上記に続いて、今年も長崎大学の講座で国際精神保健の講義をしました。
下記の2コースの学生が履修しました。
毎年ますます豊かな学生たちの構成となっています。
日本以外のアジアの学生、アフリカ、南米、欧州などからオンラインとオンサイトで。
コロナにて私の講義は今年もオンラインで実施しましたが、来年は現地行きたい!
毎年、ちょっとずつ学生の関心の対象は異なりますが、今年は下記のような質問でした。
ー 強制入院を減らすために日本ができることは何ですか?
ー 精神病院を閉鎖したために、患者が病院ではなくて刑務所やホームレスに移行している国もありますが、日本はどのような状態でしょうか?
ー 臨床から公衆衛生など別の勤務をして再び臨床に戻ってくるというのはどんな勤務体験ですか?
私の次にはフィリピンの精神科医がlow resourceでの精神保健活動について話しました。こちらには臨床に根ざした質問が多く出ていました。
総じて、精神保健に興味関心が高かった年に感じます。
熱帯医学のコースだから、直接のコース履修の目的ではないであろうに、こんなに関心の幅が広いのはやはり、国際保健の中で精神保健の重要性が高まっているからかな?と思います。
私の講義も成長させて、また来年も講義したいです。
今年は4つの大学で講義が今のところ予定されていますが、今のところ全てオンラインですね。
来年は対面したい〜。