起こりました。
だから換気をして空気の流れを作っています。
暖房をガンガンにしていますが少し寒いです。
どうかご理解頂きますようお願いいたします
5.加湿器で湿度を50%以上に保つ
通院中の患者さんはお気づきかと思いますが、待合室にも診察室にも数台の加湿器を常時稼働させて蒸気もくもく状態にしています。
空中を漂うインフルエンザウイルスの感染力は湿度に依存しない。
というアメリカの研究結果が発表されましたが、こんな記事を見つけました
新型コロナウイルスは3日間滞留し空気中で3時間生存…弱点は湿度=米で報告書
ウイルスの種類が違うからでしょうか。
コロナウイルスの弱点は湿度のようですね。
乾燥している環境の方が静電気が発生しホコリが舞いやすくなるように、ウイルスも動きやすいのでしょう。
湿度50%で22.22度にすればウイルスの活動が収まることが判明したそうですから、暖房の温度を24度に設定し、湿度は50%以上を維持するようにしてきたことは間違ってなかったようでホッとしました。
6. 患者さんを入れ替える度に診察室を消毒
患者さんを入れ替える度に診察室全体を消毒しています。
ベッドや床、壁、カーテンなどは次亜塩素酸ナトリウムで、ドアノブは75%エタノールで消毒しています。
金属の部分に次亜塩素酸ナトリウムを使用するとさびてしまうので注意して下さいね。
金属の部分はアルコール消毒がいいと思います。
空気中にも次亜塩素酸ナトリウムを噴霧しているため、プールのようなニオイが立ちこめていると思います。
空間は水のチカラの静菌スプレーを使いたかったのですが、在庫が無くなってしまったので次亜塩素酸ナトリウムで代用しています。
というわけで、患者さんの入れ替え作業に手間暇かかるため、待ち時間がいつも以上に長くなっております
ちゃんと消毒作業をしてからお呼びしたいので、どうかご理解下さい
7.一人診察する度に診察で使用したグローブは廃棄し、2重で付けている内側のグローブは次亜塩素酸ナトリウムで消毒
昨日のブログでも書きましたが、私はグローブは2重にしてつけています。
外側のグローブだけが汚れるので内側は消毒しなくても大丈夫なのですが、念のため消毒しています。
スタッフも同様にしています。
8.患者さんが手で触るボタンは使用前に次亜塩素酸ナトリウムで消毒
患者さんが精算の時に押すボタンやお釣り受けなど、手で触れる部分は使用したら次亜塩素酸ナトリウムで消毒しています。
9.15分に1回、カウンターなど次亜塩素酸ナトリウムで消毒、空気中にも噴霧
受付スタッフがこまめに消毒しまくっています。
患者さんが触りそうな部分も拭いたりしてくれています。
10. 加湿器に除菌液を入れて空間除菌
加湿器の中にレジオネラ菌を90%以上除菌する加湿器専用の除菌液を入れて空間を除菌しています。
加湿器のぬめりも防止できますし、加湿器内に雑菌が繁殖するのも防いでくれるので便利です。
そして使った加湿器は毎日、診察終了後、容器を洗って乾かしています。
加湿器内は手入れをしないと雑菌が繁殖しますよ。
手入れの行き届いていない加湿器を使うと、加湿器内で繁殖した菌やカビを空気中にばらまくことになりますのでご注意を
以上、診療所で現在取り組んでいることを書いてみました。
ご自宅でも参考になることもあると思いますので是非取り入れてみて下さい。
やれるだけのことはやっているので、これで感染したら仕方ないです。
そもそも診療所以外の場所で感染してウイルスをもらってくることもあるでしょうから、そうなったらそうなったであきらめます
だってこれ以上出来ないっていうくらい対策してますから
診療所が感染源にならない努力だけは怠らず続けようと思います。
外から持ち込まれることに関しては、どんなにやっていても100%防ぎようがありません。
皆さんも冷静に取るべき対策とやれる対処をやって、あとは普通に過ごした方が健康のためにいいと思いますよ。
それに感染しても無症状の人も結構いるようですから、既に私もアナタも感染してるかもしれませんし
自分がうつされないように・・・
だけでなく
自分が人にうつさないように気を付けて生活しましょうね
そして大切なことは感染しても重症化しないよう自分の免疫力をしっかりと上げておくことだと思います。
そのために私は国際オーソモレキュラー医学会が提唱する栄養素をしっかり摂って、週に2回、高濃度ビタミンC点滴12.5gを受けています。
そして睡眠と休養、これが一番大切。
休みの日は休むようにしています。
皆さんもしっかり寝て、栄養のあるもの食べて、たまにはボーッと休んで下さいね
診療所のセラピードッグ「ラブ」
休みの日はラブを連れて
遊びに行きたくなるんですよね〜
遊ぶか休むか
悩ましい問題です
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患者さんのリクエストで復活させた
化粧品と発酵素するりの記事は
コチラ