新型コロナウイルスを心配して受診を控えている患者さんも多いですね。
肛門科ですらこの状況ですから、発熱や風邪の患者さんを診察するクリニックはもっと大変だと思います。
うちの診療所にも毎日たくさん問い合わせの電話がかかってきます。
その中でちょっと気になった質問があったのでブログで説明させて頂くことにしました。
通院されている患者さんからお電話で色々と質問がありました。
その質問とは
「心配で、失礼を承知なんですけど・・・診察の時に手袋されてると思うんですけど1回1回交換されてますか
こうゆう時期なので心配で・・・。」
というもの。
コロナウイルス感染を心配されてのことなのでしょうが・・・
コロナに関係なく
診察した手袋は使い捨てています。
再利用することもないですし、一人の患者さんを診察したら、使ったグローブは捨てて、次の患者さんを診察するときには新しい手袋を装着しています。
きっと私が診察後も、いついかなる時も、グローブをはめているから
「もしかして、それって、診察で使ったもの・・・」
と思われたのでしょう。
私は手袋を二重にしてはめてるんですよ。
まず自分の手にたっぷりとSザルベを塗って、透明なプラスチックグローブを装着します。
Sザルベを塗らないと皮膚が弱い私は簡単に手荒れを起こしボロボロになってしまうのです
Sザルベを塗ることで手袋が密着してくれる効果もあります。
このグローブの上から診察用のラテックスグローブを装着。
診察が終わったら、このラテックスグローブを外して廃棄しています。
だって、オシリの穴に入れてますから・・・
使い回しなんてとんでもないですし、そのままPC触ったり出来ませんよ
だから透明なプラスチックグローブだけは常に装着している状態だったんですよ。
この上からラテックスグローブを着脱してたわけです。
決して診察した手袋のまま作業しているわけではありません
スタッフは診察介助に付いているだけで手袋は汚れないので外さず、次亜塩素酸ナトリウムをスプレーして消毒しております。(もちろん汚れた場合は手袋を交換していますが)
新型コロナウイルス対策のため頻繁に手を洗って消毒をすると手荒れを起こしてしまうため、現在は受付スタッフ含め全員が手袋を装着し、一人の患者さんに対応したら、その都度、次亜塩素酸ナトリウムで消毒するようにしております。
ウイルスは手から運ばれて感染することが多いですからね。
そして診察室も患者さんを入れ替える度に次亜塩素酸ナトリウムと消毒用エタノールで消毒作業を行っています。
だから患者さんの入れ替えに時間がかかっているのです
そのため待ち時間がいつも以上に発生してしまっています
感染予防のためなので、どうかご理解頂きますようお願い致します
お電話やメールでのお問い合わせを見ていると、患者さんの不安は二つ。
1.電車や新幹線、飛行機での移動が不安
2.診療所で感染しないか不安
今は圧倒的に1の移動の不安が多いですが、2の不安も分かります。
私だって出来るだけデパートや飲食店に行かないようにしていますから・・・。
風通しの悪い換気できない閉鎖空間に大勢の人が集まると感染しやすいと言われていますからね。
明日は新型コロナウイルス感染予防のために診療所がどんな取り組みをしているのかお話ししたいと思います。
診療所のセラピードッグ「ラブ」
屋外では感染しにくいようですが
大勢がひしめきあって
飛沫や息がかかるような状況だと
感染のリスクは高くなるでしょうね
ドッグランは行きたいな
クリックお願いします
患者さんのリクエストで復活させた
化粧品と発酵素するりの記事は
コチラ