日本人、コロンビア人、エジプト人のカイロ | 女医の国際精神保健

女医の国際精神保健

精神保健および公衆衛生を軸に、韓国、ロンドン、ジュネーブ、ニース、フィジー、赤道ギニア、東京、インド。
他にも、旅行、馬術、音楽、写真などについて記載しています。

「そろそろルクソールからコロンビア人の友人が夜行で着くはずなんだけれど」
二人で朝ご飯しながら、首をかしげて。

精神科女医のロンドン大学大学院進学


絞り立てのオレンジジュース
熟れたバナナ
アラビア語のactivia
もう朝から満足の私☆
食材の豊かそうな国ですね。

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アラビア語なミントティー
お湯を沸かすのは中東ブランド「princess」で☆

「もう出勤の時間だから、会社で電話を待つ事にするわ」
「いってらっしゃーい。また、晩ご飯でね~」


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あらまー素敵なバルコニー。
しかも、太陽が良い感じ☆
ロンドンで太陽に飢えてる私にとっては、最高に贅沢空間。


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下の景色も素敵~
カイロ一日目は、「ヒナタボッコ」!
日向でガイドブックと、小説をなんとなく読んで、うっとりノビノビ~。

そこへ、コロンビア人が帰宅。
初めまして~。

今日がエジプト最終日の彼が行きそびれていたというtulunモスクへ行くことに。
運転手さんに、換金のための銀行経由でモスクへピュ~っと連れていってもらいました。


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本来は裸足になるべきなのですが、床の状態が悪いここでは、靴にカバーをします。
カバーを脱ぐ時に1エジプトポンド(約20円)の寄付をするのが良いようです。
(時折、「もっと出して」と言われるようですが、ニコニコしながら聞き流す~)


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修復の様子などがパネルになっています。


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厳か!
この周囲をぐるっと一周。


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修学旅行生でしょうか?
エジプト学生のご御一行もいました。


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外のこの飾りは、ちょっと私のお気に入り。
そして、空が青いのよ~。太陽が降り注ぐのよ~。


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ロバが働いています。


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馬が働いています。


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羊がいます。


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猫がいます。
なんだかエジプトの猫は、首が長め、耳が大きめ、鼻筋しっかり目の野生味のある雰囲気です。
好み!


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香辛料も豊富。


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果物も豊富。
なんだか、全体的にインドと雰囲気が似てる気がするのですが、どうでしょうか?


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でも、やはりイスラム色が強いですね。
エジプト人友人いわく、ここ最近、髪のみでなく、顔を覆う女性が急増しているのだそうです。
大変保守的な傾向があると、彼女は嘆いておりました。

「ハンハリーリでお土産を買いたい」
とのことで、タクシーでピュ~。
(あとから地図をみると実は歩けた距離かもしれませんが。。)


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強引な客引きについて行っちゃったり。
「山本山」
「バザールでござーる」
「もってけ泥棒」
と言われて、毎度感心したり。


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この付近は、おそらく車の交通量が多い地区です。
そして、皆が思い思いに、走行し、歩行し、話し、笑い、食べてます。


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これ何だろう?
とても興味ありましたが、声かけたら放してくれそうにないので、観察のみ。


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皆、お茶大好き。
暑いしね。
どうやら凄い甘いティーみたい。
なんとなく食中毒を警戒し、挑戦できなかったけれど、友人いわくエジプトの気分を味わえるけれど、水道水を使うので時折生臭いと。。。
(ナイル川の水そのまま?な訳ないですね)


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女性は強いです。
本気の買い出しです。


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お腹すいた!
というわけで、レストランを探しましたが、中々見つからず、タハリール広場へ移動。
ガイドブックをみてると、なんとなく私の記憶をかすめるレストラン発見。
ここは確か20年前に家族旅行で御飯した場所!
すごい美味しかった記憶あり!!


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内装も変わってない気がする。
今でも、エジプト料理を出すお店としてカイロを代表して頑張ってる様子。

友人君はモロヘイヤスープ(このお店の代表料理らしい)
私は羊肉の煮込み
美味☆

友人君はコロンビアでクラシックの音楽家の勉強をした後、現在ドイツで哲学の勉強をしております。
すごく繊細な感じで色々よく観察しています。
そんな彼との会話もなかなか楽しかったです。
私はどちらかというと完璧じゃなくても機能すれば良しとするタイプ。
彼は理論がきちんとしてからでないと取り組みたくないタイプ。
そして、そんな彼がベジタリアンなのも納得。


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一回家に帰りましょうというわけで、地下鉄へ。
このタハリール広場の最寄り駅sadatは地下鉄が4本交差する主要駅。
通勤時間帯は特に人が多いです。
意外と旅行者がいないので、私達はなんだか目立つみたい。
1ポンド(約20円)で乗車券を買うのですが、無表情のおじさんが機械的にお金と券を交換してます。
初めて券を購入する私のテンポが遅くて、おじさんは??の表情で私を見上げます。
分かりやすいほど外国人の私の顔を見て、納得してくれました。
失礼いたしました。
この際、カイロッ子は全く列も順番も守りません。
リズムとテンポに乗り、流れで券を買わないと!


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飾り気のない電車です。
(sadat駅は地下)
広告もありません。
車内放送も校内放送もありません。
駅名が大きな字でアルファベットとアラビア語とで書いてあります。
混み合ってる車内に乗り込むときには、おじさん同志が肩を組んで一緒に乗ったりします。
誰も乗り遅れないように。
社会の結束が固いように思います。


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女子車両もあります。
痴漢対策もあるようですが、イスラム教的には女子と男子を分けたいようです。
電車自体は5分に一本くらい走ってる印象です。
中々快適。


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駅を降りて友人ちゃん宅へ歩いて行く間にはこんな花屋さんもあって、良い感じです。
少々郊外のここは住宅街です。
町中に比べると静か。


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家の前でひょこっといた猫。
なんだか神秘的な雰囲気です。
アラブの猫なのね。


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大使館勤務の終わった友人ちゃんと合流して、晩ご飯に向います。
晩ご飯で合流するのは、私のLSHTMの同級生の高校の同級生君。
コロンビア人、日本人、エジプト人、私でディナーです。
肉がうまいゾ。

コロンビア人が哲学的な話しをします。
彼の理論上メールもfacebookも世の中の無用のもののようです。
理論はそうでも、それら無しの生活は考えられない他3人はいろいろ反撃☆
しかし、コロンビア人君の意志は固く、すごいものだなあと感心。

エジプト人に宗教のこと、政治のことを聞いてみます。
(こういう話題はさばけた人としかできないので、慎重に聞いてみました)
「イスラエルは嫌いじゃないけれど、信用できない」
そうかあ。
「どの勢力もずっと地位を独占することはできないよ。米国だって10年、20年したら分からない」
5000年の歴史を誇るエジプト人にいわれると、重みが違います。
ピラミッドもあったり、ローマもビザンチンも来た土地だものね。

コロンビア人は夜中の飛行機でドイツへ帰国です。
飛行場へ皆でお見送りです。

いろんなエネルギーをもらったなあと噛み締めながら帰路です。
友人ちゃんは明日もお仕事です。
おつかれちゃん。