ワインスクールで短期講座に通いました;3赤ワイン | 女医の国際精神保健

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今回は、赤ワインを7種類飲みながら学びました。
総論で学んだ「外観、香り、味」の順で評価する練習をします。
外観はそれなりに評価ができるようになってきましたが、香りや味はたくさん練習が必要そう!

コネタ的に学んだことを列挙します。

薄い色→皮の薄い種類( Gamay etc)、タンニンが強い
濃い色→皮の厚い種類( Malbec, Shiraz etc)、タンニンが弱い

赤ワインの香り
1、赤い果物
2、黒い果物
3、もう少し成熟すると革、タバコなどの複雑な香りになる

樽に入った赤ワインは、フルーツケーキ、スモーキーな香りになること多い
(白ワインはバニラなど)

ピノノワールは、ブドウを育てるのが大変、ワインをつくるのが大変、育つ場所が限られている
→高価(40ポンドくらい出してやっとベルベットのような質感で香りの長いピノノワールを買える)

「寒い冬、暖かい春、暑い夏、温暖で長い秋」が揃った年がいわゆるワインの当たり年。
ワイン店のvintage chartをワイン産地ごとに確認するのがおすすめ
はずれ年もワイン製造者が水抜きをしたりと工夫をして、最近は質が確保されている

ワインのアルコールが14%以上だと全体のバランスが難しくなる。
そして、あまりアルコールが高いと二日酔いの原因。

多少酸味がある方が、食事に合う。
→一口ごとに酸味が口の中をすっきりさせてくれる

酸味は酸化を防ぐ。
→呼吸をさせたいときはデキャンタを使うと効率的

世界のワインはフランス方式であるが、イタリアワインは全く別。
それはそれで単独に勉強をする必要がある。
イタリアが独特なのは、地形によるところが多く、山と海に挟まれていて、緯度は南仏から北アフリカと長いため。

ワインの値段は人気でも決まるため、人気が低めのドイツ産やロワール産は質に対して安めに手に入る。

赤ワインで一番人気はボルドー産だけれど、ランクがまちまちで最高級から最低級まである。
ボルドの河の左岸は平坦な地形で、
50% cabernet sauvignon
40% merlot
10% cabernet frac
などの混ぜ方が多く、有名どころはhaut medocなど。
河の右岸は隆起のある地形で、
80% merlot
20% cabernet franc
などの混ぜ方が多い。
有名なワイン評論家のRobert Parkerさんの評価方法 ではボルドーの右岸的なワインが評価が高くなるようになっている。
したがって、スーパーで売るワインもこれを目がけて味の調整がされている。
(で、私を含む出席者の多くがこの味が好きでした☆ 講師の先生曰く「メディアに惑わされず自分の好みを確立しましょう。僕は左岸的なのが好き」とのこと)


講義後の質問の回答では、以下のポケットブックが一番有名でしょうとのこと。
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こちらの映画もちらっと話題になりました。
私以外の出席者は皆知ってる雰囲気でした。

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