私は 自信のない母親だった
娘の予防注射の時
話せるようになったばかりの娘が
まま あか（さやかって言えずに あか）を たしけて（助けて）
って言ったの
まま あか かえる（さやか 帰る）
いっしょ かえろ
って
注射はほんとに痛い
大人だって 嫌だ
それに
注射の会場は
みんな ぎゃん泣きの 阿鼻叫喚地獄
私を信頼して
きゅっと 私の服をつかんでる娘
注射の番が回ってきて
お医者さんの前に
はい
手を出してと言われて
私をつかんでる
小さい手を
押さえて 差し出したとき
娘がビックリした顔で
私を見たのよ
え？ママ 味方じゃないの？
私を 助けてくれないの？
小さい声で
娘はそれでも
まま たしけて
って 言って
私の目をのぞきこんできたの
その目が
悲しくて
信じてたものが
突然 脅威になる 不安を
裏切られる感じを
今 私が 与えてるんだと思うと
私も悲しくて
泣きながら 注射する娘を押さえて
私も 一緒に泣いて
最後先生が言ったの
昔だからね
「お母さん しっかりしてください
そんなことでは 母親 務まりませんよ」
ずっきーん
私
自信なかったから
これ以上
どうしたらいいのよ
これ以上
できない
人から見たら
ダメかもしれないけど
いつも
疲れたり
焦ったりしながら
精一杯の 毎日を 生きてるのに…
子供を しあわせにしたいのに
今日は悲しませたから
その言葉も 心に刺さって
娘が 私に 裏切られたと
感じてしまったことも
悲しかったから
泣いてる娘を だっこしながら
一緒に 誰もいないところで
こっそり泣いて
帰ってきました
私なら
お母さん
大変だったね
頑張ったね
って言うわ
↓↓今日はみぽりんの記事を読んで書いてます
生き生きと母親を楽しんでる素敵な記事
でも
子供って
素晴らしいね
けろっと
許してくれる
また
いつもどおりの娘にもどって
注射は
必要なものと
理解してくれた
子供の素敵なところは
どんなに 頼りない ダメな母親でも
まるまるを愛して
信頼して
そばにいてくれるところ
子供は
お母さんを助けるために
生まれてくるんだって
言う人たちがいるけれど
私も 本当に助けられた
お母さんて
ただ 生きてればいいんだよ
日々できることを重ねて
できれば
一緒に笑って
一緒に泣いて
一緒に美味しいもの食べて
一緒に寝たらいい
部屋も汚くていい
ママ友も居なくていい
母親としての自分を
責めるから
○○みたいになろうとするから
苦しくなる
注射ひとつで
この騒ぎ 疲れよう
子育ては 心も体も いろいろ 忙しい～
子育ては
終わってみたら 早かった
ちゃんとしてない
ダメ母でも
子はちゃんと育つ
ていうか
ダメ母のほうが
子供がしっかりする
子供の伸び代
奪わないでね
お母さんは
子供の育て方より
自分の心の中の
焦りや悲しみをあつかったら
子育てが楽になる
精一杯でしょ
これ以上は無理でしょ
だったら 現状に○をつけよう
しばらくやらないよっ
↓↓
