こんにちは!

 

口頭馬術愛好家のフェリシアです♪

 

 

 

1つ前の投稿、タイトルを変更しました!

 

ご紹介した記事が

わたしだけでなく世界中で引用・拡散されたみたいで

 

投稿者さんがとても喜んで

作り直したロゴ入りのイラストのほうなら

or 引用元明記なら

気兼ねなく使ってほしいとのこと。

 

著作権問題がクリアされたので

全イラストをご紹介 音譜

 

 

 

以下

Instytut Jazdy Konnej さんの記事から

文章読みたい方は ダウン のリンクから

ご参照ください。

 

拙私見は 1つまえの投稿 にあります。

 

 

 

 

 

 

 

馬の健康のための馬術トレーニング

 

 

 

 

 

各ステップには時間がかかるんだよ〜

と引用元のテキストで説明があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はさらに踏み込んで

同じ投稿者さんの別のイラストもご紹介

 

以前の投稿で

一見前下方伸展できているようでいて

拳のなかがすっかすか

本当のストレッチにはなっていない状態

って書いたことがありますが

そういう状態についての説明。

 

 

10年以上前は

とにかく項が下に行くのが良い

とされていた時期もありますが

 

いまは踏み込めなかったり

前バランスになったりしているのは

ストレッチの意義が薄いとされています。

 

 

 

まず理想的な良い状態

 

 

 

若干難ありの例

理想的ではないけれど

理想的な状態にたどり着くまえの段階

 

踏込みが浅く

後肢を身体に引きつけられていないので

キコウが持ち上がっては来ないけれど

背を開く方向に使えている。

 

馬体がもっとほぐれて

重心下に踏込む力がついてくると

1の状態に近づける。

 

 

 

 

 

難あり状態の例2種

 

馬のバランスが前にのめって

踏み込めなくなっています。

 

踏込みがないので

ストレッチにもなっていなくて

前肢への負担が大きい態勢。

 

 

 

でも、中半血で3歳すぎて鞍付けされて

それまで放牧も整体も受けていたような

理想的な飼育環境で育ったのでない限り

 

特に引退競走馬なら肩周りや腰回りの

筋膜が塊りまくった状態だと

3や4の状態を通らずに

2や1にたどり着けるのかは。。。

 

なので、他者の騎乗を一瞬だけを見て

どうこう言うのは避けたいです。

 

 

特に海外だと真面目な人は

マイスター資格を持っていても

騎乗中、お弟子さんや奥様に

必ず下から見てもらって

お馬さんの態勢をチェックしながら

 

時には週1で先輩マイスターのところに通って

アドバイスもらいながら乗るものですが

 

日本だとプロの資格取ったとたんに

誰からも教われずに

乗らなければならないことも多いもの。

 

 

前下方伸展って

多用するものでもないですが

これすると

馬がのめりやすくなるとか

起こしづらくなると感じるケースは

2で止まっているか?

3、4になっているか?

 

前下方伸展もちゃんと出来ているのか

なぁんちゃってに終始しているのか

見よう見まねでやってみるだけで

誰からもコメントがなかったら

セルフチェックは難しい。

 

 

※ 何度も書きますが

あくまで長いプロセスのなかの一瞬なので

2〜4が自動的にダメ

ってことではないです

そのために時間がかかるという

イラストをご紹介しているので

 

 

 

 

 

 

こーゆーマニアックなブログを書いていると

この運動についてどう思いますか?

って写真をいただくことがあるのですが

 

動画ならまだしも写真だけだと

その日の運動のどのフェーズなのか

ウォームアップか本運動かクールダウンか

日頃何を課題に乗り運動をしているのか

トレーナーさんとお話しするか

1鞍最初から最後まで

1週間くらい見続けないと

本当のことは何もわからない。

 

演技の評価以上に

日々のトレーニングには

いろいろな考え方や

アプローチがあります。

 

 

毎日経路練習しかしてなくて

演技で要求される体勢での

運動しかしてないなら

映えはいいかもしれないけれど

 

そのお馬さんが長期間健康を保って

人への信頼感を持って運動できるかは

???

 

 

逆に

トレーナーさんとディスカッションできて

「トレーニングについて

他人と話が合うと感じたのは久しぶり」

なんて言っていただけると

とても光栄に感じます。

 

そもそも

乗り手としては大して乗れない

アマチュア相手にこころを開いて

ディスカッションしていただけただけで

とても嬉しい。

 

 

 

 

 

 

以前書いていた騎乗記で

 

推進しても推進しても

後ろが下がって

キコウが持ち上がってくる気配が

一向に感じられない

 

と嘆いていた時期がありました。

 

 

わたし自身は速歩の練習が必要だけど

馬の身体作り(を大して乗れないわたしがする)

のためには駈歩が必要

 

と書いたことも。

 

 

1年前

ベンジャミン・ヴェンドル氏の

クリニックに参加して

 

ウォームアップやクールダウン

馬の気晴らしや息抜きのためのではなく

馬の身体づくりのための本運動としては

7割の運動を駈歩で行なっている

 

とのことでしたが

駈歩メインにする理由が

 

馬の骨盤の角度を

(横からの視点で)回転させるため

 

だそうでした。

 

 

こんなに乗れる人でも駈歩メインなら

わたしが駈歩でないと

馬のトレーニングになる運動ができない

って嘆く必要はなかったじゃん。

 

むしろ思い上がりの落ち込みだったんだ

って、内心苦笑、反省しながら

訳していました。爆  笑

 

 

 

4種のイラストのなかで

正しい前下方伸展をしている馬だけ

骨盤の角度が全然違いますよね。

 

骨盤がこうなるから

騎乗者には

馬の背が持ち上がって感じられる。

 

 

ダメな例2種には

腰に本来動いてほしいのとは

逆向きの矢印が!

 

そんなところも

このイラストが秀逸なポイントです。

 

 

 

去年5、6歳馬戦の

先月は7歳馬戦の

審判員講習会があって

 

それぞれ通常競技と違って

3種の歩様それぞれのクオリティを

0.1 まで点数つけていくのですが

 

8点以上がつく歩様はやはり

ダイナミックに背を使って

後肢を大きく踏み込める

骨盤の角度になっていました。

 

 

 

馬術って

乗り手は特に問題なく

乗れるレベルの人が

馬の身体作りや

動きのデザインのためにすることで

 

6年ぶりに馬に乗り始めて

乗り手の基礎からやり直しのわたしは

そもそも馬術じゃなく

乗馬なわけですが。。。

 

口頭馬術愛好家を名乗っているので

気分だけってことで。爆  笑笑い泣き

 

 

インスタアカウントをお持ちのかたには

よりわかりやすい GIF アニメも。

 

 

4枚目の GIF アニメは

ちゃんと滞空期がありますが

6枚目と比べると

肩や腰の動きが小さい。

 

肢先だけの動きと

背を使った動き

(馬の心身に良い運動)の差

 

後肢を大きく踏み込もうとするから

横から見て骨盤が時計方向に回転する

(右が下がる)

のがわかりやすいかと。

 

 

 

ちなみに

乗り手のバランスがぐらぐらする

というのは、これのことで。

 

 

 

ここでは左右だけですが

前後にもゆらつきます。

 

この状態だと馬術以前

と、自戒を込めて。笑い泣き

 

可及的速やかに直したい。。。