エレベーターの防災 | みのり先生の診察室

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5万人以上の「オシリ」を診察してきた
肛門科専門医の女医がつづる
お尻で悩める人へのメッセージ

最近、あちこちで地震が起こってますね。

皆さんは何か防災をしてますか?

どんなことをしてますか?

水や食料などを備蓄することは家庭でもされている方が多いと思います。

もちろん、うちの診療所でも、入院中に地震が起こって、ライフラインが無くなっても何とかなるように、職員と患者さんの分は水と食料を備蓄しています。

でも意外と見逃されがちなのがエレベーターの防災です。

地震で停電が起こると当然、エレベーターが停まります。

中に閉じ込められた人が数時間後に救出された・・・

なんて報道も目にしたことがありますが、

大きな地震の時って、いつ助けに来てくれるか分かりません。

ヘタしたら数日かかることだってあり得るわけです。

自分がエレベーターに乗っている時に閉じ込められたらどうしますか?

考えたことありますか?

まず最初に困るのが連絡手段です。

携帯電話を所持していればいいですが、入院中だと何も持たずにエレベーターに乗っていることだって多々あるわけです。

そんな状況で閉じ込められたら・・・

どうやって外部に連絡を取ればいいのでしょう?

そこで

エレベーター内に専用の携帯電話を備え付けました。

携帯電話を持ってなくても連絡が取れるようにしてあります。

そして次に何に困るでしょうか?

ズバリ排泄です^_^;

数時間なら我慢できても1日以上経つと行きたくなるでしょう?

そこで!

緊急時の非常用トイレも設置してます。

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えっ?!
でも、複数の人と乗り合わせた場合、人前で用を足すの?

ってなりますよね^_^;

だから、この非常用トイレ

マントにくるまって人から見えないようにして用を足せるんです(^_^)v

ニオイだけは致し方ありませんが(-_-;)

非常時はそんなこと言ってられませんから(^0^;)

そして生き延びられるようにも置いてあります。

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人間、誰でも水さえ飲んでいれば1週間くらいは生き延びられるそうです。

だから食料よりもまずは水が大切です。

これらの非常用グッズ

さりげな~く置いてあるので気付いてない人が大半ですが、ちゃんと気付いてくださって痛く感動してくださった患者さんもおられます(*^_^*)

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ここまでやるのか!
すごい!


って褒めてもらえました(*^_^*)

患者さんの体験談はコチラ↓

「絶対に守るという責任感の強さをその備品からすごく感じられました」

これだけやっていても、本当に災害が起こってみないと正直、分かりません。

でも何もせずに心配するよりも、やるべき事をやって備えることは大切だと思います。


エレベーターの防災

考えたことがありますか?

もしも

エレベーターに乗っている時に

地震が起こって閉じ込められたらどうしますか?



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診療所のセラピードッグ「ラブ」
大切なペットの防災も考えないといけません
ドッグフードやトイレシートは
少し多めに備蓄しています