発症から4日後、
動脈ラインとおしっこの管が抜け、
一般病棟へ移りました。
動脈ラインとは、
持続的に血圧を測定するために入れます。
脳出血は高血圧の人がなる病気なので、
血圧に対して厳密な管理が必要なのです。
私はと言うと、
発症前の普段の血圧が、120〜130台、
下も90前後と
ひどい高血圧ではありませんでした。
発症の原因については謎のままですが、
一時的な高血圧も否定はできませんね。
納得はいきませんが。
まぁこの話はこの辺で置いておきます。(笑)
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この頃は日々、
平和にリハビリをしていました。
右足の方は、大きな関節を中心にして、
それなりに順調に回復してきている
感じでした。
足の指とか、小さなところは
全然まだ動きませんでした。

右手に関しては、
手ごたえ以前の問題。(笑)
確か、肩がほんの少し動くだけで、
ほとんどほぐしてもらってばかり
だった気がします。

その頃より右肩が亜脱臼といって、
脱臼しかけの状態と言うことでした。
麻痺側にありがちな問題とのことで、
この亜脱臼には長く悩まされました。
というか、
今でもまだ時々問題になります。
そういえば音声聴覚士のリハビリは、
ほっぺたのマッサージでした。
今日記録を読み返していて、
思い出しました。
小さい子が腹を立てたときに、
口の中に両方の人差し指を突っ込んで、
左右に引っ張って
「イーだ」
とやりますが(今時やらない?)、
まさにその要領です。
実際には
「イーだ」
ではなく
「あっかんべー」
と舌を出すのですが… (笑)
当然、
固まらないように
やっているのだと思うのですが、
こんなところが固まるんかね?
と思っていました。
面白かったからまぁいいや。
このころは、
平和に、前向きに頑張れていました。
…しかしですよ。
大問題が勃発したのです。