こんにちは大阪京橋の美容外科
こまちくりにっくの藤本です。
今回は、ワキガ・多汗症の治療器機ミラドライのご紹介です。
ミラドライは、マイクロ波を照射して汗を出すもとであるアポクリン腺を熱変性させて治療する器械です。
今回、こまちくりにっくにミラドライを導入しましたが、ワキガ治療器機は何種類も発売されている中、なぜミラドライを選んだか
1、科学的根拠がある:実際に施術された患者さんのワキの組織を採取してアポクリンが消失していることが確認されている。
2、治療経験で満足な結果:こまちくりにっくでは初導入ですが、私は今まで数十例のミラドライ治療経験があり、術者の実感として、患者さんの声として、非常に効果のある器械だと認識してたので。
3、直接組織を確認している:今まで数例他院でミラドライを照射して再発している患者さんの手術をしたことがあります。照射部位全域にわたって瘢痕化してアポクリン腺が肉眼で確認できませんでした
では、なぜ再発したか?それは器械が不十分なのではなく、辺縁に照射もれがありました。なので、手術をしてみると白い瘢痕層の外側にアポクリン腺の粒の残存がありました。再発しているクリニックのドクターに確認すると業者のテンプレート通りに照射していました。やはり患者さんごとに照射範囲を設定する必要があると考えます。
4、色素沈着のリスクが低い:マイクロ波ではなく他のRF系の針をさすタイプの器械では色素沈着が高率に生じる。よく他の医師から色素沈着がでて困ると聞いていました。発売元の営業マンも『色素沈着がでても1年もすればほとんどわからなくなります。ワキガには効果があるので問題ないです』って。
いくらワキガが治っても、美容外科の診療で色素沈着を高率に生じる器械は問題あるかなと思いませんか?色素沈着は通常消えても中には残る人もいます。なのでなるべく色素沈着を起こさない器械がいいですよね。
以上の理由でミラドライを導入しました
次回のブログでは、ミラドライ治療を受けるクリニックを選ぶ基準を紹介します。
導入時に詳しく説明を聞いているスタッフ!
水を入れたグローブにテスト照射しているところです。
私は慣れた器械ですが、スタッフは初めて見る器械なので、しっかり説明してもらいました。
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info-f@komachi-clinic.com
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