かかとのカサカサと痔 | みのり先生の診察室

みのり先生の診察室

5万人以上の「オシリ」を診察してきた
肛門科専門医の女医がつづる
お尻で悩める人へのメッセージ

第26号
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夕べ、またまた「足もみ」をしてもらいに行って来ました。
以前のブログでもご紹介した「若石リフレクソロジー」です。

何度か受けているのですが、日によって感覚が違うんですね。
全く痛みを感じない日もあれば、むっちゃ痛い日もあります。
また日によって痛みを感じる場所が違うんです。

足の裏は体の状態を反映してるそうです。

私は食べ過ぎ・飲み過ぎで胃もたれしていたので「土踏まず」の内側の部分が痛かったです^_^;

あと、お酒も飲んだせいでしょうか。
肝臓もちょっと弱っているせいか、小指の付け根の下あたりも痛かったですね^_^;

お正月は飲み食いし過ぎました・・・(-_-;)
大しておなかも減ってないくせに食べてしまうのが悪いクセですf(^ー^;

ちなみに子供は健康なので「こちょばがる」そうです。
「こちょばい」は関西弁だそうで、東京で使って患者さんに全く通じなかった経験があります。
標準語だと「くすぐったい」になります。

ところが・・・うちの14歳の娘。
先月、足もみをしてもらったところ、家族の中で最も痛がり、とっても不健康だったんです(◎-◎;)

生理痛に冷え性、便秘にと、とにかくどこを押されても痛がる始末・・・(-_-;)
食生活の乱れと睡眠不足を指摘され図星・・・。

なんで足の裏触っただけでそんなことまで分かるの?
と不思議がっておりましたが、それからお菓子を我慢し、深夜遅くまで携帯をいじるのをやめ、ちゃんと食事を食べるようにしたところ、今回は全く痛がることもなく、ただただ「こちょばい」「くすぐったい」だけでした!

足もみの間、ずっと笑い転げておりました(^0^;)

あまりの変化にビックリ!

足の裏ってカラダの情報がいっぱい!


診療所のセラピードッグ「ラブ」
「犬のようちえん」に生後3ヶ月から通っています。
タンバリンを叩く練習までしています。
院内コンサートに参加できる日も近いかも(*^_^*)



で、やっぱりオシリの話になりまして・・・^_^;

痔の人って足をもんで分かります?
って聞いたら分かるんですって!!

どこ? 何?

それは「かかと」なんですって!

かかとがカサカサしたり、分厚くなって割れてたりするんですって!

へ~。
そう言えばかかとがカサカサしている患者さんが多いなあと気付きました。

今は靴下を履いておられるので分かりませんが、
夏場だと素足の方が多いので、足の裏もチラッと見えるわけです。

私は昔、皮膚科医だったので、足の裏も気になって見るんですよ。
足の裏の心配なホクロを指摘したり、水虫やウオノメ・タコなども気になるときはお伝えしています。

その時に思ってたんです。
かかとの分厚い人やカサカサしている人、中にはひび割れまである人が多いなあ・・・って。

すごく納得しました!

あと、かかとのカサカサは「冷え」も表しているそうです。
確かに痔の人って冷え性の人が多いです。
これも納得!

痔を治せばかかとのカサカサも直るそうです。
逆にかかとのケアをすれば痔の症状も良くなるそうですよ。

ワセリンなどのクリームを塗ってマッサージして保湿してあげたり、お風呂の中でもんだりすると良いそうです。

診療所でやっている自力整体でも同じようなことを鵜飼先生が言われていました。
自力整体をすると体温が上がって冷え性が直るので、かかとのカサカサもなくなると。

足の裏って情報がいっぱいですね。

皆さんも一度、足の裏を触ってみてください。
痛いところはありませんか?
それはどの部分ですか?

若石リフレクソロジーの「反射区」を見ると内臓が分かります。
興味のある方はネットでも調べられますので見てください(*^_^*)

痔の人に多いのは「かかとのカサカサ」だそうですよ。

あなたのかかとはカサカサしてませんか?
分厚くなってませんか?