腋臭症治療器ミラドライの講演（２）：効果を上げるために

こんにちは大阪京橋の美容外科

こまちくりにっく　院長の藤本です

先日の第61回日本形成外科学会学術集会でミラドライについて講演してきました。

より効果的に施術するためにこまちくりにっくで行っている照射方法をお話します。

一般的にな照射範囲は緑色くらいの範囲なのですが、それでは端のところに照射漏れがでることがあります。

そのため赤字でしめした二回りくらい広く照射範囲を設定します。

左右は2列ずつ余分に照射します。ミラドライは吸引をしながら照射するのでその際に皮膚が滑ってずれることがあります。胸側の１３列あたりまで照射範囲のマーキングがありますが、2列余分に照射してギリギリです。

ワキの中央には汗腺が密に存在しています。そのため通常の間隔より密に照射しています。

そして確実性をあげるため赤色のマーキングの点は照射後再度2回目を照射しています。

これらの工夫をすることにより、汗腺のあて漏れをなくし高い効果を得ることができます。

ただし欠点が、、、

・施術時間がながくなる。一般的には1-1.5時間くらいと言れていますが、こまちくりにっくでは2-3時間かけて施術しています。

・ショット数が増える。通常の1.5～２倍の照射をしています。

・麻酔の量が増える。

・腫れが大きくなる。日常生活に問題ない程度ですが、

精度の高い密な照射をし、患者さんが満足いくように日々改良をしています。

器械が同じでも、結果は違ってきます。

ご質問のある方はコメントではなく直接、僕までメールをください。

info-f@komachi-clinic.com

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