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今日は1月2日。
診療所付近は人通りもなく静かですが、
街は賑わってますね~。
デパートも今日から初売り。
梅田はすごい混雑でした。
お正月から働いている方々、
本当にご苦労様ですm(_ _)m
うちの患者さんの中にも「お正月も仕事です!」って言われている人がたくさんいました。
お正月くらい休みた~い!って誰もが思っているでしょう。
昔は3日までお店は閉まっているもんだったんですけどね・・・。
さて、今日のタイトルは「オシリとココロ」です(*^_^*)
なんじゃそれ?!
ってなりますよね・・・^_^;
肛門科に来られる患者さんに限らないと思うんですが、最近、ココロの病気を抱えている方が多いです。
病気・・・とまでは行かなくても、オシリのことが気になって仕方がないという人も多いです。
特にここ数年で「うつ病」と「パニック障害」の患者さんが増えました。
特に投薬治療されている方が増えましたね。
精神科や心療内科から安定剤とか抗うつ剤とかを処方されて飲んでいる人です。
このお薬、飲むと便秘になる人が多いです。
そのせいで痔になってしまって来院する方も増えました。
切れ痔が多いのですが、服用期間が長くなるとイボ痔の人も出てきます。
また逆に精神科や心療内科で便秘対策で出されている下剤で下痢になっている人もみかけます。
下痢も肛門に悪いですからね。
便通の管理は人によって様々です。
ここがうまくいかないと誰しも気が晴れません。
特に便秘は東洋医学的には「気鬱(きうつ)」の状態です。
便が溜まるとココロもうつうつしてくるもんです。
だから便をスッキリ排泄すると「気が晴れる」んです。
私は精神科医ではありませんので、専門的なことはよく分かりませんが、
私の外来にはうつ病とパニック障害の人が結構多いです。
私には何もできません。
ただただ患者さんの話をゆっくりじっくり聞いてあげることしかできません。
時にはお一人に1時間かかってしまうこともあります。
「精神科では、こんなに話を聞いてもらえないから・・・」
とよく言われます。
とにかく吐き出すものを全部出したらとてもココロが楽になったと言って帰って行かれます。
完全予約制にしておきながら、お一人に1時間もかけてしまうと当然、あとの人の時間がどんどんずれていってしまい、待ち時間が1時間以上になることもあります。
ごめんなさいm(_ _)m
それでも「待合室で待っている人たち、みんな分かってますよ。だって診察室に入る前に暗い顔してた人が笑顔で明るくなって出てくるんですもん!だからみんな怒ってないし、文句も言わないですよ。お互い様ですから。」と常連の患者さんが言ってくださいます。
本当にありがたいことですm(_ _)m
診療所のセラピードッグ「ラブ」
犬は人のココロを読みます。
犬は人のココロを癒してくれます。
ラブはすべての人にオープンハートで接します。
どんな人にもどんな犬にもコロンと転がっておなかを見せます。
犬は人のココロを読みます。
犬は人のココロを癒してくれます。
ラブはすべての人にオープンハートで接します。
どんな人にもどんな犬にもコロンと転がっておなかを見せます。
ココロの病気が良くなってくると、不思議なことにオシリの不調がなくなるんですよね。
あんなに気になってたオシリのことを忘れられるようになるんです。
切れ痔やイボ痔ではなく、かゆみや臭いや洗いすぎによる症状です。
これは本当にココロの状態が良くなると改善します。
もちろん便通は大切ですよ。
ですが、便通をちゃんと整えてもオシリの不調が続くときはココロを疑います。
そちらのケアをしてあげるとオシリも良くなるんです。
だから「オシリはココロの鏡」とも言えます。
本当は「オシリは便通の鏡」と言いたい所なんですけどね^_^;
それだけでは説明できないオシリの不調が存在するのも事実。
だってココロとカラダはつながっています。
ココロが元気なくなるとカラダに出ます。
その逆にカラダが元気なくなるとココロも元気じゃなくなってきますよね?
だからどっちも大切。
でも「どっちもケアするのって大変だし無理!」という人には「じゃあ、どっちかケアしましょう!」ってオススメしています。
どっちかが元気なうちは何とか大丈夫なんです。
どっちも元気が一番いいですが、毎日の忙しい生活の中では難しいのでせめて片方だけでもケアしてあげてくださいね。
お休みの日を利用してココロとカラダのメンテナンスをしてみてはいかがでしょうか?(*^_^*)