2017-5-4 LFJ2017 | Dream Journeyのブログ

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5月4日は終日に渡りLFJに足を運んでおりました。今年は有料公演のチケットを購入したこともあり、昨年は入場できなかったエリアにも立ち入ってみました。
到着直後に有料チケットを持っているので入れるホールEの一角のローランドのブースにて、ピアニストの宮谷理香さんの演奏を聴きました。電子ピアノによる試演ということになりますが、昨年も感じましたが今の電子ピアノはすごいですね。フルコンとまではいかないですが、音質は本当にリアルなものがあります。その中で様々なアレンジができるのも電子ピアノならではの魅力ですね。
「子犬のワルツ」は子犬が駆け回っているように可愛らしさも感じる演奏で、ラヴェルの「水の戯れ」は高音のキラキラとした音色が印象的に水が様々なところを流れていく様子が思い浮かぶように、ショパンの「水の精」は、人間と水の精の恋を描いたような作品とのことでしたが、途中に恋する2人が踊っているような部分も感じる3曲の演奏でした。もちろん、宮谷さんの演奏も素晴らしかったです。昨年の秋以来でしたが、思わぬ形で聴くことができてラッキーでした。

場所を移動して新丸ビル3階にて、ヴァイオリン2台とピアノの演奏を聴きました。
浅村佳代さん(ヴァイオリン)
千田奈緒子さん(ヴァイオリン)
滝本紘子さん(ピアノ)
の3名でした。プログラムはショスタコービッチの2台ヴァイオリンのための小品、リベルタンゴ、ダッタン人の踊り、ウェストサイドストーリーからアメリカ、などでした。様々なジャンルからの演奏でしたが、今年のテーマが「LA DANCE」ということで、それに合わせての選曲でしたね。

再びホールEに戻ってのオペレッタ「こうもり」ハイライト公演。これを観るために有料チケットを購入したところもありましたが、あまりの人気に最後列での立ち見でした。そんなことはさておいて出演者は、
ロザリンデ 塩田美奈子さん
オルロフスキー 浪川佳代さん
アデーレ 大場恭子さん
アイゼンシュタイン 小貫岩夫さん
アルフレード 志摩大喜さん
ファルケ 古澤利人さん
指揮 岸本祐有乃さん
でした。ハイライトということで、ストーリーを2幕に集約した形で、オルロフスキーが案内役となって展開されるアレンジとなっていましたね。短縮バージョンではありましたが、こうもりの楽しい雰囲気がしっかりと凝縮されたような展開でした。
イケメンのズボン役の浪川さん、軽妙かつ女たらし役の小貫さんと上手に振る舞う奥様役の塩田さん、時に軽やかに歌い時にけしかけてみたりの大場さん、空気の読めない2枚目役の志摩さん、それぞれにキャラを生かしながらもアレンジされた役柄を演じられていたのが印象的でした。
その後にドトールで一服してからOAZOでの2回目の方にも足を運んでいました。

最後はホールAで上演された「第9」に足を運びました。出演者は、
盛田麻央さん(ソプラノ)
下園理恵さん(メゾソプラノ)
又吉秀樹さん(テノール)
与那城敬さん(バリトン)
廖國敏さん(指揮)
東唱コーラス、シンフォニア・ヴァルソヴィアの皆さんでした。
こちらは説明不要だと思いますが、オーケストラの魅力と素晴らしさを凝縮したような素晴らしい演奏と素敵な歌声をしっかりと堪能することができました。正直なところかなり疲れていたのですが、そんな状況も吹き飛ぶような聴き応えのある演奏でしたね。
1階席の後方36列に座っていましたが、ソロの歌声もしっかりと合唱も息の合った歌声だったと思います。一昨年の暮れ以来の久しぶりの第9でしたが、やはり素晴らしいですね。最近は声楽がメインですが、たまにはオーケストラの演奏にも足を運びたいと思いました。