いよいよ今週末となった『天照道成舞降』。

 

初の脚本をつとめさせていただいたのだけど、とはいってもこの舞台はセリフのない舞台。

 

バレエ、社交ダンス、剣舞などのダンスでストーリーを表現するのですよ。こういう形式の演劇は、なかなか見たことない方が多いかもしれませんね。

 

もちろん、ストーリーがわからなかったとしても、国内、そして世界トップレベルのダンサーたちがジャンルの垣根を越えて集結した舞台です。

 

日本神話をモチーフとした幻想的な世界にきっと魅了されることと思います。

 

だけどね、やっぱりストーリーを知っていたほうが、世界観がはっきりと浮き上がって、感動も倍増するのは間違いありません。

 

なんだったらこれ、ノベライズで書きたいと思ったもん。

 

だからもし、この舞台を観に来てくださる方は、ほんとできればでいいので、無理はしなくていいけども

 

 

 

 

 

 

絶対に

ストーリー

読んでから

観て欲しい

いやもう

まじで絶対に

 


先日、通し稽古を観させていただきました。

 

狐の妖艶な舞いにほんとうに幻惑されたみたいだった。



イザナギとイザナミの別れのシーン、せつなくて涙が出た。


桃の精がめっちゃ可愛かった。



アメノウズメがダークサイドに堕ちるとこ、胸が締め付けられた。

巨大なヤマタノオロチにゾクっときた。


見どころはこれだけじゃありません。最初から最後まで、すべてのダンサーの演技に釘付けの舞台です。


そんな凄まじくエネルギーほとばしる舞台、ぜひたくさんの人に観て欲しいです。

 

何かが祓われたみたく、パカンと開くと思います。ちなみにぼくと野引さんは、通し稽古を観ただけでも、茫然となりました。


帰宅してからもずっと感動しっぱなしだった。


ほんとに頭のてっぺんから何か開いたみたいな感じ。

 

当日の公演、予定があって夜の部しか行けなかったけど、他をキャンセルして昼も行かせていただくことにしました。そして前日のゲネプロも!

それほど素晴らしかったのです。


それにね、ゲネプロの日に場を整えるんですよ、地元の氷川神社の宮司さんに来てもらって。


そりゃ縁起がいいなんてもんじゃない。

 

というわけで一回観たらきっともう一回観たくなるから、昼観た人は、夜の時間も空けておいたほうがいいかもだよ(笑)

 

最寄駅の和光市駅は池袋から15分です。ぜひ気軽に来てください。

 

『天照道成舞降』ストーリー

 

時は現代――。
ふと気がつくと、男は見知らぬ寺の境内に足を踏み入れていた。

「いつの間に、こんなところへ迷い込んだんだろう……」

ずいぶんと古びた寺だった。あたりに生い茂る草むらから、ただ虫の鳴き声だけが響きわたる。

「ちょっと薄気味悪い気もするが、お堂に手ぐらい合わせていくか」

突然、どこからともなく軋むような大きな音が虫の声を掻き消した。 厚い扉がゆっくりと開くような音……

静寂に包まれた境内は、先ほどとは明らかに空気が違う。

ガサッ……

 

草むらの奥に何かいる。

 

一匹の狐だった。狐はまるで遊女が惑わすかのように、ゆっくりと身をくねらせて舞い踊る。

誰もいるはずのないであろう鐘楼から鐘の音が鳴り響く。

時空の扉が完全に開かれた。



時は醍醐天皇の時代――。


一晩の宿を求めてやってきた若き旅の僧・安珍に、庄屋の娘・清姫はひと目で恋をした。

清姫は安珍におもいを打ち明けるが、修行の身である安珍は戸惑い、宿をあとにする。

 

家を飛び出し、道成寺まで安珍を追う清姫。だが安珍との恋が叶うことはなかった。

嘆き悲しみにくれる清姫。

清姫の情念の炎はやがて荒魂(あらみたま)となり、成仏することなく時空を越えてさ迷い続ける。


安珍と清姫の物語からさらに遙か太古の時代へと遡り、天地開闢(てんちかいびゃく)の時代――。

渾沌から天地がわかれ、この地に男神イザナギと女神イザナミがあらわれる。

二人によって八百万の神々が生まれる「神生み神話」の時代。

のちに天を統べるアマテラス、海の神・スサノオ、夜の神・ツクヨミも、イザナギとイザナミによってこの世に誕生した。

あるとき、火の神・カグツチを生み、大火傷を負ったイザナミは、カグツチによって黄泉の国へと連れ去られる。

最愛の妻を失い、悲しみにくれるイザナギは、黄泉の国へイザナミを連れ戻しにいく。

だがそこにいたのは、死霊と化したイザナミであった。

妻の醜い姿を見て、恐怖に後ずさりするイザナギ。屈辱を受け怒り狂ったイザナミは悪霊をけしかけ、イザナギを殺そうとする。

悪霊に取り囲まれ観念しかけたそのとき、桃の精があらわれ悪霊を追い払う。桃の力を借りて現世に逃げ帰ったイザナギは、あの世とこの世の境で妻と対峙し、別れを告げる。

悲しみと絶望の果てにイザナミの魂はやがて荒魂となり、復活のときを待ち続ける。

イザナギはこの世の天の統治をアマテラスに、海をスサノオに、夜をツクヨミに与え姿を消す。

海の神・スサノオは母のイザナミを失った寂しさから心が荒み乱暴をはたらくようになった。

姉である天の神・アマテラスは、スサノオの振る舞いを嘆き、岩戸の中に隠れてしまう。

突如としてこの世は闇に覆われ、あたりに魍魎がはびこりはじめた。

 

兄のツクヨミをはじめとする八百万の神々はスサノオを追放し、次にアマテラスを岩戸から出すための作戦会議を開く。

ツクヨミは踊り子のアメノウズメを呼びだし、大宴会を開くという作戦を耳打ちする。ツクヨミに好意を寄せていたアメノウズメは快諾し、神々の前で得意の舞いを披露し盛大な宴となった。

宴が最高潮に達したとき、外の様子が気になって仕方がなかったアマテラスがようやく岩影から姿をあらわした。

作戦は見事成功し、世界に光が戻ると神々はアマテラスを讃えた。


事態は一件落着したかに見えた。

しかしその影には、用済みとばかりにツクヨミから邪険にされたアメノウズメがいた。

アマテラスへの嫉妬とツクヨミから冷たくされた悲しみから、ウズメの心は邪悪に染まりつつあった。

自らの内なる闇に必死に抗うアメノウズメ。


ウズメの心が完全に闇に支配されたそのとき、眠っていた荒魂が覚醒する。

荒ぶる魂の波動が、時空を越えて過去からイザナミの怨念を、未来から清姫の情念の炎を呼び寄せ、ウズメの身に憑依。

遂にはイザナミ、清姫、ウズメの三つの荒魂が闇の世界から八つの首を持つ巨大な蛇・ヤマタノオロチを召喚する。

巨体をくねらせ暴れ狂うヤマタノオロチ。

そこへかつての己の振る舞いを恥じ、心を改めたスサノオが戻ってきた。

スサノオはヤマタノオロチを討ち、アメノウズメの清らかな心を救い出す。
ウズメのおもいに気づき彼女に手を差しのべるツクヨミ。

オロチの体内から出てきたクサナギの剣を手に入れたスサノオは、剣をアマテラスに献上し、この世は平穏を取り戻した。


ふと気がつくと、男は寺の境内の前で立ち尽くしていた。

「夢を、見ていたのか……」

虫の鳴き声だけが、夜の境内に鳴り響く。

 

昨年、鴻巣市の勝願寺の境内で開催したときの模様です。動員数、なんと600人超を記録!今回の和光市公演はさらにスケールアップした舞台をお届けします!国内はもとより世界トップレベルのダンサーたちがジャンルの垣根を越えて集結。圧巻のステージを体感してください

 
●『天照道成舞降』
【日時】4月27日(土)
マチネ 14:30開場 15:00開演
ソワレ 18:00開場 18:30開演
 
【会場】和光市民文化センター・サンアゼリア
※最寄駅の和光市駅まで池袋駅から電車で15分です

【チケット】
VIP  完売
S席 6,000円
A席 5,500円
チケットのお申し込みはこちら

 

 

≪その他のイベント≫
●『5月どスピすぎるトークライブ東京』

テーマは先日開催された「TAIZO’S Bar」のシェア会です。かなりこの世のカラクリの核心に迫ったお話しをします。
【日時】5月12日(日)13:00~(15:00終了予定)
【会場】東京・山手線 主要駅 徒歩圏内
詳細・お申し込みはこちら

 

 

CHIE×白石泰三トークライブ

『この世界のウラ側で何が起きている?』

~あの世を垣間見て舞い戻った2人が、この世界のウラ側で起きているカラクリを解き明かします!~

【日時】5月26日(日)12:00開場12:30開演(14:30終演予定)

【会場】秋葉原ハンドレッドスクエア倶楽部
【入場料】前売5,000円(税込) 当日6,000円(税込)

【お支払い方法】お振込みまたはクレジット(PayPal)

【詳細・お申し込み】はこちら

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●白石泰三のオンライン・コミュニティ『パラレルワールド実験室』
4月よりはじまった白石泰三のオンライン・コミュニティ『パラレルワールド実験室』、おかげさまで現在60名近くのお申し込みをいただいております!本当にありがとうございます。
詳細・お申し込みは>>>第一期の募集は締め切りました。
二期のメンバー募集は6月の予定です
 
 

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『パラレルワールドで待ち合わせ』の実話のところを知りたいかたはこちらの無料動画をどうぞ。

『シンクロニシティ・マネジメント』の著者・堀内さんとの対談動画。

野引香里さんも登場します。

パート1(※動画の中で紹介しているエッセイは配信終了しています)

 

パート2

 

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「なんなんだ!この話は? スピリチュアル系の話なのかと思ったら、めっちゃロマンチックじゃないか!? ずるいぞ、面白い。だまされた。てか、これどこまでホントの話なんだ? めっちゃ気になるからもう一度読みたくなること間違いなし」
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長崎・台湾・東京を舞台に、さまざまな不思議な出来事が巻き起こる!
まるで、スピリチュアルのバラエティパック!?
でもこれ全部、実話です。

 

目次

第一章 所詮はスピリチュアルなんてお遊び
第二章 未来、知ってたんでした
第三章 臨死体験ツアーへようこそ
第四章 パラレルワールドで待ち合わせ
第五章 UFOの乗りかた、龍の乗りかた、時空の超えかた
第六章 この世界の創りかた

 

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