うちの部下が、この超忙しいときに、


私の年末の地獄のヨーロッパ出張の間に、


こそこそと私の裏で社内転職活動をし、


新年明けそうそうに、


人に散々お世話になった恩も忘れて、


”社内転職しま~す。これから、一番忙しいときに、前置きもなく抜けてしまって悪いけど、まあ、人生ってそういうものだから。気を落とさないでがんばってね。”


と、しゃあしゃあと言ってのけたことから始まって、


社内で大騒ぎになったお話はしましたが、


結局、彼女が何で私の部を抜けて、他の部に行きたいと決めたかという、


動機を説明するのを忘れていました。


私が、何でこの後の及んで、あんな雑用の多い部署に移りたいわけ?ときくと


もっと面白い仕事ができるから、とか、7年間も同じことをしていてそろそろ転機だと思ったから。だとか、言い訳にもならない言い訳をしていたので、どうも腑に落ちなかったのだが、


実はやっとわかりました。



本当の動機はですね、


金ですよ、金。


うちの部は、同じ会社なのに営業部と比べてあまり給与が高くないのだ。


とはいえ、管理部門としては、人事やら総務なんかと比べると高給だと思うのだが。 社外の相場と比べても、2割程度割高の給与を払っているので、文句をぶーぶー行っている割に本当に止めていく人はすくない。


というのは、他の会社にいったって、うちより給与がもらえる可能性は少ないからなのだ。


人間というのは、給与に関してはめったに自分より低い人と比べて、


ああ、私ってラッキー。


と思わないものらしい。


どちらかというと、自分より給与の高い人間と比べて、何であいつがこんなにもらっていて、私はこれしかもらえないの?と言う発想に繋がってしまう。 そこまでは、わかるのだが、ここで、普通の人間は、


ああ、あの人は学歴が違うから、とか

責任の範囲が違うから、とか、

仕事の難しさがちがうから、とか


なんとなく自分を納得させるものなのだが。


まあ、とにかく彼女は仕事柄、全社員の給与が手に取るようにわかるので、


その部署にいって、その役職につけばそれだけ給与が上がるものだ、


と思い込んでいたらしい。


要するに、いまもらっている、給与が26%アップになる、と思い込んでいたということが、ひょんなことから発覚したのだ。 


思い込んでいた、というのは、彼女は社内転属ルールというものがあり、転属の際は5%以上の昇給は社長の許可なしでは認められない、ということが定められているということを、まったく知らなかったのである。 おまけに、彼女はその役職での経験がゼロなため、当然経験豊かな他の連中と同じだけの給与が最初から取れるはずなどなかったのだ。


それで、給与が大幅にあがり、仕事が一番大変になる前に、うちの部から抜けられると思い込んでいた本人は、すっかり有頂天になって、そこらじゅうに触れ回っていたのだ。


彼女のこの行動がいかに会社で大問題になったか、と言うことを一部始終傍観していた、彼女の上長は、先日、


「彼女の転属については、もう一度考え直してみたいのだが。」


と私に電話をいれてきた。 私としては、3月で仕事のピークが終わったら、この女の顔など二度と見たくもないので、


「それは困ります。これだけ大騒ぎになったので、いまさら白紙ということには。 本人もすっかりその気になってますから。 でも、業務取締役からもお話があったと思いますが、3月までは異動させるわけにはいきません。会社全体のリスクで、迷惑があちこちに及びますから。 3月になってから、正式に彼女の異動の日を決めましょう。」


と、はっきりお断りした。


一度これだけ信頼関係がこじれてしまっては、私の部下として大切な情報を流すことはできない。 よく考えてみれば、こんなお荷物をよそ様が引き取ってくれるというのだから、こんなにありがたいことはない。 はっきり言って


ババを引いた


のは向こう。


3月になったら、大幅に浮いた人件費で、やる気のある若い人材を外から仕入れようと思っている。


彼女も、世の中にそんなに自分にとって都合のいい話ばかりがころがっているものではない、ということが、今回のことでよくわかっただろうと思う。







日頃、オサレやファッション、化粧品に全く縁がない、というよりは気を使わない生活をしています。というか、


気を使っているひまがない


というだけなんですが。


だって、14時間ぶっ通しで仕事なんてしょっちゅうだし、


化粧直し時間ゼロというのが通常。


でも、やはり女は女でいないと仕方がない。 完全に男化した女とは思われたくないもんね。 やっぱり、完全に女を捨てるわけにはいかない。 


というわけで、しょうがなく仕事一筋の鉄の女になっている私ですが、おんなじ鉄なら、さびのつかないステンレス女でいたいじゃない。


実はこんな私にも、秘訣があります。



今日は特別に大公開だ~。


1. ステンレス化粧 - 最低限の化粧直し


化粧はとにかく化粧直しが少なくすむようにするのがコツ。仕事で忙しく、化粧室にいって化粧直しなんかしているひまがないもんね。18時間化粧しっぱなし、ということもある。ということで、当然ファンデーションはMAC。


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アイライナーはLancomのLaStylo (絶対崩れない)。 ペンシルなので、とても使いやすく、ぼかしも効きます。





マスカラはクリニークのハイインパクトマスカラ。 
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最大の秘密は、完全にマスカラが乾いてから、指先でまつげを二回くらい軽く触れます。余分なマスカラが取れてパンダ目になりません。 


あと、必須は油とり紙。 これは化粧直ししている時間がない人には、救世主。 これをつかって、テカリを取り、リップグロスを塗れば、ばっちり次の2時間の会議は切り抜けられます。


2. ステンレス肌 - 化粧しなくていいときは全くしない。


飛行機の中では、これが必須。飛行機に乗った後で、吹き出物ができるのも、機内の空気がリサイクルのため。 化粧なんかしてたら、ますますえらいことになります。 でも、いくら素顔でもサンスクリーンは冬でもちゃんとつけること。 あと、リップグロスだけは、つける。それをしないとババくさくなる。どこで、誰と会うかわからないですからね~。 でも、素肌でいると肌が強くなるようなきがします。え、面の皮が厚くなっただけだって?

3. ステンレス髪 - ストレート


ブローなんかしているひまないもんね。最悪な場合は、半が乾きで出社して、車を運転しながら髪を乾かすという荒業もできなくてはならない。最悪の場合は、アップにするか、後頭部の中間くらいでひとつに束ねます。 ただ、注意したいのは、あまり上のほうで束ねるとプロっぽくないし、下で束ねると異常にババくさくなるので、ポジションは非常に大事。


4. ステンレスネイル - 爪はそのまま。


ちょっとエナメルを塗ったりすると、メンテガ大変なので、あたまっから塗らない。 一応、クリームとかは週に一回ぬり、つやは出しますけどね。 剥げかかったエナメルほど、会議中、男性社員が注目するものです。(彼らは決してそういわないけど。みてますよ。)


5. ステンレスファッション - 服は大抵黒基調


いろいろ色物を切ると、コンビネーションがめんどくさい。大体モノトーン。


6. ステンレスシューズ - 靴はハイヒール


背が高いほうが、周りを圧倒しやすいので、徹底的に7-8cmのヒールを履きます。 アメリカでは,やはり背が高いほうがとくみたい。 背が高い人でもちょっとヒールがあったほうがいいような気がします。痴漢撃退にもヒールは有効。


7. ステンレスアイウエア - 黒ぶちインテリめがね


いや、これが効くのよ、とくに。二日酔いのときは。 あと、残業でしょぼしょぼした目も隠せます。


8. ステンレス・スーツ - パンツスーツです。


パンツスーツに限ります。 パンストのでんせんやら、無駄毛の処理時間やら、考えただけでめんどくさい。スカートは2枚しか持っていません。 デンセンは相当評判悪いです。 オフィスの中を走り回ったり、出張であちこち動き回ったり、なんといってもパンツスーツが一番。


9.ステンレス・携帯電話 -ブラックべりーしかないわよ、これは。


ヨーロッパのどこの国に行っても、アメリカでどの州にいっても、会社のメイルが読めるブラックベリーはやはり必須。飛行場での待ち時間や、会議に遅れるて来る人待っている間にメイルの処理。 ステンレス女にはボーっとしている暇はないのだ。



10.ステンレスサバイバルキット ー ミントと水ボトル


自分の口臭には、気が付かない人が多いですが、昼食でたまねぎを食べたりすることが多いアメリカでは、これは必須。私は必ず会議のまえには、一粒。 水ボトルは、空腹でぐるぐる鳴り出したときの救世主。 用心のため、内部会議には必ずもって入ります。外部のときは、のどが渇いていなくても、念のためにもらいます。



ま、こんなところですが、他のステンレス女の皆様はどんな秘訣をお持ちですか?





「何で俺に一言の相談もなく、勝手ににそんな話が進むんだ?大体ディレクターレベルの人事は社長を絡める約束になってるはずなのに、あいつの新しい上長はなに考えているんだ。」


と、手のつけられない怒りよう。 日ごろおだやかな彼なので、こんなに興奮する姿をみるのは、私も初めてだ。


でも、彼が怒る気持ちもわからないではない。後で分かったことだが、彼女の解雇の話は、社長からも何度も要請されていて、CFOは彼女の弁護役を務めていたのだ。 おまけに、彼女は、部下には評判がいいが、人前で上長の悪口をいったり、会社の悪口を言うので、幹部の受けはめちゃくちゃに悪い。 彼としては、まさしく、飼い犬に手をかまれた、という感じである。


おまけに、彼としては前回にも触れたように、内部の機密情報が漏洩するのが立場上一番まずいのだ。彼女に残ってもらうよりは、やめてもらったほうがいい、と思っている人がいたら彼だろう。


それで,何を思ったか、

「業務取締役にはなしてみる」


といきなり電話をとった。 この取締役は彼女の新しい上長の上長である。


取締役は話を聞いてかんかん。


「俺に一言の相談もなくディレクターレベルの移動を決めるなど、もってのほか。 内部に与える影響をかんがえていないのか?あいつに言ってこの話はすべて白紙にもどさせる。」


と言い切った。



げげげ。


この後、社長から昼食に呼ばれて、CFOとCAOと食事に言ったのだが、その際も、CFOは他の2人の幹部に


「だからあいつは早く首にしておけばよかったんだ」


となじられていた。 私も責任を少し感じるが、彼女がCFOの部下だったときに首を切るチャンスはいくらでも合ったはず。これは、彼の人間としての弱さだと思う。(私の弱さでもあるけれど)


しかし、この彼女こんなに社内の重要人物を怒らせて、大騒ぎを起こして、この後どうやって社内で生き残っていくつもりなんだろう。 裏切り者のレッテルが貼られてしまって、この先他部署からオファーがくることは二度とないだろう。 かといって、私はもちろん彼女をこの先かばっていくつもりは毛頭ない。 


一方、当人は裏でこういった話が進んでいることは、全く知らない。 昨日の午後も、しゃあしゃあと、


「来週の金曜の全体会議、木曜に変えてもいいかな。 金曜に新しい職場での全体会議があるから。」


だと。


要するに、こいつのために、他の16人の日程を調整しろ、といっているわけだ。 おまけに、後で分かったのだが、話が正式になってもいないのに、あちらこちらに喋り捲って、もう知らない人がいないくらいだ。


2,3日中にはすべて明らかになることであるが、取らぬ狸の皮算用をして、会社中触れ回った後、すべて白紙になったとしたら。。。


私だったら恥ずかしくて会社には残れないだろう。


皆さんも、社内での転職活動は、くれぐれも慎重に、正しい手順を踏んで行いましょう。



 








新年出社2日目に遠隔地に住む、


直属の部下から電話。


「やめる。」


という。 


動揺を隠しながら、


「それで、次の会社にはいつからはじめるつもり?」


と聞くと、


「実は同じ会社なの。他の部のディレクターのポジションが空いたから、応募したら、オファーもらったのよ。それで,うけたわけ。」


と,しゃあしゃあと言う。


「それはよかったわね。でも、内部での移動というのは、上長に最初に許可を取るというのが、常識よね。私に一言も相談なく、話を決めてしまうの、っておかしくない?私たち、それなりにうまくやってきたと思っていたし、貴方も私の下になってから仕事がしやすい、と言ってたじゃないの。」


というと、彼女は黙り込んで、


「でも、これはあなたがヨーロッパに行っているときで、連絡がつかなかったの。」


とか、冗談のような言い訳。ヨーロッパに行っているときも、携帯はつながるし、メイルは届くし、メッセンジャーで話をすることはできたはず。どこまでも常識知らずなやつだ。


「まあ、それがあなたの希望なら、仕方ないけど、向こうは何時からはじめるつもりなの?」


と聞くと、


「遅くても1月末から。でも、できるだけのことはしてから、いくつもりよ。」


あのな、うちの部はこれから3ヶ月が勝負なんだけど。彼女は長年この道で働いているので、この先の三ヶ月間のプレッシャーがどういうことなのかよく分かっているはずだ。それだからこそ今抜け出したいに違いない。


「あなた、リードするプロジェクトが3月末まで終わらないのって、よく分かっているはずでしょ。」


「でも、それは会社の都合でしょ。私が事故にでもあって、ぜんぜん働けなくなったことを考えたら、よっぽどましでしょ。ありがたいと思ってもらわないと。」


だと。


はっきり言って、明日にでもいなくなってもらったほうが、よっぽどありがたい。 彼女がすばらしくよい社員だ、というわけではなく、彼女が持っている内部事情が、この部にもれるとえらいことになるからだ。


と言おうと思ったのだが、そこはぐっとこらえて、


「CFOにはなしたの?私、彼に相談しないとなんともいえないから。」


と聞くと、


「新しい上長からCFOには話が直接行くから、あなたから話す必要はないわよ。」


だと。



実は、春まで、彼女は私の上長のCFOが直接指導していて、彼からはからは、彼女のこういう、常に自分中心の行動をとったり、周りの迷惑を一切考えないで行動にでたり、締め切りを守らなくてもぜんぜん平気だったり、とういことで、はやく首を切りたいという愚痴を常々聞いていた。 あまりに彼の手におえないので、私の下につけたのだが、それ以来随分と態度がよくなり、周りからも"よく働いている”という評判が出てきて、私も来年あたりは昇進かな、と思ってCFOに相談していたところなのに。



バカバカバカバカバカバカバカバカバカバカ



もともと、実は私が今のポジションについたのも、この彼女がプレッシャーに耐えられず、(そういえばあのときも同様のタイミングだった)やめて田舎に引きこもりたい、と言い出したことがきっかけだったのだが、かといって、田舎に引っ込んでしまったら、当然仕事なんか簡単に見つかるわけはなく、引っ越す前に、ドサクサにまぎれて勝手に自宅勤務の新しいポジションを作って人事と雇用条件確保していった、と言う同じようなことを一度しでかしている。


それで上長に一抹を説明しに行ったのだが、


彼の怒りたるや。。。。




つづく


最近ちょっとブログの方、手抜きになっています。


すみません。


あんまり、11月の末からあまりにもあっちこっち飛び回っていたので、一箇所に落ち着いてパソコンに向かえる機会がなかったのと、新年になってからまた


とんでもない事件


が仕事場で起きまして、すったもんだして時間がないのと、(これについては後で触れます)


なんといっても、


ブログをあける度に


この写真が目に入ってくるので、









いらいらして仕方がないのです。


なんなんだ、平常心のハイテンションというのは。


ただでさえ、テンションの高いストレスパンパンの仕事生活をしているのに、


平常心までハイテンションとは、


はっきり言って死んだ方がまし。


コピー読むだけで血管が切れそう。


おまけにこの服装。カラーjコーディネーションがますますいらいら度を高めてくれる。


ひょろっと生やした無造作なあごひげも、納得がいかない。


そのうえ、火に油を注ぐかのように、


何でひとのこと指差すわけ~。


あんた、ご両親に人様を指差したら、失礼だって教育されてないのお?



せっかく、癒しを求めてブログをはじめたのに、


アメブロ開くたびに


この広告が目に入るので、



イライラいらいらイライラいらいらイライラいらいらイライラいらいらイライラいらいらイライラいらいらイライラいらいらイライラいらいらイライラいらいらイライラいらいらイライラいらいらイライラいらいらイライラいらいらイライラいらいらイライラいらいらイライラいらいらイライラいらいらイライラいらいらイライラいらいらイライラいらいらイライラいらいら


する。


それでついつい避けてしまうわけです。


こんな風に感じるのは私だけ~?  すっかり浦島太郎になってしまった私は、このデュークと言うおっさんが何者なのか全然知らないのですが、とにかく写真見ているだけでいらいらするの。 え、ブログ読めば誰かわかるって?


そ、そんなことできますかいな。


こんな小さい写真でさえ、いらいらするのに。


拡大写真でも出てきたら、脳溢血で死んでしまう。


というわけで、最近ブログがやたら手短になっているのです。


申し訳ない。


早く、このおじさんの写真どこかに消えてくれないかなあ。


いや、悪い人じゃないと思うんですけどね。




だれかなんとかしてくれ~。







スキーのあと、雪景色に囲まれて温泉にゆっくりつかる、


というのは日本のスキーリゾートの醍醐味なのだが、


実はそんな贅沢なスキーリゾートがアメリカにもある、ということが今回発覚したので、ぜひぜひ皆様にご紹介したい。


何を隠そう、コロラドのGlenwood Springsというところで、ここの温泉は硫黄のにおいぷんぷんの本格的な温泉(完全に露天のためちょっと温度は低いが)で、アメリカ最大の大きさということである。 おまけにここから最寄のサンライトスキー場へは車で15分という便利さ。





温泉は硫黄がつよいので、においがすごいが、その分効能があるような気がする。 この温泉にはホテルもついていて、(ホテルに温泉がついている、というのが正しい表現なのかもしれないが、どう見ても温泉がメイン)、朝湯が好きな人にはとても便利。


ちょっとくらい歩いてもいい、と言う人には、以下の写真のホテルコロラドをお勧め。 歴史のあるホテルで、ヴィクトリアン調のスイートは値段も2万5千円くらいから、ととってもお手ごろです。






サンライトスキー場は、ヴェイルなどと比べると、随分サイズ的にも客層的にも落ちますが、混雑のないスキー場で思いっきり滑りたい、と言う方にはお勧め。 一日リフトも45ドルととってもお得だし、コースも結構バラエティに富んでいます。





スキーと温泉、さすがにここまでそろえば、寿司なんかないだろうなあ、と思っていたのが運の尽き。


ありましたよありましたよ。


レストランの名前は、Human Tokyoという恐ろしい名前なのですが、


ここのお寿司は結構いけます。雰囲気はいまいちですが、ネタは新鮮。


予算はあまりないけど、ロッキー山脈でスキーを楽しみたい!と言う方にはぜひお勧めです。




皆様、遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。


やっと3日間閉鎖になっていた高速道路が開通したとのニュースに、道路が混雑する前に、私たちは、2日間缶詰になっていたモーテルから、眠い目をこすりながら朝の5時半に這い出し、氷点下10度の気温の中、凍りつく車に転がりこむようにしてバケーション先から帰路についた。



すっげー新年の迎え方。。。



正直言うと、ここ4、5年の間、ニューイヤーズパーティーで飲みすぎて、新年の日の出どころか、二日酔いで外が明るいうちに起き上がってこれなかったので、朝7時にニューメキシコの雪をかぶった砂漠の果てしない地平線の先に登ってくる馬鹿でかいオレンジ色の太陽を見ながら、一人で感激していた。










やはり、新年の日の出というのは、格別なものがある。 


悲しきかな、ニューイヤーパーティの大酒におぼれて、私はこんな単純なかつ美しいものをすっかり忘れていたのだ。



それにしても、私はなんというラッキー。


カーステレオからは、例の2001年宇宙の旅の主題歌、ドナウ川のさざ波が流れており、とてもこの世とは思えないような異様な状況のなかで、余りの朝日のまぶしさに、朝からサングラスをかけてわけもなくへらへら笑っている私を見て、



お前、頭大丈夫?寒さでおかしくなった?


と優しい言葉をかけてくれる、気の置けない彼も横にいてくれるし。


開通したばかりのハイウエイの端によせられた数え切れないくらいの故障車や事故車の持ち主と比べれば、ちゃんと走っている車に乗っている私はなんとラッキーなことでしょう。今頃、行き倒れになって凍死してるかもしれないもんね。それに比べたら、水増ししたマクドナルドのコーヒーだってあったかいだけましだ。


おまけに12時間のドライブのあと、無事家についたので、明日からは通常に出勤できる。


え、そんなもん全然ラッキーじゃないって?


それなら、これはどうだ。


ここだけの話だが、(彼にはもちろん言っていない)、昨夜は夢に


Brad Pitt


が出てきたもんね。


これでもラッキーじゃないというか? 


初夢の前夜に出てくるのが Brad Pittということは。。。


ああ、今夜床に就くのが待ちきれない~。


皆さんも、ぜひすばらしい初夢を見られますように。。。


では、おやすみなさい。

やっと濃霧のロンドンを脱出できたと思いきや、


今度は豪雪に見舞われて


ロッキー山脈に閉じ込められてしまった。 帰路のハイウエイは豪雪のため、閉鎖。


昨夜、勇敢にも閉鎖されたハイウエイに警告を無視して突っ込んでいった車を何台か見たが、私たちは安全を重視してコロラドスプリングに一泊して道路の様子を伺うことにしたのだが、今朝テレビをつけたら、昨夜勇敢にも閉鎖されたハイウエイに乗り込んでいった何台かが、やはり行方不明になってしまったらしく、大掛かりな捜索作業が行われているらしい。 やはり、大事を取ってよかった。


つい、一ヶ月前にオレゴンが豪雪に見舞われたとき、道に迷った家族が10日間行方不明になり、大騒ぎの末、助けを求めに出て行った35歳の二児の父親が雪の中を行き倒れになったのは、まだ記憶に新しい。




遭難し、亡くなったKim 氏。








そんなことがあっても、アメリカ人はやはり



”自分だけは特別”


と思うのか、無謀にも閉鎖されたハイウエイに乗り込んでいく。世の中に、そんなにリスクを負ってまで先を急がなくてはならない大切なことがあるとは、私には到底理解できないのだが。


理由はどうあれ、迷ってしまったドライバーを捜索するので、今日もまたハイウエイは閉鎖。


ということは、私たちが招待されていた5つ星ホテルでの豪華ニューイヤーズパーティはキャンセル。


せっかく大枚はたいて買ったドレスも着れない。


予約していたヘアサロンもキャンセル。


替わりに、コロラドスプリングより少し南のプエブロと言う田舎町の、ハンプトンインというモーテルで新年を迎えることになってしまった。


5つ星ホテルの予定がモーテル。


新調したBCBGのドレスの変わりにジーンズとスノーブーツ(雪が深いんです)。


サロンのへアスタイリングの変わりに、洗いざらしのプリン頭。


これで新年迎えるのかよ~(涙)。


私ってつくづく華やかな世界に縁がない。



でもね、人生ってこういうものです。 


それに、生きている限りいくらでもゴージャスなパーティーに参加するチャンスはあるのだ。



おかげで、ホテル代やらなにやら5万円くらい浮いたから、悪いことばかりではない。 おまけに、ラッキーなことに、このド田舎で超穴場のステーキハウスを見つけてしまった。雪で足止めにならなかったら、こんな掘り出し物は見つからなかったぞ。


皆さんの中には、プエブロなんていう町に行かれる方は少ないと思いますが、もし私のように足止めを食らってしまったら、ぜひ


La Renaissanceというレストランによってください。


このレストランは古い教会を改造したもので、なかなか赴きがあります。料理のプレゼンテーションは今一歩ですが、ここのプライムリブはなかなかのものです。2人でたらふく食べて、ワインを一本あけても一万円でおつりが来ます。





しかし、私がいつも不思議に思うのは、 どうして給与が高いやつに限って、会社の経費を使いまくるのか、ということだ。


顧客の接待に使う、というのなら、わからないのでもないのだが、全然仕事に関係ない経費なんかも平気でつけてくる。 こんなにもらってるなら、そのくらい自分で払えば?と思うものもちゃんと経費としてつけてくる。


内部の人間と昼食を食べに行って、昼食代はもちろん、駐車料金の2ドルまで平気でつけてくる。昼食代を会社が出してるんだから、駐車料金くらい自分で出せよ、と思うのだが、そんな道理は彼らの頭にはない。


50円くらいの有料道路通過料金なんかも平気でつけてくる。そんなの、よく覚えているなあ、と思うような金額だが、他のことは覚えていられなくても、こういうことはちゃんと覚えていられるからすごい。


去年なんかは、会社の取締役の一人が会社の金を使って、一部の管理職あてにに5万円のクリスマスの贈答品を60個ほど買って、自分の名前で送りつけた、と言う公私混同もはなはだしいことをしてくれた。 当然そんな予算は取っていなかったので、請求書が回ってきたときにはびっくりしたのだが。  まあ、善意でやった、というのはわかるが、それだったら自分の名前でなく会社の名前で送るとか、取締役の本人には送らないとかすればいいのに、まったくそんな配慮はない。要するに、会社の金は自分の金だから、好きなように使っていいと思っているわけだ。


こんな風に、相当公私混同しているのがうちの会社には何人もいるが、中でも一番ひどいのが、マネージメントディレクターのSで、5千万円を超える給与を取りながら、その上つけられるものはすべて会社につける、と言うとんでもないオヤジだ。以前にも、出張で奥さんを一緒に連れて行ったのはいいが、彼女がアイロンがけをベッドの上でしたまま、電源を切るのを忘れて、ベッドカバーに焼け焦げをつけてしまったのだが、その弁償代もちゃっかり会社につけてくる、と言うとんでもないことがあった。はっきりいって、こいつの目に余る横暴のせいで去年旅費規程を大幅に変えることになったので、私としては人事ではない。


彼はエリートがぶっちぎれる日で登場したDerekくんの替わりに、いいとこ取りをしてヨーロッパに駐在となったのだが、その節も、すごい大騒ぎをして、とんでもない家賃のアパート契約をごり押しして通してしまった。 


大体にして、とんでもないオヤジの裏にはとんでもない悪妻がついているもので、引越しする際にも、あれもこれもと、輸送費も会社で規定している金額の2倍の経費がかかった。 ちゃんと規定どおりにしてください、と主張する総務課長にこの悪妻は、直接電話をかけて、


「あんた、私の主人を何だと思っているの?いい加減にしないと、貴方の態度を社長に言いつけるわよ。」


と脅迫したという、すごいババアである。


IT部長にもじきじきに電話をかけて、イギリスに転勤になった後も、アメリカに残る大学生の息子が心配だから、自宅で使うパソコンを一台用意した上、ウェブカメラをつけてくれ、と要請したと言うから、公私混同どころの問題ではない。


今回の私のヨーロッパ出張でも、この恐妻の横暴ぶり閉口した各国の支店長から、文句がぼろぼろ出てきた。とにかく、アメリカにいる頃にまして、このSは、出張とあればすべてこの悪妻を連れて行くらしく、会食のたびいろいろ失礼な発言をしたり、訪問先で買い物をして、それを支社の社員に送らせたり、相当な鼻つまみ者となっている。 私は、ラッキーなことに直接お目にかかったことはないが、彼らの表現によると、


品がなく、

口やかましく、

派手な服をきて、

ブランド品を身につけた、

整形手術のあとがはっきり見える、


典型的な醜いアメリカ人の中年女


ということらしいが、本人は当然周りからそう見られているとは思っていないらしい。


一方、給与が低いスタッフレベルの人間に限って、クッキーやケーキを自分で焼いて会社に持ってきたりすることが多い。会社につけてもいい携帯電話料金をつけなかったりするのも、やはりスタッフレベルや中間管理職の社員である。 


アメリカの会社では、いい人間はえらくなれない、ということなのだろうか。。。

皆様のお祈りのおかげで、無事ロンドンを脱出でき、


奇跡的に前日まで豪雪で閉鎖になっていたコロラドのデンバーの空港に予定通り着陸でき、


今年のクリスマスは、彼の家族と過ごすことができました。



どうもありがとうございます。


ところで、皆さんの中には私と彼と彼のご両親4人の日本珍道中記を読んでくださった方もいらっしゃると思いますが、実はすごい後日談ができてしまいました。



詳しくはこちら。


観光ガイド①

観光ガイド②

観光ガイド③

観光ガイド④

それは、家族9人がクリスマスの晩餐を楽しんでいる真っ最中。


いきなり、彼のお父様が、


「すでに聞いているかもしれないけど、一月の中旬からニューメキシコのサンタフェに引っ越すことにしたんだ。僕はこのままで芸術家として朽ちるわけにはいかない、そのためには、今住んでいる街を離れるしかない、と決心したんだ。」


皆がびっくりして、


「お母さんはどうするの?一緒に行くの?」


と聞くと、


「お母さんは残して、一人で出ることにした。小さいアパートを探して、そこに住むことにする。」


彼は67歳である。 長年住み慣れた街を離れて、600キロほど離れた街に、芸術の道を全うするために一人で移り住むことにしたという。 サンタフェは芸術家が多く住む、刺激の多い街だ。彼の芸術家の仲間も何人かその町に住んでいる。


日本に旅行した際、岡山の旅館で夕食を取っているとき、彼の父親の芸術家としての将来が話題に上った。


「今おかれている環境では、芸術はつづけられない。でも、家族のことを考えると、勝手なことはできないし。」


と、ぶちぶち文句をいうので、


お酒が相当回っていたせいか、私は、彼のお父様だということを忘れて、


「何をしなくてはいけないのか、わかっているんならなぜ行動に移さないの? もう67歳でしょ?何を待っているの?うじうじ考えている間に、人生なんか終わっちゃうわよ。」


「でも、家族は。。。」


「そんなのいいわけよ。子供も成長してるんだから、人に迷惑をかけることも心配する必要はないわ。お母さんは強い人だから、心配する必要はないと思うけど。それとも、お母さんのせいで、やりたいことができない、と言ってる?芸術家として、このまま終わっていいのか次のレベルを目指すのか、すべて貴方にかかっているのよ。もう、言い訳はたくさん。」


とえらそうにお説教をたれてしまいました。


今考えると恐ろしい。


皆、結構酔っ払っていたので、すっかりそんな話は忘れていたのだと思っていたのですが。



その結果、お父様はお母様と別居して、自分の夢を追うと言う結論を出してしまいました。


おまけに、皆の前で、



Drawingsにあれだけ言われて、目が覚めた




と、大胆にも発言されてしまったのです。 ちゃんと覚えてたのかあ。。。


ひえ~。



責任感じるなあ~。 



でも、私は彼が決心してくれてうれしい。



お父さんがんばれ!67歳なんてまだまだ若いぞ。 一花咲かせてくれ!