患者さんから質問があったのでブログでも記事にしておきます。
毎日感染者数が増えていっているので不安に感じる人も多いようで、診療所でマスクを買えないかというお問い合わせまで頂いており、今回の騒動の大きさをヒシヒシと感じております
ドラッグストアやコンビニでもマスクとアルコール消毒スプレーが売り切れていて手に入らないですからね
それは何も一般の人に限ったことではありません。
医療機関も同じです。
アルコール消毒スプレーを発注しようとしたら、業者さんから在庫が無く、今後入荷の予定も全くたってないので注文が受けられないと言われました
えマジ
昨日の夕方には普通に発注できたのに
翌朝には発注停止ですよ。
注文すら出来ない状況になっていました
マスクも不足しているようで、手術を行う医療機関ではマスクが無くなると手術が出来ないため困っているようです
だからコワイからって買い占めないようにしなければなりません。
幸い、うちの診療所は災害対策として災害用のマスクを大量に備蓄していたので、何とかなりそうです。
あとグローブもこういう時に役に立ちますから、坐剤や軟膏を塗るために処方している使い捨て手袋を感染症対策に使って下さいね。
先日、コロナウイルスから体を守るために摂った方が良い栄養素について記事を書きました
じゃあサプリメントを飲めばいいのかというと、そいうわけではなく、ちゃんとしたものを選んで欲しいので、サプリメントについて追加記事を書きました
今、新型コロナウイルスに対する不安が高まっているため、それに乗じた商売が横行していますので気を付けましょう。
色々な人が様々な情報を発信して、ウイルスにはこれという商品を紹介したり販売しているようですが、消費者として厳しい目をもって冷静に判断して下さいね。
誰が発信しているのか
医師などの有資格者が発信したものなのか
商品はちゃんとエビデンスのあるもの、安全なものなのか
ネットワークビジネスなど営利に基づくものではないのか
不安につけ込んだ商売もありますから注意してすぐに飛びつかないようにしましょう。
診察の時に患者さんから
「先生がブログで紹介しているサプリ、全部飲むの大変だから、その中でも厳選して3つくらい選ぶとしたらどれですか」
と質問を受けたので、うちの患者さん向けに答えますね。
3つ厳選するとしたら
1.いつも皆さんに処方しているヒト由来の乳酸菌
2.ビタミンD
3.リポソーム型ビタミンC
です。
特にビタミンDは大切です。
2週間だけ普段の4倍量(4粒)飲むことをオススメします。
2週間たったら普段の2倍量(2粒)に減量して感染が下火になるまで続けて下さい。
予防はインフルエンザと同じです。
1.手洗い
2.うがい
3.マスク(エビデンスは無いけどあった方が安心)
そして診療所でいつも気を付けているのが
4.加湿
です。
たくさん加湿器を設置しているのに気付かれている患者さんも多いでしょう。
湿度が下がるとウイルスが繁殖しやすくなるため、常に湿度を高めに設定して繁殖しにくい環境作りに努めています。
あと、私が大切にしているのが
5.歯磨き
です。
特に起床直後の歯磨きが重要
寝ている間に口腔内細菌が繁殖して口の中は細菌だらけです。
歯磨きをせずにゴックンすると、細菌も一緒にのみ込んでしまうことになります。
喉の粘膜に細菌が付くと感染を起こしやすくなります。
風邪は上咽頭から始まると言われていますから、口腔内は清潔な状態を保ちましょう。
こまめな歯磨きによって感染症が減ったという高齢者施設での統計もあり、ちゃんとエビデンスもあります。
食後の歯磨きはもちろんのこと、起床直後の歯磨きもしてくださいね。
6.顔(口や鼻、目など)をむやみに手で触らない
ウイルスが付着した手で顔を触ると口や鼻、目などの粘膜を通して感染しやすくなります。
内科の先生から聞いたのですが、風邪を引きやすい人の3つの特徴が「1.爪を噛む癖のある人 2.手で鼻をすする、鼻をほじる癖のある人 3.顔や髪の毛をいじる癖のある人」だそうですよ。
気を付けましょうね。
そして当たり前のことですが、大切なことは
7.睡眠
です。
睡眠についてはいずれシリーズで記事を書こうと思っていますが、6時間以下の睡眠は免疫を落とすそうです。
睡眠は時間よりも質だ・・・という意見もありますが、睡眠の専門書によると「睡眠時間」が大切だそうです。
理想は8時間睡眠。
6時間睡眠が3日続くと免疫力は半分以下に落ちるそうです。
そしてこれも当たり前のことですが
8.食事
です。
暴飲暴食はダメなのはもちろんのこと、しっかりと栄養のあるものを摂りましょう。
診療所の患者さんには何度もアドバイスしていますが、小麦と乳製品は腸を荒らしてリーキーガット症候群を起こすため、基本的に抜いてもらっています。
腸内環境が悪くなると免疫力も落ちますから、腸内環境を荒らさないよう腸に悪いモノを避けるようにしてくださいね
9.重曹
これは私が毎日個人的に実践していることなのですが、重曹を色々な用途に使っています。
例えば・・・
毎日、湯船に重曹と塩を入れて、ゆっくりつかっています。
湯船に大さじ3杯くらいの塩と重曹を入れています。
塩は普通の塩ではなく、発酵させた塩。
以前ブログでも紹介した「水のチカラのバスソルト」です。
お湯がまろやかになり、体に溜まった電磁波を除去してくれるので毎日必ず入れています。
ここにも特殊な水の技術が入っています。
重曹は食品にも使えるものを購入。
いつもムスビガーデンで買っています。
これなら野菜を洗ったりするのにも使えるし、あと、うがいにも使っています。
イソジンガーグルじゃなくて重曹水でうがいしています。
間違ってのみ込んでも大丈夫
お掃除にも使えるし、ニオイ消しにもなるし、重曹は何かと重宝するため常備してます。
新型コロナウイルスも心配ですが、今、インフルエンザが流行っています。
できる予防は実践しましょうね。
診療所のセラピードッグ「ラブ」
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