どんな状況でも

 

 医師選びは大切だなと思う。

 

 

 ふたりめ不妊治療を卒業して、ついに、来週には産科での妊婦検診へと進む私ですが

 

 ひとりめ不妊治療に比べて

 

 ふたりめ不妊治療は、本当につらかった。。。。

 

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 何がつらかったって

 

 突然言われる「次回来院日」。

 

 そして、通院のたびのながいながい待ち時間。 

 

 毎月、採卵のたびに通告される「すでに排卵していました…」という、どうしようもない宣告。

 

 そして、大量のホルモン剤によるメンタルの不安定

 

 はじめての育児に奮闘しているのに、一方で、ふたりめを渇望していることへの罪悪感。

 

 何の悪気もなく、二人目の予定について話すママ友…………

 

 

 半年間通ったクリニックでは、

 

 たまたまかもしれないけれど、

 

 うまくいかない不妊治療に、Drへの不信感も募ってしまいました。

 

 

 転院して、大きな病院に移って、

 

 最初の診察の時に、

 

 

 不安な気持ちをぶちまけた私の話を、黙って聞いてくれた先生がいました。

 

 とりとめもなく、どうしようもない話だったのに。

 

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 そして、「私が最後までみますよ」と言ってくれて

 

 ほんとうに、妊娠判定後の定期的な診察も、全てその先生が診てくださいました。

 

 

 先週、不妊治療科でも最後の診察があり、

 

 出血や腹痛があって不安な私に

 

「これくらいまで(へその緒を確認、心拍も2回確認)ちゃんと育ったら、あとは大丈夫。元気な赤ちゃんを産んでね」

 

 と言って、送り出してくれました。

 

 

 私自身が医師であり、同業者であるため、

 

 こういう診察の際は、専門用語多めになったり、なんとなく「わかってるでしょ」という空気で対応されることが多いのですが

 

 

 そんな空気感は一ミリもなく、本当に丁寧にはなしを聞いてくださる先生でした。

 

 

 いい医師との出会いって大切だな、と、最後の最後まで思わされた時間でした。

 

 

 産科でも良い先生に出会えたらいいな。