阿部夢子、現在松原靖樹さんの超コンサルタント養成講座受講中です。
徒然や課題本の感想を書いています。
チルドレン 伊坂幸太郎
これまた「興味も直感もわかない3冊を読む」という課題のうちの一冊。
1冊目が池井戸潤の「シャイロックの子供たち」。
2冊目がこれです。
興味も直感もわかない本を選ぶって、これはなかなか大変。
だって、今までずっと興味や直感がわく本を選んできたから。
初めてのことはなかなか不思議な感覚です。
じゃあどうやって選んだかというと、「家にあったから」。
つまり夫の本なんですね〜。
他人が選んだ本って、まー興味がわかないもんですね!
学びがある本はもちろんそんなことはないけれど、小説は興味がわかない。
その中から選んだ、もっとも興味も直感もわかない本の3冊のうちの1冊です。
ざっくりした感想は、「まあまあだった」ですかね…
それ以上でもそれ以下でもなく、言い方を変えれば「普通だった」となります。
伊坂幸太郎の本は以前にも読んだことがあるけれど、なんというか、スピード感のない引き込み方をしますよね。
普通引き込まれる時って、スピード感がある程度あると思うんです。
が、伊坂幸太郎の本はそのスピード感があまりない。
なのに、なんだか全部読める。
で、この本については、その微妙なスピードで全部読み終わって、
感想が「普通だった」という…
なんとも切れ味の悪い微妙な手応えとなりました。
そういう手応えを感じることができたという意味では、いい経験となりました。
そんな微妙な一冊でした。
そういえば私が選んだ「興味も直感もわかない本」の1冊目が「シャイロックの子供たち」。
2冊目が「チルドレン」。
共通点は、「子供」です。
そう、私は子供が絡んだ話が好きではない。
子供が絡んだ話を読むときはいつも、そういえばなんとなく胸のあたりが気持ち悪い。
なんでだろう…ちょっと考えてみよう。