不動産屋を開業して生涯の仕事とする -10ページ目

不動産屋の店舗デザイン

大変悩んでいます。

開業する不動産屋のお店のデザインについて、3社からの提案を受けているのですが、どうするかについて。

一番の悩みはレイアウトをどうするか、小さなお店なので接客スペースを広くすると、日ごろの事務作業をするためのバックオフィスが小さくなってしまうし、バックオフィスを広くすれば当然接客スペースが狭くなるし。

今日は3つの提案をもとに、店舗の床にガムテープを使って張って実際にスペースを区切ってみ、事務作業時のイメージや接客時のイメージを描きながら、あーでもない、こーでもないと悩みまくってました。時間切れで明日もう一度考えます。

あとは、デザイン。カフェをイメージしてお店つくりをしたいのですが、照明を蛍光灯にするか、白熱灯にするか。たくさんのカフェを今日は見て回ったのですが、そのすべてが白熱灯を埋め込んだ照明となっていました。あれをやるには天井に加工をしなくてはならなくきっと費用が高くなるんでしょうね。現在は蛍光灯+白熱灯の明かりを天井から吊り下げるようなプランとなっているのですが、やはりここはこだわりたいところもあり・・・。

明日またお店でじっくり散々悩んで、明日中には決着するつもりです。



一人旅

2007年10月7日(日)
9:55AM
これから一人旅だ。まずは上野から北へ向かってみようと思っている。今日どこに泊まるか、今まだまったく頭にない。上野から北へ行く事もさっき決めた。
そんな感じで約1週間旅をしてこよう。
目的は開業にあたっての考えを整理しアウトプットすること。様々なことについて深く考える1週間としたい。今の自分がいったい何を考えていて、何が大切で、何をしようとしているのか、そいういったことをどんどん掘り下げて書き留めておきたい。


6:16PM
福島に来た。普通列車を乗りついで。

出掛けに購入した「1日30分を続けなさい」古市幸雄 を読んできたがおもしろい。世の中20%の人間しか勉強を続けていないらしい。不動産の世界でもきっと同じ、いやそれ以下だろう。毎日コツコツと勉強を続けていれば、今は素人でもこの20年間分をいつかは取り返し、それ以上にもなれるなず。宅建を取った時の集中力で臨めば何にだって挑戦できることだろう。
そんなことを思わせてくれたこの本に、まったくの偶然で出会えたこと、それだけでも今日は収穫があった。勉強をすることは好きだ。きっとそれは素晴らしいことのはず。


考えるべきテーマはいくつもあるのだが「どんな不動産屋にしたいのか」がまずは大きなテーマ。

企業理念とマーケティングを重視した会社にしていきたい。
街の不動産屋において企業理念、マーケティングをきちんと考えているところは本当に少ないと思う。理念もなく戦略もないのが普通では?
何のために働くのか、仕事に向き合うのか、その喜びや達成感の基準、拠り所、価値観をはじめにきちっと定義しておきたい。
ひとことで言えば、「社会への貢献」「人々への貢献」「人の役にたちたい」。自らが持っているいる情報と知識、スキル、資格を人々の喜びにために活用したい。
情報とは不動産のコンテンツ情報。知識とは様々な尺度・判断材料だ。どうやって不動産のコンテンツ情報を読み解くのか、付帯する法的な知識も素人にも完全にわかりやすく説明していく、リスク情報もきちんと伝えていくことも勿論大切だ。不動産の取引にはあまりに専門的なことがかりで難しすぎる。様々なことをわかりやすく伝えていく。そしてさらに投資アドバイスや相続アドバイス、資産活用アドバイスを顧客の立場で行い、貢献したい。
自己の利益のためではない。もちろんそれも必要だが、求めていくのはそれよりも顧客への貢献を通して喜んでもらえることによるその喜びだ。
お客様から「おたくに相談して、出会えて良かった」と言って貰える事が一番の喜びだ、感動だ、と心から思える、そんな理念を確立したい。
そのために「誠実に」「丁寧に」「親切に」を信条としていきたい。
これからどの位の人々と仕事を通じて出会っていくのかわからないが、そのすべての人に精一杯の貢献をして、「幸せな」「素敵な」新生活を歩みはじめてもらいたい。
□ 大切にしたいのは企業理念とマーケティング
□ 企業理念は貢献 モットーは「誠実に」「丁寧に」「親切に」
両手だからその物件をすすめるというのは心に響かない。


10月8日(祝)
8:30AM
米沢駅にて電車待ち中。
TVのない暮らしをできるだけしていこうと思うに至った。その受身的な「とりあえず」の時間が、大変勿体ない時間だと感じる。
その時間を能動的な読書や勉強、または休息にあてていこう。
テレビはつけているだけであとは受身である。自分にとって不要な、または無用な、むしろ悪影響を及ぼす情報がセレクトすることなく流れ込んできて、それが自分の潜在意識を作りだしていく。
人間は80%が、自分の意思によるものでなく自覚のない「潜在意識」で動いているという。そしてこの潜在意識を司っているものはそれまでの自分の経験や環境だという。
自分に常にいいものをインプットしていけば、それが潜在意識となり、行動を司ることになる。そして願いは形になっていく。強く思えば実現するというのはそういうことだ。
TVの情報で自分の潜在意識を作ってしまうのか、自らが選択した良い要素で潜在意識を作り上げるか、その選択は自分次第だというのに、どっちを選ぶかは自分次第。


親・周囲の人・情報・環境等からのメッセージの長年のインプット

潜在意識(無意識):習慣、癖

行動パターン

今の自分(人間関係、仕事、人生)

なので、インプットを変えれば自分が変わる


9:00AM
目先の利益の上がらない顧客に対してもどれだけ誠実に向き合えるかが試金石。不動産屋ではここにかけているところが多い。


4:55PM
あつみ温泉の宿にて
集客→見込み客→ファン→契約→顧客化(リピート、紹介)。ひとりの顧客のうしろに80人の見込み客がいるといわれている。

たとえ他社物件で客付けだけであっても顧客との関係を切らずに続けていく
・何か不都合はありませんか?
・何か言いにくいことがあったら、私から契約不動産さんにお話しますよ
・どなたかお知り合いで物件を探していらっしゃる方がいればご紹介ください
・お客様の不動産コンサル、アドバイザー、ヘルパーと思っていただいて長くお付き合いください。
つまり一度接点を持ったらずっとつながりを保つということ


9:00PM
ハタと気づいた。解釈した。
自分のこれからの人生の意義は社会に対する、人々に対する貢献なんだ。
人生をこれまで47年間歩み、社会や人間について多くを学ばせてもらったのがこれまで、そしてこれからの人生はそれを財産として、社会に返していくことに意味があったんだ。


10月9日(火)
6:30AM
あつみ温泉の部屋にて
人生にはさまざまな段階があって、生まれてから中学を卒業するまでは教育を受ける時代。高校生で自我が成長し、大学では基本的には自由な自分の意志で動く、それでもまだ親をはじめ、まわりの援助をおおいに受けている。社会人として20代前半~30代と社会経験を積むものの、まだ未熟でしっかりしていなく、確固たる価値観が乏しく仕事もその本質を理解でききれていない。40代となりようやく1人の大人としての人生を歩みだす。そして40代後半~50歳にかけてこれまでとは逆に人々に貢献できるようになる。
ずっと積み重ねてきたあらゆることが自分の中で醸成されて形になり、個の大人として、社会や人々に貢献できりようになるのだろう。
それは恩返しとも言えるし、年代の役割分担とも言える。
私は47歳にして会社の設立、そしてこれから新しい世界へと旅立つのだが、これは実はそんな意味があって、とても自然な必然な歩みだったんだろう。
そして、一方で潜在意識の中に徐々に刷り込まれた新しい価値観・知識がいよいよ自分を無意識に動かすレベルの状態を作ってくれたんだ。
残念ながら若いころの仕事に対する価値観は現在とはまったく違っていた。仕事を通じて人生を、そして自分を磨くなんていうことはなかったと思う。


人の役にたつ仕事がした
人に感動を与えたい
そして感謝されたい、認められたい・・
まだまだ未熟なのか、「感謝された、認められた」いという欲求は、自分の中でのモチベーションの重要なポイントであることは認めなくてはならない。
認めてもらってお礼を言われたり、暖かい言葉をもらったり、それが自分にとってもとても嬉しいことだからだ。でもその気持ちは素直に認めてしまおう。それが理由だっていいんじゃないかと。その気持ちは内に秘めていればいい。そのためには人の役に立つ仕事をすることが必要なのだから。
認められたい、褒められたい、いつかそんな気持ちがなくなればいいなと思う。
逆に敵は作りたくない。人から悪口、陰口を言われ、批判され、それに耐えるパワーは使いたくない。つまり「いい人」でありたい。「いい人」になっていこう。


仕事を進めていく中で常に自分に問いかけるべきこと
「それは誠実な対応なのか」

実践していきたい。


マーケティング
□ インターネットに強い不動産
    強いとは:エリア1番
     エリア内WEB物件登録数NO1、写真登録数NO1、担当者の生のるコメント付
□ 入りやすい店舗 
    清潔、明るい、サービスがいい つまりサービス業


17:00
秋田に泊まることした。


10月10日(水)
津軽海峡 三厩にて
時々こうして大自然をみながらゆっくり、ゆったり、自然と本で心を洗うのはとても良いことだと思う。


静かだ、旅の終わりに
旅に出ようと思ったのは自分に様々な問いかけをしておきたかったから。ゆっくり、じっくり物事を考えて、今の自分、つまり自分で会社を立ち上げ、生涯を通じてそれで生きていこうとしている自分に、きちんとした「形」を残しておきたかったからだ。47歳になったこの自分が何を考えて、何を感じてその道に行こうとしているか、その初心を残して、それもじっくり考えたものを残しておきたかったからだ。
生の記録なのかもしれない。今の自分が思っていることが、これからの自分のすべての基礎となるわけで、その基本の自分をしっかりみつめ、しっかりと立っていたかったからだ。そして今日が最後の夜となった。様々ことを考えて、自分をみつめ、固めることができたと思っている。
私が会社を立ち上げそれに生きるのは、きちんと生きたかったからだ。自分できちんと考えて、自分の正しいと思うことを自分で実行してみたい。それはこの世に生を受けて自分がいくることの証に他ならない。
この世に生を受けられたのだから、しかもそれは1回きりで、しかも時間の制限があるのだから、自分として生きなくて何の意味があるのかと。そんなことをずっと考えて、そこで生まれた結論は
社会への貢献、人々への貢献
ということ。
人々が私の仕事で少しでも幸せに、豊かに、安心して生活ができるようになることができれば、それが自分にとって一番の幸せの実感なんだと思う。
それが今一番言いたい、信じられる道。
このためには日々の勉強、これは自己啓発ともいえる日々の心の訓練が必要で、それを怠ることなく実行していきたい。

大切なのは、原理原則・だろう。 昔からずっと信じられてきて、何年、何千年たって変わっていない
人を思いやる
弱い人達を助ける
嘘をつかない
挑戦することをあきらめない
勇気を持つ
プライドを持つ
自分に厳しく、人にやさしく
欲におぼれない
正義をつらぬく
親切にする
誠実に生きる
感謝の念を忘れない
悪口を言わない
愚痴を言わない
節約に努める
決して奢らない
親を大切にする

そんな生き方を仕事を通じても絶対に実践していこう。そこに誇りを持とう。それが生きるということだと今思っている。


10月11日(木)
竜飛岬
7:00
お風呂から見る海の姿が壮大だった。その海を見ながら誓う
私は絶対にあきらめないぞ。
私は絶対にくじけないぞ。
人々に幸せを、たった一人でも幸せを与えるためにがんばるぞ。
そして海を眺めながら感じる。
このように心にエネルギーを与える充電の時間って大切だなと、来てみてよかった。
私がこの世に生を受けたのは、これからの仕事を通じて人々に幸せと、豊かさ、安心といった場所を提供し、自らの人間性をそれを通じて高めていく。世の中を少しでも幸せで良いものにしていくためなんだと思う。
その大切な仕事を今からスタートできることを幸せに感じ、そこに誠意を持って取り組んでいこうと。
津軽の海をながめながら、落ち着いた気持ちでこれを書いている。


旅の記録
10月7日(日)上野→福島(福島県)
10月8日(祝)福島→米沢(山形県)→坂町(新潟県)→あつみ温泉(山形県)
10月9日(火)あつみ温泉→坂田(山形県)→秋田
10月10日(水)秋田→東能代→川部(青森県)→青森→三厩→竜飛岬
10月11日(木)竜飛岬→三厩→上野


読んだ本
 「1日30分」を続けなさい/古市幸雄 
 使う!「論語」/渡邊美樹
 世界で一番シンプルな時間術/ヴェルナー・ティキ・キュステンマッハー
 自助論/スマイルズ
 街の不動産屋さん、’待ち’の経営から抜け出す/金丸信一
 不動産業独立・開業と実務ハンドブック/喜多信行
 「不動産達人」の仕事術/長嶋修
 

フル充電の旅

明日から1週間ほど自宅を離れ、落ち着いてじっくりと様々なことを考えてこようと思っています。

充電のための一人旅です。

持って行くものは、不動産関連の書籍とノートとPCのみ。どこに行くか、いつ帰ってくるかはまだ全然決めていないのですが、北の方に移動してどこかに宿を取り、本をじっくり読んだり、自分が何をしたいのか、何をするべきなのかを、深く考えてどんどんノートやPCに打ち込み、整理していきたいと考えています。

フル充電して戻ってきます。

不動産屋開業時の店舗デザイン&見積もりアップ

開業に際して店舗のデザインと制作を、店舗デザイン会社3社に対して提案をしてもらっていましたが、そのすべてが出揃いました。受け取ったものは、

A社・・企画書、店舗の外からのパース(デザイン画)、店舗内レイアウト図面、見積もり

B社・・店舗の外からのパース、店舗内パース×2点、店舗内レイアウト図面、見積もり

C社・・店舗内パース、店舗内レイアウト図面、見積もり

以上です。初めての経験なので、なるほどこういうものが上がるんだなと大変勉強になります。

パースはデザインを具体的にイメージするのに大変役立ちますし、レイアウトは寸法が入っているので実際お店で確認できます。


概要は以下です。見積もり金額にはOA機器は含まれませんが、店舗外の看板や店舗内のテーブル、椅子、書棚等はすべて含んでいます。

A社・・見積額189万円。比較的大きなデザイン会社なので役割分担がはっきりしているようで、プランナーとデザイナーが共同で仕事を進めています。私が会うのはプランナー。コーディネーターのような役割と思います。人が多くかかわるためか、材料に対して価格が割高になっている様です。店舗内の作り物は特になく、既存品のみを活用してレイアウトしています。とてもシンプルなデザインでした。

B社・・見積額150万円。一級建築士の方がデザインとプランつくりをしています。建築士だからかなのかわかりませんが、店舗内の机、書棚すべてがオリジナル造作となっています。それなのにこの価格は安いと感じています。デザイン的には当初イメージしていものに近く、清潔な入りやすそうな感じです。

C社・・見積額227万円。小さなデザイン会社なのですが、その代表が自らデザインしてくださっています。一番高額な見積もりですが、店舗のデザインということではとても個性があり、これまでの不動産屋とは完全に一線を画すようなものです。美容院やネールサロンに近い、若い女性に好まれそうな感じです。

来週末までには発注会社を決定し、11月15日完成を予定しています。

不動産屋開業時の宅地建物取引業保証協会への加入。宅建協会か全日か

営業保証金1,000万円を供託する余裕など当然ありませんから、保証協会に加入するわけですが、現在選択枝が2つあってどうしようか検討しています。

□ 全国宅地建物取引業保証協会=全国宅地建物取引業協会(通称:宅建協会)

□ 不動産保証協会=全日本不動産協会(通称:全日)

保証協会にだけ加入するということはできなく、もれなく協会にも加入しなくてはならないようです。

加入者のシェアは宅建協会が約85%、全日が約15%と聞きました。なぜそのように開きがあるのかよくわからないのですが、宅建協会がメジャーで全日がマイナーという感じでしょうか。宅建協会はハトのマーク、全日はウサギのマークですが、一般の人が見たらマークのデザインイメージが似ていて見分けがつかないが気もします。お客様が不動産会社を選ぶ際に宅建協会か全日のとちらに加盟しているかでを基準にされることはまずないと思います。一方、加盟後のサービスや制度が不動産会社にとってどちらの方が望ましいものであるのかも、そう大差はないのだと思います。

私の修行先の不動産屋は全日に加盟していました。先日お話をうかがった知り合いの不動産屋は宅建協会でした。その社長いわく、全日の方が加盟金等のハードルが低く、それで入った不動産会社が多いので、モラルが低い会社が多いといわれていますよとのこと。真偽はまったく不明です。

なんにせよ、金額負担も含め、これから両者の比較検討を進めてみます。内容についてはこのブログにもまた掲載いたします。


住宅ローンアドバイザー資格

住宅を販売する際にローンの知識は必要不可欠です。修行先の不動産屋でも、顧客から「私ならどのくらいのローンが組めるのだろうか」といった質問が多くあり、そこで的確に専門ノウハウをわかりやすく伝えられるか否かで、営業マンとしての信頼を得られるか否かの大きな材料となるなと強く感じました。ファイナンシャルプランナーの学習内容ともかぶりますが、あわせて「住宅ローンアドバイザー」という肩書きを持っていれば、武器になるとも思います。

住宅ローンアドバイザーは民間資格で、現在、住宅金融普及協会と金融検定協会の2団体で資格者の認定が行われているようですが、私は11月に住宅金融普及協会の行う住宅ローンアドバイザー養成講座に参加し、資格を取ろうと思います。講座は基礎編と応用編の2日間で費用は28,000円。講座の終わりに効果測定の試験があり、そこで合格するとアドバイザー登録ができ、アドバイザーとして認められます。

https://www.hlpa.or.jp/kouza/SeminarSummary.aspx

不動産屋のWEB構築システム@ドリーム2000(リング&リンク社)

開業する不動産屋でのインターネット戦略をいかにするかということで検討しているのですが、リング&リンク社とキャノンシステム&サポート社から共同で「@ドリーム2000」の説明、デモを実施していただきました。場所はキャノンシステムサポート社さんの会社にてでした。

パソコンを実際に見ながら大変丁寧に説明をしていただき、こちらの質問も含めて約2時間半、大変貴重な時間となりました。

不動産屋業界を席巻しているシステムだけに、その機能には目をみはるものがあります。物件情報と顧客情報をデータベース化してそれをマッチングさせる仕組みが大変優れています。そしてメールをツールにして効率的に顧客にアプローチしていくことが可能です。それにより、問い合わせ客を顧客に、そして見込み客、に育てていくことができそうなシステムでした。物件情報のデータベースはもちろんWEBにそのまま反映され、リアルタイムで更新していくことができます。

現在すでに1,300社以上の導入実績となったそうです。もともとは賃貸版でスタートしたのですが、現在は売買版の導入も進んでいるとの事。

同レベルの競合他社は特に存在せず、一人勝ち的な強みを持っているようでした。

とてもいいシステムなのですが、気になる点は3つ

□ デザインの自由度、拡張性が弱い。

WEBデザインは用意された6種類の雛形からしか選べません。センスがいいとは言いがたいもの。デザインを変更したい場合には、まず雛形で導入し、その後自分でデザイナーなりを探して変更していくことになります。

□ 価格が高額

賃貸版で約180万円、売買版で約250万円、賃貸+売買版で約370万円。一括では厳しいので5年リース(ローン)での支払いの場合でも賃貸版で月額約37,000円、売買版約48,000円、賃貸+売買版約75,000円となります。

□ メンテナンスが勝負

物件をデータベースにいれ、それをこまめにメンテナンスしてくには相当の労力が必要となります。おおよそ400件程度の物件情報を提供していくことが平均的とのことです。毎日3時間程度の時間はシステムと向き合うことが必要となります。さらにそこに入れるための写真撮り等を考えると、マンパワーが必要です。


契約後1月ほどで導入はできそうですが、じっくり考えてみます。



不動産屋店舗の外装、内装

11月23日に開店を目指している店舗の外装、内装のために、3社の店舗デザイン会社と話をし、現地を見て、提案を受け始めています。

本日そのうちの2社と店舗を見ながら2回目の打ち合わせをし、1社からは店舗レイアウトおよびデザインと見積もり、1社からは店舗レイアウトとデザインが出ました。デザインをみてちょっと感動。とてもいい感じに仕上がりそうです。従来の街の不動産屋とはちょっと感じの違った、カフェ、美容室、ネーリング店に通じるちょっとおしゃれな空間です。3社全社から今週中には見積もりもあわせて出揃うことになります。

外装一式、内装は机、椅子、棚等等を全部含めての一式で予算は150万円。店舗内装外装以外にも色々かかるので、この予算になってしまうのですが、3社さんともヒーヒー言われています。スミマセン・・。

でも一緒になって色々プランを考えるのって楽しいですね。なんとか気持ちよく我慢していただけるように、安く上げてくださるよう、楽しくお願いしています。


知り合いの不動産屋さんに報告

これまで投資物件の購入時にお世話になってきた知り合いの不動産屋さんの女社長さんとお会いし、今度自ら不動産屋を立ち上げる事を報告し、これから協力していただきたいとお願いしてきました。

びっくりしていましたが、それはいいですねえ~と喜んでくださって、商圏もかぶらないから協力しやすいですよと。

来年1月に結婚される方が私のお店の近くで物件を探そうとしているとかで、早速紹介してくださることに。

この女社長さんは大手不動産販売会社で新入社員の時から連続5年間トップセールスをたたき上げ、その後20代の若さで会社を設立した人です。

コツは「不自然なことはしない」ことらしいです。そして実直にこつこつと積み上げていくこと。

若いけどこの道の師匠です。今自分自身が迷っていることについて色々意見を聞かせてもらいました。

街の不動産屋での修行を終了

6月18日以来お世話になってきた不動産屋さんを本日退職しました。

約3ヶ月半の期間でしたが、さまざまな事を学び、吸収させていただきました。

まったくの素人を受け入れてくださり、しかも早々に辞めて独立するというわがままを、大きく受け止めてくださったお店の方々に、本当に感謝が尽きません。

「本当にありがとうございました、これからもよろしくお願いします」という私の言葉に、店長が「また、今度ゆっくり食事でもしながら話そうよ」「この業界はせまいところだし、これからもよろしくね」と言ってくださり、本当に嬉しかった。賃貸部長からは、「またちょくちょく来るんでしょ」と暖かい言葉ももらいました。

たった3ヶ月半で学べていないことは山ほどあると思います。わからくなったら、素直に教えてもらいに行こうと思っています。そして、きちんと仕事でお礼をしたいとも。

さあて、いよいよこれから開業に向けて、本格的に集中して、準備を進めていきます。

が、その前に少し旅にでも出て、じっくりと、今一度、自分が何をしたいのか、何をするべきなのかを、深く考えてこようと思っています。目いっぱいに充電するために。