このシリーズでは、松原靖樹さんの理論を超簡単にまとめてアップしています。
楽に読んでくださいませ。
【エッセンス64】役に立たない強み
強みについて、どうやらちょっとした誤解があるようなのでこの記事を。
「強みって、全てが役立つものだ！」と思っていませんか？
実はそうじゃないことも、あります。
強みって、訓練とか経験とかなしに、いきなり高い成果が出せる物事。
この「成果が高いかどうか」をどうやって判断するかというと、人と比べる事で判断します。
他人を物差しにして、一般的な人よりもどうなのか、を見ていきます。
人と比べて抜きん出ているかどうかなので、「良い悪い」「役立つかどうか」とは関係ありません。
役立たせるために場を選ぶ事が重要で、選ぶ場を間違うと、ただの宝の持ち腐れになります。
同じ刃物でも、手術用のメスを持って台所にいても意味ないし、
出刃包丁持って手術室にいても意味ないわけです。
そういう意味では、
例えば生きるか死ぬかのサバイバル的状況でしか発揮しないし役に立たない強みであれば、
一般的な平和な生活では役に立ちません。
こういう強みは「いまいち役に立たない強み」ということになってしまいます。
（生かすためにわざわざ命が危ない場を選ぶかというと、うーん…ですよね）
もっと軽いものだと…
うちの長女８歳。（私の隣です）
この子、実はものすんごい「お腹が上下にスムーズに動く」んです。
お腹が一つの生き物みたいに動くんですけど、これって誰が教えたわけでもないのにできる。
しかもめちゃくちゃ上手い。
けど、この強み…どこかで役に立ちますかね…
宴会の一発芸には良いかもしれないですが、女子だしなあ。
そんな「いまいち役立たない強み」もあります。
褒められるわけでもなく、売上が上がるわけでもなく、ただただ人よりめっちゃクチャうまい。
強み小話でした！
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