こんばんは!
まじめ馬場らー、おちゃらけジャンパーのフェリシアです。
 
昨日 の続き。
そのうち限定公開にする可能性大ですが、
試しにしばらく一般公開にしてみます。
 
 
昨年末の試合時に不調だったブレアくんは

多少の波はありつつも、順調に回復傾向。

年が明けて、8歳になったブレアくん。
4歳で競馬を引退して、7歳でいまのクラブに。
競走馬時代と、以前のクラブと、いまのクラブと、
教わることは全然違うかもしれないのに
ときどきぶち切れながらも 口笛)、
社長先生流を吸収しようと日々、けなげに頑張っています。


最近では横から見たときのお尻の後ろのラインも、
だいぶまぁ〜るくふっくらしてきたので、
以前いた乗馬クラブの方が見ても、
(もしかしたら調教の方法論やアプローチは違ったとしても)
きっと新しいクラブで大切にトレーニングされていると
思ってもらえるんじゃないかな〜。

 
そのうち基礎がもっとできてきたら、
肩内、ハーフパス、キャンターピルエットとかやるようになって
そしたら、
後から見たお尻の横のラインももっと丸々してくるかな〜はてなマーク
と、いまから 楽しみ〜 音譜 音譜


いまのところ
対抗馬に盛大なブーイングをかますクセをお持ちなので、
来月あたりローカル試合に連れて行って、
成績は狙わずに、あくまでブレア号&フェリシアのコンビで
準備馬場の馬混みにまぎれるとどうなるか
様子見をしてみようかと思っています。



先日、久々に経路を廻ってみたので、
昨年10月に初騎乗で
いきなりA2課目に出場してみてからの
変化をまとめてみましょう。


以下、
あくまでアマチュアの感想、予想、見立てなので
調教している社長先生が見たら
「ぜんぜん違うよ!」ってこともあるだろうし、
あまり真に受けないでくださいねん。ウインク


*馬はクラブを移ると、
最初のうちは猫をかぶったり、様子を伺ったりして
性格も、運動能力も本領を発揮しないことはよくあります。
昨年10月はブレアくんがいまのクラブに入厩して間もなく、
社長先生ですら3回くらいしか乗っていなかったそうなので、
初騎乗、初試合でわたしが感じた手応えがそっくりそのまま、
以前いたクラブでの状態と同じとは限りません。




*基礎調教

ー 2016.10 の初騎乗時
項の位置を2カ所くらいでしかとれなかった。
それ以外の位置にしようとするとリズムが崩れるか
馬が精神的に落ち着かなくなる。
鏡がないので確認できないけれど、
ハミ受けの手応えからは
鼻面が垂直より若干うちに入っていると感じる。
ほんの少し外に出して運動しようとしても、
項の高さと同じくリズムが崩れるか、
精神的に落ち着かなくなるので、完全に馬なりで、
落ち着いて運動できる頭頚の位置での運動に終止。


ー 2016.12
前下方伸展は3種の歩様すべてで得意に。
上には当然限度があるけれど、
こちらが決めた項の位置で
リズムを保って運動できるようになった。
 
鼻面を少し出すことも引っ込ませることも
できるようになったけど、
下方移行ではときどきつっぱる。
これがなくなるまではA2でも 65%超えは厳しい、かなはてなマーク

クールダウンの軽速歩では前下方伸展で
しっかり背中をスィングさせて後肢を重心下に
引きつけることができるようになった。
競技馬ならば、
ウォームアップの軽速歩からこれができるように
なっていくのが今後の目標。

背中がしっかりほぐれた日は、
速歩なら項の位置を高めにしても背を使ってしっかり動ける。
いまいちな日は、項の位置を高くすると
背の動きが止まって踏込みが悪くなる。
 
本運動で手綱を詰めても、
コンスタントに背中を使って動けるようになるのが、
わたしにとっての公認試合出場合格ラインであり、
今後の目標。


駈歩は
後躯が遠ぉ〜〜〜〜くにあって入ってこない感覚。
写真では、重心下に向かって後肢を伸ばしているし、
項の位置もA課目なら合格点な高さに保ててるけど、
その位置では背中が動いてこないし、
キコウも持ち上がってこない。
項の位置は高くても低くてもいいが、
キコウが上がってこないと先に進めない。
キコウが持ち上がってくるには
骨盤と後膝にもっとエンゲイジメントが必要だけど。。。


ブレアくんはサラとしては大型馬。
背の高さに比例した胴の長さがあって、頚も長い。
その頚の長さが
まるで外産の新馬みたいなノーブルさを醸し出してるけど。。。


わたしがいままで乗ってきたのはみな背の短い馬だった。
後躯の踏込みを要求すると自動的にキコウが上がってきたけど、

背と頚の長いブレアくんは、彼らみたいに
自動的にキコウが上がってくるということにはならないのかもはてなマーク
背や頚の短い馬より
ずっとずっとたくさんの筋力をつけてあげないと、
長い背と頚を持ち上げるのは苦しいのかもはてなマーク
 
 
社長先生はわたしに運動の指示を出しながら、
 
「それやると止まっちゃうでしょ。
でもサボってるんじゃなくてまだ苦しいんだよね。
これを苦しくなくやれるようにしていく必要があるんだけど」
 
と説明してくれる。
 
サボっているなら強い扶助で、続けさせるけど、
まだ苦しいなら途中で空中分解して
上手くできなくてお休み入ってしまっても、
そのほうが馬の身体には害はないかな〜はてなマーク と思って
がりごり座ってがんがん拍車使ってということはせず
ある程度やったら止まらせてあげることに。
そして止まってしまっても
頑張ったことは褒めてあげることに。
 
 
 
昔バレエを習っていたころ、鏡を見なくても、
いまこの感覚なら、
脚は後ろに 90度の高さにあがってるはず
とか、
腕と肩はこういう角度になっているはず
って、わかってた。
 
でも受験で半年休んだら、
後ろに脚が 100度は上がっているはず
という感覚で鏡を見ても、
実際には 45度しか上がってなかったりして。滝汗
先生から「ふざけてるのかと思った」と言われたりして。ガーン
 
好きだから、楽しいから、毎日踊っていただけだったけど
毎日のあれは筋トレだったんだ!! 目
と、筋力が衰えて初めて知った。
 
 
わたしが乗る馬たちの筋力も、あのころのわたしのバレエのように
楽しむなかで徐々にじっくりつけてあげたい。
人に乗られるのが苦行にならないように。
 
わたしの指示はクイズゲームの問い。
正しい応え(反応)を返すと、
わたしが笑って、喜んで、褒めてくれて、嬉しそうにしている。
ヘタッぴだけど、なんか楽しそうだからまだ乗ってていいよ。
そう思われたい。
 
まっ、全員が甘くてもなんなので、
社長先生騎乗のときは、こってり絞られてねん。てへぺろ


社長先生がブレアくんに踏歩変換を教えるときは
障碍を跳びながら教えてみようかと思っている、そう。
たぶんそれをやってくれたら、駈歩で後肢が踏み込むときに
もう少しキコウが上がってくるようになるんじゃないかなはてなマーク

内心、課題だな〜と思っていることをまだ話してもいないのに
先生が問題解決に向けて動いてくれる
(or そのタイミングを計っている)安心感。



ー 2017.01
レッスンではいつも最初に
自由常歩と手綱をとった常歩のあとで
レッグイールディングと前肢旋回を繰り返してきた。
常歩でもっとスムーズにできるようになったら
速歩でもやるんだよ、だそう。
 
社長先生の不在時に
ほかのインストラクターは誰がおすすめか訊いたら、
自由騎乗で移行をたくさんやったら? と。
 
レッスンだとブレアくんは先生の号令で
なんでも下方移行に解釈して えー)動こうとしてしまうので。
 
 
 
そんななか、
ブレアくんの体型を 2, 30%拡大したようなお馬さんに
乗っている方のブログを発見。
トレーニング内容と前後の様子が書かれているので熟読。

その方のブログでも、



横運動と前肢旋回、
移行をたくさん



って。
 

おぉ〜〜〜〜〜〜!!  一緒だビックリマーク
 
 
社長先生、やるな〜拍手拍手拍手
グローバル・スタンダードキラキラキラキラ 口笛
 
 
常歩でスムーズにできるようになったら
速歩でも、というところまで一緒。 グッ
 
 
 
いままで通算わずか7年の乗馬歴だけど、そのなかで
 
ー 元競走馬は
身体に芯があって、その芯が曲がってたり捻れてたりするのを
まっすぐにするように。
 
ー 外産馬は
身体に芯がないので、人間が芯を与えてあげるように。
 
乗っていく必要があるのかな?
って感じてた。
 
 
社長先生は、
どうやらブレアくんにかなり期待しているらしく、
時間がかかってもまずはその芯を一度全部解体するのだそう。
そして解体しきったら、新しいまっすぐな芯を通すのだそう。
 
うん。
素人には芯がある馬のほうが乗りやすいよね。
ていうか、
ある程度以上になるとあとは好みの問題だけど、
わたしは芯がある馬のほうが好き。
芯を作ってくれるプロが好き。音譜
 
 
「だからその新しい芯が通るまでは、乗りづらいよね。
傍目にはまったくそうは見えなくて、
あの人馬もっと馬を前に出せばいいのに
って思われるかもしれないけど。
馬も動きづらいからね」
 
 
と。
 
 
芯が解体されるまで、毎日毎日ブレアくんは
昨日とは少し違う身体の使い方を要求される。
わたしも毎回、
前回とは少し違う乗りかた、コツが必要になる。
 
 
いままで乗ってきたいろんな馬に教わってきたあれこれを
集大成して、さらに新しいことが必要になる。
乗る馬の順番が逆じゃなくてよかった。
 
 
半自馬くんのあとに、
グルーム時代の2頭の運動担当馬がいて、
ボルぞう氏がいて、
(書いてないけど)元大障碍ジャンパーのジョジョがいて、
そのあとにブレアくんでよかった。
 
半自馬くんの前にボルぞう氏じゃなく、
ジョジョの前にブレアくんでもなくてよかった。
いまだから、ブレアくんに乗っていられる。
 
 
いままで乗ったきた馬たちが
下手っぴぃに耐えて教えてくれたことを、
ブレアくんに活かそう。
 
 
ブレアくんの変化レポートはまだまだ続きます。口笛