防災に関する考え。 | ドリハロ。の超独り言日記アメブロ編

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もともとHP「ドリハロ。の部屋」でブログをやってますが、2011年7月15日よりこちらにも進出いたしました。よろしくお願いします(^^)/

 

昨日の簡易トイレの記事を作っていたら、

実は長くなりすぎて…

なので切り取って別枠にしました(笑)

 

キャンプ道具と防災に関する自分なりの考えです。

先日も少し書きましたが。

様々な状況により様々な意見があると思いますが。

 

自分が防災について意識するきっかけになったのは、

東日本大震災です。

その時は自分の地域は震度5強で、

幸い甚大な被害のほぼ無い地域でしたので、

実際に甚大な被害が出た地域の被災者、避難所での状況は、

正直各メディアを通じた報道や、

動画サイトでしか分からないのですが、

 

被災時でも、

「トレード」

出来る人はまだ100歩譲ってトイレを貸しても良い。

食料を分けても良い。

代わりに何か差し出せるならば。

トイレ貸してもらったから、缶コーヒー1本渡しますとか。

ポケットティッシュ1つでも良い。

避難所での炊き出しなど救援物資配布の情報でも良いです。

誤解の無いように言うと、

 

決して「対価が欲しい」わけでは無く、

”ただ使って言葉だけありがとうを言うだけ“

“ただ他人の備蓄を消費するだけ”はやめろという事。

 

ただ借りるだけで何もトレード出来ない場合は、

「貸せません、他当たってください」となると思います。

 

コチラも貸すにしても

「少ない備蓄から供与」

していく事になると予想されますから、

何かをしてもらったら、何かを返す。

それが”お互い様““助け合い”だと思っています。

 

平時なら物資だってすぐ入手出来ますが、

被災時は手に入る保証は無いですからね。

衛生用品等は不足する物の上位ですから、

その中から先日トイレを購入したという経緯です。

そして、キャンプで屋外活動を覚えたりして、

少しでも被災時の屋外活動で生存性を上げようとしているわけです。

 

被災時、やっかいなのは

助け合いの意味を履き違えて、

「被災者だから何でも無料で与えられる」と思っている輩です。

これはもちろん全員ではなく、「一部の輩」の事ですが。

そういう奴に限って、

「お互い様でしょ?」

「非常時なんだからお互い助け合いましょうよ」

と、どの口が言うんだ?と言うことを言うだろうし、

断られるとギャーギャー騒ぐし、

いつまでも見苦しい暴言を喚き散らすんでしょうね。

そういう輩に限って集団心理を利用したり、

実際に集団を作りリーダー気取りしたがる傾向がありそうです。

 

「恐らく」で勝手な思い込みですが(笑)

 

こっちは物資在庫の適切なマネジメントと、

救済優先度のトリアージの観点からそう言う輩は断ろうとしています。

 

普段から、ある程度の物資を備蓄しろと国から言われている。

災害派遣等で国や行政が援助を開始するまでは、

「自助努力」で凌ぐ必要がありますからね。

 

もちろん全員が全員出来るわけでは無いのは頭では理解しています。

 

ですが、これは何事にも言える事で、

自分も出来ていないところがあるのですが、

例え出来ないからと言っても、

全く何もしないのはただの怠慢です。

やろうとしていないだけ。

誰かに助けを求める前に「自前である程度何とか出来る」状況は、

「各個人で構築しなければならない」

と自分は思っています。

 

色々な映像や、情報に触れてきた結論として、

上記のように助け合いを履き違えている輩は助けるとつけ上がるし、

必要以上に情報を広めて、結果として助けた側が窮地に追い込まれる。

という傾向も見られるようです。

 

「あそこの家、あれ持ってるよ」

「あそこから分けてもらえば良いよ」

「まだいっぱいあるんだから一つくらい分けてくれたって良いでしょ!」

って平気で言いそうだし。

 

例えば今回のようにトイレを購入した後地震が来ました。

防災トイレをそういう輩1人に貸すとします。

そうすると、

そこから他の人に情報共有されます。

そこから先は………わかりますよね……

その情報を辿って、「貸してください」

が発生します。

 

そうすると、1人、2人…と来ます。

その場合、自分はよほどじゃない限り

「凝固剤がもう無い」

と断ろうと思っています。

意地悪では無いです。自己防衛です。

例え凝固剤の在庫が100個あったとしても。

 

自分たち家族の防御までを考えた数量なのに、

そこに他人が入ってくる事で、

仮に20日持つ計算が短くなって、

10日で備蓄が尽きたとかいう事態になってしまいます。

そうなると自分達の首が締まる。

共倒れは本末転倒ですから。

 

そうしてネズミ算式に自分達の仲間内で押し寄せ、

他人の備蓄を貰おうとするのは、

「強奪」と変わらないです。

 

それこそ、

「自分だけなら大丈夫だろう」

という考えが大量発生したら、同じ事が起きる。

 

だから言い方悪いですが助けないのが吉。

勿論、瀕死等本当にクリティカルな事態で、他に手段が無い場合のみ、

手を差し伸べると言うのが恐らく最適解ですね。

 

強奪しようものなら軽度の武力を持ってでも、

阻止、実力行使出来る体制を整えておきたい。

 

ですが、そういう事態を避ける為にも、

冷たいと思うかもしれないが、

「貸して」に対して「NO!」を言える環境整備をしていきたい。

当然自分も他人の備蓄を貰う事になる事態は極力避けたい。

 

だから防災用品の充実をキャンプ用品も含めやって行きたいです。