院長が
「褒められすぎで恥ずかしいから
自分はブログで書かれへんわ

と言ったので私が書きました

その中に
一生の友と呼べる友だちも出来ました
と書いてありました。
これ、
この患者さんだけじゃないんですよ。
今までに入院された患者さんも
同じようなことを言われて
実際に10年以上たっても
お付き合いが続いている
というケースが結構あるんです。

先日来られた女性患者さん。
10年前くらいに旦那様が
大阪肛門病院だった頃に手術を受けられて
入院されていたそうです。
その時、同室だった男性患者さんと
いまだにお付き合いが続いていて
ちょこちょこ会ってると
おっしゃってました。
また10年以上前に手術を受けられた大学生の女性。
今は結婚されてますが
その時に同室だった女性患者さんと
必ず年に1回は会っているそうです。
診療所の最寄り駅である
天満橋駅で待ち合わせして
入院中に2人でランチしに行った
北浜レトロに食べに行く
というのが行事になってるそうです

たまに診療所で待ち合わせしている患者さんもおられますね

同じような年齢の人同士が
仲良くしているかと思ったら
全然違うんですよ。
20代の人と50代の人が友達になってたり
親子ほど歳の違う人同士で
意気投合されていたりします。
年齢や性別も関係ないですね。
皆さん、口々に言われるのが
食事中に便の話を出来るのは患者同士だけ

っていうことですね

いくら仲の良い友だちでも
便の話やおしもの話は出来ませんよ
って言われますね

このつらさ、情けなさ、恥ずかしさは
体験した者にしか分からない
って。
昔、患者さんが
「同病相憐れむ」ですわ~

って言われてましたけど
本当にそうなのかもしれません

恥ずかしいところ
汚いところ
見せたくないところ
それが肛門なのかもしれません。
そこの部分は
日常生活の中で話題にすることも
悩みを言い合うこともありません。
タブー視されていたり
お行儀が悪いと言われる
オシリや便の話題。
だからこそ
そこを乗り越えると
わかり合えるんでしょうね。
誰だって
動物だって
みんな
排泄の問題は避けて通れません。
そこがオープンになれば
人知れず悩む患者さんが
居なくなるのにな・・・
って思いますね。
私たちと患者さんの関係性だけでなく
患者さん同士の関係性もある
というのが
大阪肛門科診療所の特徴かもしれません。
患者さん同士が触れあえるイベントを
もっと開催してもいいかもしれませんね

あなたには
一生の友と呼べる友だちが居ますか?
診療所のセラピードッグ「ラブ」
最近は私たちよりも
ラブに会いに来ている患者さんも
増えてきました

最近は私たちよりも
ラブに会いに来ている患者さんも
増えてきました
