昨日 自転車で
フラの稽古に行きました
氷川神社の参道を
自転車で ゆっくり走りながら
深呼吸
緑のトンネルが
延々と続いていく
昔 私の兄が
暮らしていたマンションの前を
通りすぎたとき
兄のお葬式の時の事を思い出した
兄の親友に電話をかけて
兄が亡くなったから
お葬式に来てほしいとお願いしたら
兄の親友は怒っていた
どれだけ迷惑かけるんだ
生きてる間も
困ってるって電話かけられて
すごく嫌だったし
亡くなったって聞いて
（親友の）頭がおかしくなって
眠れなくて
病院に行ってるんだぞ
なんで 妹のあなたが
兄さんを助けてあげなかったの？
面倒見てあげなかったの？
悪いけど
関わりたくないから
もう連絡しないでください
と
怒鳴るように 言って 電話を切られた
私 何にもしてないのに
なんで 責められるんだろう？
私が 何にもしてないと
思ったから
責められたのかしら？？？
わかってもらえない感 満載で
兄の葬儀を終えたけど
ふと
今日 わかった
兄の親友は
自分を責めていたんだな
大切な親友を
助けてやれなかったこと
冷たくしたこと
助けられるような 大物じゃなかったこと
愛でいっぱいだったから
怒っていたんだな
人を責める時は
自分を責めてるものだね
どんな自分を責めてるかは
人それぞれ違う
ダメな自分
できない自分
大切にされない自分
冷たい自分
誰かみたいになれない自分
うまく自分の感情と付き合えない自分
なんだろう？
自分を責めて 嫌って
自分に向けられた怒りを
目の前の人のせいにして
目の前の人を責める
けれど
その正体は
劣等感や 罪悪感や
寂しさや 不安や
大切って気持ちだったり
する
兄の親友
きっと
さんざん兄の酔っ払った電話に付き合って
お金かしたり
ご飯食べさせたりして
もっと 力になれないか
気にかけていたんだろう
それで
あんな結果になったから
辛かったのよね
目の前の私を責めるしか なかったのよね
ありがたい
兄の親友
あなたは
兄にも 私にも ちゃんと優しかったよ
自分を 責める必要なかったよ
ありがとう
