US-395。
シエラネバダ山脈の東側に沿って、北はタホ湖付近から南はロサンゼルス近郊までをつなぐ道路。
地球の歩き方でも「パノラマ街道395号線」と称して特集が組まれており、scenic viewや見どころが点在しています。そして道自体も広い片側1~2車線で、とても快適にドライブできます。
この日はデスバレー国立公園に向かうのですが、その前にいくつか見どころを立ち寄りながら、US-395をローンパインの町まで南下。
7月というのにまだ雪が残っているシエラネバダ山脈が青空に映えていい感じですね~
最初に立ち寄ったのは、
ホテルにほど近い場所にある、モノ湖(Mono Lake)沿いのview point。
駐車場に車をとめて歩くと、
にょきにょきと不思議な形の岩!
これは石灰岩の柱(トゥファタワー)。カルシウムと湖底から湧き出る炭酸水によって、長い年月をかけて作られたそうです。
朝昼夜や夏冬など、季節や時間によっていろんな色に映えるみたいで、写真スポットとしても知られているみたいです。
東側の空はまだ雲が多くて、こんな感じで太陽光線が射しています。
西側(シエラネバダ山脈側)の空↓は、対照的!
朝早い時間だったので誰もいなかったのですが、
そんな中で女性レンジャーの方が一人でシャベルを持って遊歩道整備をされてました。本当にご苦労さまです(^^)
モノ湖(Mono Lake)から車で1時間ほどドライブ。
Bishopの町に到着。395沿線で随一の大きな町です。
この町で絶対に立ち寄りたかったお店、
Erick Schat's Bakery。
バスク人が経営するパン屋さん。
店構えもいい雰囲気ですね。
故郷のバスク地方のパンを、伝統の石窯焼でつくっているようです。
店中に棚があり、上から下までずらっと並んだこのパンの品ぞろえ、メッチャ凄いわ!!
車も次から次へとやってきて、お客さんが次々に訪れてました。
人気の有名店のようです。
せっかくなので、シンプルなパンと菓子パンを買って朝食。
さらにUS-395を南下。
続いて向かったのは、
マンザナー強制収容所跡。
第二次世界大戦中に、日系人が収容された強制収容所です。
当時、約1万人の日系アメリカ人がここに収容されたそうです。
ちょっと重たい歴史的背景を持つ場所なんですが、
そんな空気に似つかわない、抜けるような青空と素晴らしいシエラネバダ山脈の見晴らしが周りに広がってます。
慰霊碑が立っているのも、こんな広大な場所!
この後は、
さらにもう1か所立ち寄ってから、デスバレーに向かいます!