ご無沙汰しております。

まじめ馬場らー、おちゃらけジャンパーのフェリシアです。

 

 

体型と動きのタイプがボルぞう氏と似ているので、

以前よくイメトレで見ていた動画。

 

 

 

 

 

 

そして、

アップアップアップ  よりもずーーーーっと前から見ていた

イメトレ用動画。

 

 

 

 

この2つの動画に共通して見られるもの、

なんだと思います?

 

 

 

わたしが もうずーーーっと前から

ほしくてほしくてたまらないものが写ってるんです。

 

 

 

 

正解は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

足首!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

速歩のとき

2回に1回、より深く踵が下がるんです。

(2つめのビデオは後半のほうがわかりやすいかも)

 

 

お馬さんの動きによって、

1歩1歩リズミカルに踵が下がるのだけれど、

左右交互に、より深く下がるんです。

 

 

 

 

これがなんで できるようになりたいかというと、

踵が下がると、自動的に

ふくらはぎが固くなって、しかもほんの少し横に張る。

 

 

お馬さんが敏感だったり、

人間がちゃんと座れてたりすると、

これだけで脚は充分効くんです。

拍車なんて全く必要ない。

 

しかも、

このタイミングがちょうど

脚が扶助として効くタイミング。

 

ほかのタイミングでどんなに力んで

脚で挿んでみても徒労。

 

 

拍車なんかで前に出すより、

馬の動きもずっと柔らかい。

 

 

 

これ、

わたしのオリジナルアイディアなわけではなくて、

おフランスの「脚の使い方」って本に書いてあるし、

バランス・クリニックのスザンヌさんも話してました。

 

 

 

 

座れてる

 

というのは単に座骨の鞍つきがいいかどうかではなく

こういう脚の使い方が出来ているかどうかも含まれます。

(騎座=座骨から内腿まで ですが、

この足首の動きは座れていれば自動的にこうなるもの、なので)

 

 

 

いままで人生のなかで4回だけ出来たことがあったんです。

この脚。

 

1度はボルぞう氏が迫力の伸長速歩をやってくれたとき。

コース練習中の障碍人馬が

ドン引きして避けてくれたくらいの

1歩1歩 全力で座らなかったら

吹っ飛ばされそうな勢いだったとき。

 

高原乗馬クラブの部班で、

ひたすら自分の座りに専念して乗れたとき x 2

とはいえ、前2頭は競技馬(1頭は外産馬)で、

ついていくためにガッツガツに前に出していたとき。

わたしが乗っていたのも先生の自馬なので

背は柔らかった。

 

 

そして、ブレアくんで

1鞍自由騎乗でウォームアップ後、2鞍めでの経路練習中。

ブレアくんの背中が完全に持ち上がりきって

本当の意味で質の高いハミ受けが出来たとき。

ギュインギュインに前に出て、

座ってるだけでなんでもやってくれる状態になっていたとき。

 

 

 

出来たことはあるのだから、

わたしの身体はこれができないわけじゃない。

 

 

でも。。。

いつもコンスタントに出来るようになりたい。。。

 

 

 

最近のブレアくんにはすっかり

サラらしい前進気勢がついて、

ウォームアップ時以外は、激軽になってくれてるので

なおさら。

 

 

 

 

 

 

某ドイツ人マイスターは

 

脚っていうのは、

出来るだけ股関節から離して、

下に長く伸ばしたところから

羽でふわっと馬のお腹を撫でるように。

強く使うときは

馬のお腹をマッサージするように

使うんだ

 

と言ってました。

 

 

言われたのはわたしですが、

主催していた方も、

レッスンを受けにきていたほかのプロも

 

一瞬、絶句

 

 

 

 

 

なにか。。。

いままで自分たちが習ってきたもの

目指してきたものと

根本的に違うことを言われた気がするよね

 

 

と、一同、

ちびまる子ちゃんのキャラクターのような表情に

なりましたとさ。口笛

 

 

 

馬が望んでいないことを強制するために使うんじゃなく、

お馬さんに気分よくいてもらうために使うもの、だったらすぃ。

 


 

 

 

 

あ、わたしの憧れ足首の持ち主は、

日本人にもいらっしゃいますよん。

子どものころから乗ってらっしゃる方とか、ね。

 

ご本人に

それだけで脚が効いてるという

ご自覚があるかどうかは別として。てへぺろ

 

 

 

 

いままでブレアくんに乗っているときは

自分の練習をしてる時間は少なくて、

基本、ブレアくんのトレーニングになることを

優先していたのですが、

最近はブレアくんがしっかり動いてくれるようになったので、

自由騎乗中も、レッスン中も、

本運動のなかの何割かは、

わたしの座りの練習につきあってもらっています。

 

ずっとやっていると背中に負担をかけてしまうので、

ときどき軽速歩にしたりしながら。


 

 

いまのブレアくんは乗っているのがわたしなら、

速歩より駈歩をがんがんやって

もっともっと後躯に力をつけてあげたいので

 

わたしは速歩の練習が必要

ブレアくんには駈歩が必要

 

というのは、ちょっとしたジレンマ。

 

 

早く、

騎乗時間の 100%をお馬さんのために使える乗り手になりたい。

 

クリスマスにサンタ氏にオーダーしたら、

スコンと身体にインストールされてくれたらいいのに。