今日のブログも閉鎖した診療所の公式ブログで削除した記事をリライトしてお届けします。
マキノ出版から取材を受けて、その記事が「安心」という雑誌に掲載されました。
すごく上手にまとめて下さっているので是非読んで下さい
私の説明よりも分かりやすいかもしれません
さすがプロだと思いましたね
取材のきっかけはブログ
困っている患者さんの助けになれば・・・との思いで書き始めたブログでしたが、ブログをきっかけに取材やテレビやラジオの出演依頼が実は結構ありました。
すべてに応じているわけではないので露出は低いですが、伝える媒体が変われば、より多くの人に届きますし、ネットをしない人にも伝わります。
だけどブログの読者と違って私たちが書いたことを全部読んでくれないので、齟齬が生じやすい部分でもあり、どんな媒体で、どのように、誰が伝えるのかはとても大切で、慎重に選ばなければなりません。
今回、マキノ出版の方と関わらせて頂いて、とても気持ちよく、そして私も勉強になり、あ〜、取材引き受けて良かったなぁと思いました。
取材は1〜2時間くらいなのですが、実はすごく盛り上がってしまい、と〜っても楽しかったんですよ
1回きりの掲載の予定が、あまりにも内容が多く、しかも、かなり濃すぎたため、3回にわたり掲載されました。
10月号は先日のブログで記事にしていますのでお読み下さい。
11月号は「便が漏れて下着が汚れる」の後編
「ニセ便失禁」の後編です。
残った便が付いてるだけなので本当の便失禁とは分けて「ニセ便失禁」という言葉を用いています。
これは造語です。
患者さんに分かりやすく説明するために私たちが勝手に考えた言葉です。
他の先生に言ってもとなると思いますのでご注意下さいね
ニセ便失禁の人は必ずと言っていいほど洗い過ぎています。
お尻も下着も汚れるから・・・
でも、洗えば洗うほど余計に汚くなります
洗い過ぎることがなぜいけないのか、
どういう手入れをすればいいのか、
具体的に表にまとめて下さいました。
私のブログと違って言葉のプロは本当に表現とまとめ方がウマイです
さすがと思いましたね。
内容は私が提供しましたが、ライターが変わるとこんなにも違うんですね。
是非読んでみて下さい
12月号は出残り便秘についての解説!
そして12月号では出残り便秘についての解説記事が掲載されています。
イラスト付きでむっちゃ分かりやすくまとめて下さっていて、私の講演スライドで使いたいなと思いましたね
言葉の選び方、使い方がプロです。
ウマイです。
(当たり前かかえって失礼
)
ブログとは違った言葉での解説、是非読んで味わってみて下さい
読者の方から診療所に電話が・・・
記事が大反響だったようで、うちの患者さんではない一般の読者の方から診療所に電話が数件、かかってきました。
関東地方の読者の方から
「すごく素晴らしい内容の記事だった!
こんな考え方、聞いたことがない。
読んでみて目から鱗だった。
自分も当てはまることが多く、是非とも出残り便秘と鈍感便秘の治療を受けたい。
出残り便秘と鈍感便秘を治療してくれる関東地方の医療機関を教えて下さい。」
というお電話があり、スタッフが対応してくれました。
この便秘の考え方は私たち独自の、特殊な、いや、異端なものなので、他の病院に行って先生に「私は出残り便秘だと思うので、その便秘の治療をしてください!」と言っても、言われた先生は困ってしまうでしょう
なぜなら医学教科書にも載ってない、私たちが独自に考えて言葉を作った「出残り便秘」「鈍感便秘」ですから。
患者さんに分かりやすく説明するために考えた言葉です。
決して医学的に通用している診断名でも概念でもありません。
だから他の病院に行って治療をお願いしないで下さいね
このブログは私たちの便秘や痔に対する考え方を書いています。
それが一般的な概念とずれていることも多いです。(ほとんどか?)
医学書にもない、生身の体(おしり)を見て、診て、患者さんから教えてもらったことを元に今の便秘概念と治療があります。
標準治療で治らない人、うまく行かなかった人、満足出来ない人が受診されています。
私たちは標準ではない医療を提供している
ズバリ、私たちは標準ではない医療をやっていると思います。
なるべく手術しない
ほとんど薬使わない
本当に変わった医療をやっていると思いますね。
痔の原因となった便通を直すことに主眼を置いている変わった肛門科です。
標準治療を否定するつもりもなければ、私たちのほうが優れているというつもりもありません。
人によって治療の合う合わないや、医師との相性もあるでしょう。 ただ、標準治療を受けたけど全然治らない・・・という人には割とお役に立てているようです。
何年も肛門科通いしていたけど治ったと喜んでもらえるケースが多いです。
だけど医療は結果が保証出来ない仕事です。
「○○という症状で悩んでいますが、そちらを受診したら治りますか?」
「治るのであれば遠方からでも受診したいです」
というメールが時々くるのですが、正直、治療を「やってみないと分かりません」。
期待外れに終わる可能性だってあるわけです。
それをちゃんと理解して覚悟した上で受診をお願いします。
打率10割の打者がいないように、ここに来たら絶対に100%治るって言えません。
そしてもう一言。
「先生なら治してくれますか?」 という人に言います。
「治すのはあなたですよ 私は治療のやり方とヒントを教えるだけです。 治療はあなたの生活の中にあります
」
私の患者さんなら理解できますよね
診療所のセラピードッグ「ラブ」
知育玩具で隠されたフードが分からず
困った顔をするラブ
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