エジンバラへ行きました1 | 女医の国際精神保健

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精神保健および公衆衛生を軸に、韓国、ロンドン、ジュネーブ、ニース、フィジー、赤道ギニア、東京、インド。
他にも、旅行、馬術、音楽、写真などについて記載しています。

もはや4月5月の振り返り記事です。

 

下記の感じでNCNPの客員研究員をしております。

 

 

その中の研究が盛り上がり、ロンドンとエジンバラへ視察へ行ってきて良いよってことになりました。

ので、今回の旅程です。

元々バカンス予定だったところに仕事がくっついてきた感じで、前述のロンドン記事では遊びが強調されているかと思います。

エジンバラは、純粋に任務でした。

もちろん任務中にお友達ができて、それはとても楽しかったです。

 

夕方ロンドン着して、一日リフレッシュして、次の早朝にエジンバラへ特急で向かいました。(約4.5時間往復270ポンド)

 

 

何かの拍子にHarry Potterを見始めた私は、改めてKings Cross駅は9 3/4線のプラットフォームの駅であることに気づきました。(遅すぎ)

私の出発は3番線でしたが。

 

LNERって鉄道会社で行きました。日立製の新幹線的な車両を使っているらしいです。

https://www.lner.co.uk/

 

書類読んだりして視察の準備をしますが、なんか焦って頭に入らない。。。

人間観察したり、「車窓から」したりしている内に、定刻でエジンバラに到着。

イギリスの鉄道って遅れたり、キャンセルされたり、乗っている間に行き先変わるし、ストライキもあるから、気が気じゃなかったけど、ちゃんと往復とも定刻でした。

そのどれも今まで経験したしね、、、今回も翌週は3日間がっちりストライキしてたので、それを逃れられて良かった。逆に、馬の試合は見に行けなくなってしまったけど。。。。でも、まあダーリンも体調不良だったからいいか。。。

 

4月末というか5月頭でしたが、日中13度で夕方以降2度みたいな天気でした。

ロンドンより断然寒いし、雨っぽい。

 

 

駅を出たら、この風景!

城!

手前のCostaはドトールみたいなものね。

 

 

 

駅周辺が丸ごとユネスコ世界遺産ですって。

そうだね。これはそうだよ。

 

そして、ここでもHarry Potterな風景だわ〜って思って、ロンドンへ戻ってから作者はこの駅の近くのカフェで本を執筆したってエピソードを知りました。。。。

 

ここからWhatsAppで連絡とりながら、一つ目の視察先の病棟医長のもとへ。

バスで簡単だよと事前に教えてもらっていたので、google mapを駆使して、ダーリンに借りたイギリス発行のタッチ決済で、バスに乗り込み向かいます。

滞在中の3日間バスをかなり駆使しました。

中心部はバスとトラムで網羅できるようにできています。

2ポンドが乗車券だと思うけど、自動で5.5ポンドくらいでキャップがあるのかな?

時々人に道を聞いたり、バスの支払いを聞いたりしましたが、みなさんとても親切。なんだかあったかい感じ。

 

じっくりお話を聞き、病院内・病棟内を視察させてもらいました。

 

バスに乗って移動し、宿に荷物を置いて、ちょっとリフレッシュして、今度は歩いて、行政の監査機関へ行きました。

今回の視察は私のボスを通じて、ロンドンの教授に連絡し、その教授がご紹介くれた方々を訪ねた形式ですが、この監査機関の長がスコットランドで会うべき人々を全員紹介しアレンジしてくれました。

長とはちょっと挨拶し、「また明日、時間とってあるからね」とのことで、部下の精神科医を3人と引き合わせてくれました。

3人からそれぞれみっちりお話を聞いて、「スコットランドって文面上も素敵な精神保健サービスだけど、実際もちゃんとやれているんだ!」ということがよく分かりました。

 

3人のうちの一人が、「歩きながら色々説明しましょう」って旧市街へ連れて行ってくれました。

 

 

Royal Mileとかエジンバラ城とかをみて、ジキルとハイドのパブも見たりして。

バグパイプも聞こえる〜。

夏のお祭りはそれはそれは盛り上がるんですって。

 

パブでご飯しましょうってことで、入りました。

 

 

スコットランドのチーズ盛り合わせと、スコットランドサーモン。

大変楽しく美味しくいただきました。

「仕事仕事仕事ってやっているのもいいけど、体壊すし、大事なものを見逃すなら、それはダメなのよ」とシミジミとその女医さん。

すっごい優秀な人であることが滲み出ていて、長の信頼も絶大な人がそんな話題をふってきました。

色々あったんだろうし、私にちょっと姿を重ねたのかもしれないです。

週3ー4日の勤務とし、馬などにエネルギーを注ぐ私の話をとっても嬉しそうに聞いてくれました。

きっとこの街に住んだら、しょっちゅう私たちは一緒に歩いたり食べたりしていることでしょう。

 

宿泊先は施設長にお薦めいただいた宿のうちの一軒でDoubletree by Hiltonでした。2泊で478ポンド。なかなか快適でした。

https://www.hilton.com/en/hotels/ediccdi-doubletree-edinburgh-city-centre/

出張費でカバーされるのが上限16000円とあとで知り、差額は日当を駆使ということが分かりました。。。

でも、やっぱり知らない街で立地とかも分からずに宿を決めるのも怖いので、お薦めいただいた宿から選ぶ以外方法はなかったしなと思うわけです。

様子がわかった今思うにpremium inとかでも良かったかもな。

と思い、今、ザクっと調べたら2泊で400ポンドくらいで、そこまで大きな違いではなく、単に円安で高く感じるんだなということがわかりました。

https://www.premierinn.com/gb/en/hotels/scotland/lothian/edinburgh.html

 

私が非常に興味関心のある課題で出張に出られるってなんて幸せなことでしょう。

しかも、この任務に世界で私が一番の適任者って思えるのも、これまでの積み上げがつながっている感じで、素晴らしいです。

 

1日目大成功で終了です。