昨日に引き続き、夢新聞IN福島のご報告。
4日はいわき市大浦小学校にお邪魔しました。
この日も夢ケーキとのコラボプロジェクト。
当日、福島市からいわき市へ車で移動。途中四倉から久ノ浜のほうまで行ってみました。
いまだ震災、津波の傷跡が大きく残っていました。
聞いてはいたが、テレビで見るのと実際に見るのとでは印象が全く違うものです・・・。
さて、気を取り直して小学校へ。
校長先生、先生方が快くむかえてくださいました。
数人の生徒達と一緒に準備のお手伝いまでしてくれました。ありがとうございました。
今回は82人ほどの5・6年の生徒さん達でした。
今回の夢新聞は、ケーキ作りの最中の写真を取り込んでつくりました。

制作終了後、夢新聞と夢ケーキを持って、一人ひとり夢を発表してくれました。
(ケーキ作り終了と同時に夢新聞も完成させてくれました。短い時間の中でよく2つもやってくれた!ありがとう、みんな。同時進行だったので、夢新聞に夢ケーキのクリームがついたままラミネートしちゃいました。)
皆3.11の災害を経験して、怖い思いやつらい経験をしてきている。しかしその心の内側まで推し量ることは私にはできません。
でも、皆の夢を聞いていると、なんだかワクワクして、聞いている私達大人が感動をもらった気がします。

一人の女の子が、夢新聞を作っている最中に、「未来なら明日でもいい?」と聞いてきました。
夢新聞は、”いつか自分の夢がかなった時に、取材されて新聞記事になった、未来の新聞。”というのが前提だったのですが。
どうしても、「この夢は絶対に明日がいいの!明日じゃないとだめ。」と言って日付の欄に8月5日(昨日ですね)とペンで書き込みました。
その子の夢新聞には、「みんなが笑顔になる」とだけ書いてありました。
なぜか急にこみ上げてくるものがありました。
子供達の笑顔は大人達を勇気付けたり、感動を与えたりします。
しかし、その周りにいる大人たちも子供に笑顔をみせたいですよね。
子供達も周りの大人たちが笑顔でいるのを望んでいるはず。
子供も大人もお互い笑顔でいれば、きっと、もっと皆がステキな夢も描ける、夢に向かって進めるような気がします。
伝でん夢師 ハム
