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(2018年1月23日加筆修正)
便秘・・・って言うとなぜか世間では
おなか(腸)に便が停滞している状態
を指すようです。
だから「便通にいいよ!」と言われるものは
ほとんどが「おなか(腸)」に効くものばかり。
例えば代表的なものが下剤(便秘薬)です。
色々な種類があり、それぞれ作用が違うのですが、
みんな「おなか(腸)」に効きます。
腸を刺激して動かしたり、便をやわらかくしたりします。
でも「直腸性便秘(かくれ便秘)」は出口の排泄の便秘。
いくら上(口)から薬を飲んで腸を動かしても
肛門まで運ばれてきた便をちゃんと排泄できなかったら
便が残っちゃうんです^_^;
毎日薬を飲んで便を出しているのに
出口の所でちゃんと全部出てないんです。
だから下剤を飲んだからって直腸性便秘が直るわけじゃない。
「おなか」と「オシリ」
分けて考えましょう。
診療所のセラピードッグ「ラブ」
犬も口を開けて眠るんですね^_^;
あ~至福のひととき♥
犬も口を開けて眠るんですね^_^;
あ~至福のひととき♥
どこに便が停滞しているかで治療法が違うんですよ。
世間で「便通にいいよ」と言われているものは
ほとんどが「腸にいい」ものばかりです。
乳酸菌や食物線維なども摂取すると「良い便」が作られますが
その便をちゃんと排泄できるかどうかは別問題。
残ってたら「直腸性便秘(かくれ便秘)」なんです。
野菜をいっぱい摂っても、便の材料にはなるけれど
どんなに「良い便」を作っても
出し残された便は時間がたつと固まってしまいます。
だから出始めの便が硬くなるんです。
これも「直腸性便秘(かくれ便秘)」。
運動をして腸が活発に動くようになっても
出口の排泄がうまく出来ないと便が残ってしまいます。
運動は出口(肛門)には効かないですよね?
どれもこれも「腸」に働きかけて腸の動きを良くしたり、
「良い便」を作る材料なんです。
もちろん「良い便」を作って、腸を良い状態に保って
腸がちゃんと動いている状態は健康にとって欠かせません。
だけど「腸(おなか)」だけじゃなくて「オシリ(出口)」も意識してみて下さい。
意外とオシリ(肛門)はないがしろにされてるんですよね。
毎日使う大切な場所です。
ここが病気になると排泄が苦痛になり
便がたまると
腸の動きや便の流れも悪くなってしまいます。
だから一番最後の排泄を振り返ってみて下さいね。
意識を向けるだけでもいいんです。
意識が変わると行動が変わりますから。
オシリが出している「ちょとしたサイン」を逃さないようにしてくださいね(*^_^*)
「不調」が「病気」になる前に対処すれば痔を予防できます。
現在は「出残り便秘」「鈍感便秘」として分かりやすく解説しています。
コチラの記事を是非参考にしてみて下さい↓
出残り便秘・鈍感便秘について
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